2025年度当初予算
63.3億円
2024年度執行: 44.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
近年脅威が増大している小型無人機、迫撃砲弾等の対処を低コストかつ短リアクションタイムで可能とする高出力レーザシステムに関する研究を行い、技術的知見を取得し、将来の装備品等に反映する。
現状・課題
近年、民生品の無人機技術の進展に伴い、UAV※を用いた攻撃の脅威が増大している。また、低価格かつ小型UAVの利用が拡大傾向にあり、多数の小型UAVの群制御によるスウォーム攻撃も現実になりつつある。そこで、高出力レーザ技術は、即時対処性、高い費用対効果、弾薬の制限の問題点がないことから、将来の戦闘様相を一変させるゲーム・チェンジャーになりうるとして、諸外国においても実証機による研究が活発化している。一方、我が国においては核融合研究や製造業用の高出力レーザーシステムは存在するものの、飛しょう体を照射対象としたものは研究レベルにとどまっている。そこで、小型飛しょう体を対象とした高出力・高ビーム品質レーザ光源技術及び精密追尾技術を早急に獲得する必要がある。/※ Unmanned Aerial Vehicle
事業の概要
本事業では、平成30年度から令和4年度にかけて電気駆動型高出力レーザシステムを研究試作し、令和3年度から令和6年度にかけて車両搭載高出力レーザ実証装置を研究試作し、それぞれ所内試験を実施して技術的知見を取得し、かつ車両搭載高出力レーザ実証装置については運用的な観点も試験評価する所内試験を実施して研究を終了する予定である。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 63.3億円 | - |
| 2024年度 | 38.7億円 | 44.8億円 |
| 2023年度 | 19.7億円 | 6.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック B三菱重工業株式会社ほか
40.7億円
研究、試験に必要な供試体の設計、製造、役務、備品類等の購入
三菱重工業株式会社
株式会社オカモトオプティクス
株式会社オプトサイエンス
株式会社MITINAS
株式会社プラスラボ
フジ・インバック株式会社
株式会社アクティオ
東芝インフラシステムズ株式会社
Gentec‐EO Japan合同会社
ニッポンレンタカー北海道株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1,870万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック A川崎重工業株式会社ほか
4.1億円
研究、試験に必要な供試体の設計、製造、役務、備品類等の購入
川崎重工業株式会社
NOAH CORPORATION株式会社
株式会社プラスラボ
株式会社ヴェニス
株式会社アクティオ
日本通運株式会社
株式会社レンタルのニッケン
日本成層圏通信株式会社
株式会社ノビテック
株式会社ステージ
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)690万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
外部有識者の所見を踏まえ、適切に対応されたい。
事業所管部局による点検・改善
1.国費投入の必要性 将来の戦闘様相の変化に対応する優れた防衛装備品を創製できるよう、従来の装備体系を変えるような技術に対して重点的に投資し、技術的優位性を確保するため、先進技術を活用した本技術の研究に取り組むことが必要である。2.事業の効率性 本研究は民生技術の知見を取り込むことで、より速やかで効率的な成果の取得を目指していると認められる。3.事業の有効性 進展の著しい民生技術の知見を取り込んで、将来の戦闘様相の変化に対応する優れた防衛装備品を創製するための研究であり、技術的優位性の確保に有効である。4.総合評価 防衛生産・技術基盤の育成や優れた防衛装備品の創製に寄与する要素技術の確立、防衛力強化に資するものと評価できる。
改善の方向性
点検結果を踏まえ、本事業においては民生品の積極的活用や過去の技術的成果の利活用による経費の低減を実施し、経費の抑制が適切になされていた。従来より過去の技術的成果等を積極的に利活用することで経費の抑制を行っているところであるが、同様な視点を他の事業においても適用することが、今後の課題と見込まれる。
外部有識者による点検
本事業において、現在ではすでに脅威となり始めているUAV等に対応する技術を習得することを目指して行なっていることは価値があり、評価できる。
所見を踏まえた改善点・反映状況
高出力レーザーに関する研究について、引き続き着実な研究の進捗に努める。
成果指標・目標値・実績値
技術的課題解明の見通し
測定指標:研究試作において解明見通しを得た技術的課題の数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2023年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
電気駆動型高出力レーザシステムに関する技術的知見の取得
測定指標:試験実施により解明した技術的課題の数[単位: 件]
年度別データを表示(2026〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 4.0 | - | - |
車両搭載高出力レーザ実証装置に関する技術的知見の取得
測定指標:試験実施により解明した技術的課題の数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | - | - |
| 2028年度 | 2.0 | - | - |
研究試作の実施
測定指標:研究試作契約の件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 0.0 | - | - |
※ 2018〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
三菱重工業株式会社
車両搭載高出力レーザ実証装置(協調対処用)(搭載部)
29.0億円1費目 ▾
三菱重工業株式会社
車両搭載高出力レーザ実証装置(協調対処用)(搭載部)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試験研究費 | 29.0億円 |
川崎重工業株式会社
電気駆動型高出力レーザシステムの性能確認試験のための準備等作業(その2)
1.4億円1費目 ▾
川崎重工業株式会社
電気駆動型高出力レーザシステムの性能確認試験のための準備等作業(その2)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試験研究費 | 1.4億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。