2025年度当初予算
-
2024年度執行: 1,610万円
事業の目的・概要
事業の目的
生体家畜の長距離輸送について、中継拠点を活用したリレー輸送等による流通体制転換の実証的取組を後押しすることで、2024年問題に対応した持続的な家畜遠隔流通のモデルを構築し、その横展開を通じて、当該課題の解決を図る。
現状・課題
肉用子牛の供給地域には偏りがあることや、乳用初妊牛は主に北海道から全国各地に供給されていること等から、生体家畜は日本国内で長距離・広域流通しており、また、温度管理の問題等もあり大部分の行程をトラック陸送に依存せざるを得ないことから(フェリー内は荷台の温度が上昇し過ぎるため死亡・瑕疵リスクがあることから、風が常に通るトラックによる陸送が主体となっている)、物流2024年問題は我が国の畜産業の持続性を左右する喫緊の課題である。しかし、個別の生産者がそれぞれ物流業者と運送契約を結び都度傭車しており、当該問題への個者の懸念が畜産産地としての対応策の検討・構築につながっていない現状にある。
事業の概要
生体家畜の長距離輸送・広域流通について、家畜移出入産地と生体家畜輸送業者等が一体となって行う、海上・鉄道輸送の活用や中継拠点を活用したリレー輸送等の実証的取組を支援する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 1,610万円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A地方農政局
1,610万円
管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務
九州農政局
近畿農政局
配分先ブロック B宮崎市家畜生体輸送対策協議会ほか
1,610万円
家畜の遠隔流通体制の転換を実証するための事務
宮崎市家畜生体輸送対策協議会
家畜遠隔流通体制転換実証コンソーシアム
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
終了予定
事業所管部局による点検・改善
・肉用子牛や乳用初妊牛などの生体家畜は、国内で長距離・広域流通されているが、生体という特殊性からその移動の大部分をトラックによる陸上輸送に依存せざるを得ない状況であり、トラック物流2024年問題(自動車運送業の時間外労働時間規制等)への対応が課題となっている。そのため、家畜の移出入を行う産地や生体家畜の輸送業者等が一体となり、海上・鉄道輸送の活用や陸路でのリレー輸送など流通体制の転換を目指す実証的取組を支援する本事業は、将来に渡り持続的な家畜流通体制の確立を図る上で重要度が高く、効果的な事業であることから、国費の投入は妥当である。
改善の方向性
・今後、同様の事業が予算措置されることがあれば、事業が十分に活用され、その効果が発揮されるよう周知の徹底や事業実施主体の指導等に努め、事業目的の達成を図る。
外部有識者による点検
・事業目的における「当該課題の解決を図る」について、当該課題が明記されていないため、事業目的がやや不明瞭になっているように思われます。・「点検結果」において、執行率が低くなった原因について、検討した方がよいかもしれません。事業者にとって、事業を活用しやすい仕組み、ないしは、必要とされる事業内容となっていたでしょうか。・事業目的において、「流通体制転換の実証的取組を後押し」する一方で、短期アウトカムの成果目標を生体家畜輸送頭数の「維持」とするのは、矛盾しないでしょうか。つまり、上記の成果目標は、現状の流通体制の維持を目的とするものであり、必ずしも、流通体制の「転換」を後押しするものとなっていないように思われます。
所見を踏まえた改善点・反映状況
長距離・広域流通が一般的な生体家畜輸送では、トラックドライバーの労働時間の制約等の2024年問題により、現状の流通体制のままでは輸送頭数の維持が困難になる懸念があったため、本事業は、海上輸送の活用や中継拠点の活用によるリレー輸送といったこれまでとは異なる家畜輸送体制へ転換するための実証支援を目的としており、目的とアウトカムは合致していると考えている。本事業は業界の課題を踏まえて措置した実証事業であるが、①予算額の半分以上を占める家畜専用トレーラーの開発・導入の実証が結果として取り組まれなかったこと、②複数の事業者が検討していた中継拠点の活用による実証は、当初、複数事業者が取り組む予定であったが、結果として複数事業者が連携し1つの実証を行うことになったこと等により執行率が低くなった。今後とも、業界の課題をよく把握し、状況を踏まえた事業設計や適切な事業執行に努めてまいりたい。
成果指標・目標値・実績値
生体家畜の輸送頭数の維持
測定指標:実証事業で対象とした課題の解消方法を特定できた輸送ルート数/実証事業に取り組んだ輸送ルート数[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 43.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 43.0 | - | - |
| 2025年度 | 43.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
令和2年3月31日に閣議決定された新たな「食料・農業・農村基本計画」における生産努力目標(令和12年度)とする。
測定指標:国産食肉の利用拡大のための国産牛肉の生産量(部分肉ベース)※代表的な指標として、牛肉を設定[単位: 万トン]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 38.0 | - | - |
| 2027年度 | 38.0 | - | - |
| 2028年度 | 39.0 | - | - |
| 2029年度 | 39.0 | - | - |
| 2030年度 | 40.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
家畜のリレー輸送に必要な中継拠点施設等の整備
測定指標:実証取組数[単位: モデル]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 7.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 7.0 | 2.0 | 28.57143 |
| 2025年度 | 0.0 | 0.0 | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
宮崎市家畜生体輸送対策協議会
家畜の遠隔流通体制の転換を実証するための事務
1,090万円4費目 ▾
宮崎市家畜生体輸送対策協議会
家畜の遠隔流通体制の転換を実証するための事務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 輸送費 | 670万円 |
| 賃借料 | 260万円 |
| 機器等購入費 | 110万円 |
| その他 | 50万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。