2025年度当初予算
64.7億円
2024年度執行: 96.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
新たな電波利用システムの導入や通信量の増加に伴う周波数需要の拡大に対応するため、電波を有効に利用する実現性の高い技術について技術的検討(検証手法の確立、実証試験を通じた必要なデータの取得・分析、共用条件等の検討)を行い、技術基準の策定等、当該技術の早期導入を図る。
現状・課題
電波利用システムは国民の日常生活や我が国の社会経済活動における重要な基盤であり、直近10年間で無線局数は2倍以上増加(※)するなど、移動通信分野を中心に電波利用ニーズは拡大し続けている。今後もこの傾向は続くものと考えられ、これらの電波利用ニーズに迅速に対応するには、有限稀少な電波を有効利用することが不可欠である。/そこで、既存の電波利用システムが使用している周波数幅を圧縮することで空いた周波数帯域を他の電波利用システムが使用できるようにしたり、複数の電波利用システムが同じ周波数帯域を共同で使用できるようにしたり、低い周波数帯を使用している既存の電波利用システムをより多くの電波利用システムを収容可能な高い周波数帯へ移行できるようにしたりする等の電波の有効利用を促進する技術について、早期に技術基準を策定等して導入を図る必要がある。//(※)令和5年度末:322百万局、平成25年度末:157百万局(用途別無線局数:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/denpa02.html)
事業の概要
民間企業等に対して、既に開発されている周波数を効率的に利用する技術や周波数の共同利用を促進する技術、高い周波数への移行を促進する技術といった電波の有効利用を可能とする技術に関する技術基準の策定等に向けて必要とされる技術的検討を請け負わせ、当該技術の早期導入を図る。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 64.7億円 | - |
| 2024年度 | 58.1億円 | 96.9億円 |
| 2023年度 | 43.8億円 | 42.9億円 |
| 2022年度 | 73.9億円 | 81.1億円 |
| 2021年度 | 88.0億円 | 86.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A楽天モバイル株式会社ほか
95.6億円
新たな電波利用システムの導入や通信量の増加に伴う周波数需要の拡大に対応するため、既に開発されている周波数を効率的に利用する技術や周波数の共同利用を促進する技術、高い周波数への移行を促進する技術といった電波の有効利用を可能とする技術に関する技術基準の策定等に向けて必要とされる技術的検討を実施。
楽天モバイル株式会社
KDDI株式会社
株式会社三菱総合研究所
日本電気株式会社
一般社団法人放送サービス高度化推進協会
PwCコンサルティング合同会社
株式会社NHKテクノロジーズ
日本アイ・ビー・エム株式会社
沖電気工業株式会社
国立大学法人室蘭工業大学
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)6.0億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B株式会社NHKテクノロジーズほか
1.1億円
地域ごとの特性に応じて電波の適正な利用や電波の有効利用を可能とする技術に関する技術基準の策定等に向けて必要とされる技術的検討を実施。
株式会社NHKテクノロジーズ
株式会社JVCケンウッド
株式会社三菱総合研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・短期アウトカムの外部有識者による評価結果と、長期アウトカムである技術の導入率のつながりを明確にすること。
事業所管部局による点検・改善
今後の無線通信需要の増大に対応するため、電波有効利用を実現することは重要な課題であり、周波数の逼迫を緩和することを目的とする本事業の必要性は認められる。その上で、本事業では、予算要求時、継続時及び終了時の各段階において、案件ごとの効率性や体制の妥当性等について、外部有識者による評価会合において評価を実施し効率的な事業の実施に努めており、着実な成果も得られていることから、特段の問題は見当たらない。
改善の方向性
各案件の効率性等を客観的に判断するため、引き続き外部有識者による評価会合における評価結果を踏まえ、各案件を着実に実施する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・当該事業の実施に当たっては、短期アウトカムにおける外部有識者の所見に対する対応方針を実施者において検討の上、技術試験事務の実施計画に反映することで内容の改善を図る。さらに、実施計画の変更を概算要求に反映するとともに、予算の適正な執行にも考慮する。・短期アウトカムにおける後続アウトカムへのつながりの文章を修正し、短期アウトカムの外部有識者による評価結果と、長期アウトカムである技術の導入率のつながりを明確にした。
成果指標・目標値・実績値
電波有効利用技術の進展
測定指標:外部有識者による評価結果[単位: 点]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 3.5 | 3.9 | 111.42857 |
| 2022年度 | 3.5 | 4.0 | 114.28571 |
| 2023年度 | 3.5 | 4.0 | 114.28571 |
| 2024年度 | 3.5 | 4.2 | 120.0 |
| 2025年度 | 3.5 | - | - |
電波有効利用の実現
測定指標:電波有効利用技術の導入率(無線設備への実装等)[単位: %]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
| 2027年度 | 100.0 | - | - |
| 2028年度 | 100.0 | - | - |
| 2029年度 | 100.0 | - | - |
| 2030年度 | 100.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
技術試験事務の実施
測定指標:技術試験事務の調査件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 16.0 | 23.0 | 143.75 |
| 2022年度 | 13.0 | 16.0 | 123.07692 |
| 2023年度 | 11.0 | 14.0 | 127.27273 |
| 2024年度 | 11.0 | 20.0 | 181.81818 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
楽天モバイル株式会社
オープンな規格を用いた複数事業者の基地局装置に適用可能な通信機器の相互運用性検証機能向上のための技術的検討
28.8億円1費目 ▾
楽天モバイル株式会社
オープンな規格を用いた複数事業者の基地局装置に適用可能な通信機器の相互運用性検証機能向上のための技術的検討
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 直接経費 | 28.8億円 |
株式会社NHKテクノロジーズ
2026年愛知・名古屋アジア競技大会・アジアパラ競技大会に伴って開設される無線局と既存無線局の周波数共用に関する調査検討
3,140万円1費目 ▾
株式会社NHKテクノロジーズ
2026年愛知・名古屋アジア競技大会・アジアパラ競技大会に伴って開設される無線局と既存無線局の周波数共用に関する調査検討
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 直接経費 | 3,140万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。