2025年度当初予算
-
2024年度執行: 1.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業においては、複合操業による新たな操業体制の構築に向け、必要な共通設備やそれぞれの漁法・漁獲物処理に応じた設備の検討・実証等を行い、複合型漁船の効率性・採算性等を検証することを目的とする。
現状・課題
サンマやスルメイカなどについては、海洋環境の変化等による資源状態の悪化などによりサンマの場合は漁獲量が10年前(海面漁業生産統計調査(農林水産省)の令和4年と平成24年を比較)の1/10以下、スルメイカ(同)では10年前の1/5以下になるなど深刻な経営不振を招いている。このため、このような資源変動に柔軟に対応するために、漁法・対象魚種の複合化に取り組み、将来にわたって持続的な経営ができる強い漁船漁業の実現を図る必要が生じている。
事業の概要
海洋環境の変化等に対応するために行う、漁法や漁獲対象種の複合化による新たな操業体制の構築について、既存漁船を用いて前例のない実証的取組を実施し、その効率性・採算性を検証する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 1.2億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
直接ブロック A国立研究開発法人水産研究・教育機構
1.5億円
海洋環境の変化等に対応するために行う、漁法や漁獲対象種の複合化、新たな操業体制の構築等の取組について実証を行い、効率性・採算性を検証。
国立研究開発法人水産研究・教育機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
・本事業は令和6年度第1次補正予算の事業であるが、本事業の実施に必要な工事や機器の入手が令和6年度中に完了困難であったことから、事業期間を令和7年度中に延長したもの。・海洋環境の変化等は引き続き生じており、新たな操業体制の構築などに向けた実証は引き続き必要である。・本事業により新たな操業体制を確立することは、海洋環境の変化等に対応した持続的な漁業経営体の育成に資するものである。
改善の方向性
令和7年度中の事業完了を目指し、適切な予算執行に取り組んでまいりたい。
外部有識者による点検
課題について、複合操業への転換が具体的にどのような困難を伴うのか(例:初期投資、技術習得、販路開拓の課題など)についても深掘りし、本事業がその困難をいかに克服しようとしているのかを明確にすることで、事業の必然性が説得的に示されると思います。アクティビティとして「既存漁船を用いた漁法・漁獲対象魚種の複合化等の実証」と書かれていますが、「等」があることも含めてやや抽象的です。2023年度補正予算で事業費が投入された後、2024年度にも進捗率が38%であった理由として、必要な工事や機器の入手が令和6年度中に完了困難であったと説明されていますので、アクティビティの困難さが伝わるよう、内容に少し具体性を持たせて記載することで、事業の説明を強化できると思います。アウトプットについても、「複合型漁船の効率性・採算性等を検証し、その結果を共有」とありますが、「検証結果」が具体的にどのような形式で、誰に、どのように「共有」されるのかのでしょうか。それらを踏まえて、「複合操業導入マニュアルの作成と配布」「実証結果報告会の開催数」「ウェブサイトでの情報公開」など、成果物の種類と普及方法を具体的に示すことで、アウトプットの説明が強化されます。また、長期アウトカムについて、本事業は新たな操業体制による効率性・採算性の検証が目的であると書かれています。そのため、アウトカムの指標としての検証した隻数とともに、効率性や採算性についての成果を備考や補足説明として記載していただくと、検証の成果がより明確になり、次の事業を計画する際の目標設定などにつながっていくと思います。
成果指標・目標値・実績値
旧:関係者に対して実証により得られた結果を周知・共有新:漁法・漁獲対象魚種の複合化等の具体的な実証
測定指標:旧:実証結果の周知を行った団体数新:本事業により実証が行われた件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
漁法や漁獲対象種の複合化等の新たな操業体制を確立
測定指標:旧:実証を行った漁業種類のうち、複数の漁業許可を取得した件数新:新たな操業体制により操業を行った隻数[単位: 隻]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
既存漁船を用いた漁法・漁獲対象魚種の複合化等の実証
測定指標:旧:本事業により実証が行われた件数新:実証の企画件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。