2025年度当初予算
1062.4億円
2024年度執行: 498.1億円
事業の目的・概要
事業の目的
安全保障環境が急速に厳しさを増す中、「防衛力の持続性・強靭性」の基盤となる防衛施設の十分な機能を確保させることが重要であり、全国の基地・駐屯地等に所在する約23,000棟の自衛隊施設に対して、老朽対策及び自衛隊施設が保有すべき性能を付与等のため、効率的に施設の更新・改修等の施設整備を実施するとともに、施設の維持管理手法をこれまでの事後保全型から予防保全型へと転換を図る。//※ 事後保全 : 破損等の不具合が発生してから修繕する維持管理手法。/ 予防保全 : 定期的な点検・診断に基づくメンテナンスを行う維持管理手法。
現状・課題
防衛省は、庁舎、隊舎など約23,000棟の建物を保有しており、そのうち、旧耐震基準が適用されていた昭和57年以前に建てられ建物は、約9,900棟で全体の約4割存在し、また、平成15年に自衛隊施設の性能に関する基本的事項を定め、防衛施設として必要な性能の確保を図ることを目的に自衛隊施設の基本的性能基準を定めており、この制定以前に建てられた建物は、約19,000棟で全体の約8割存在する。我が国をとりまく安全保障環境を踏まえれば、必ずしも十分な状況ではなく、施設の強靱化を図っていく必要がある。/また、これまで事後保全型の維持管理を行ってきたため、緊急の修繕や補修など、隊員が自ら実施してきたが、老朽施設が増加し、更に業務効率化などで人員が削減されるなか、隊員による対応も難しくなっている。少子化問題もあり、将来的に更なる人員不足が予想される中、早急に予防保全型維持管理を導入し、適切な維持管理を実施し施設の健全性を保つことが課題。
事業の概要
防衛省は、庁舎、隊舎など約23,000棟の建物を保有しており、そのうち、旧耐震基準が適用されていた昭和57年以前に建てられ建物は、約9,900棟で全体の約4割存在し、また、平成15年に自衛隊施設の性能に関する基本的事項を定め、防衛施設として必要な性能の確保を図ることを目的に自衛隊施設の基本的性能基準を定めており、この制定以前に建てられた建物は、約19,000棟で全体の約8割存在する。我が国をとりまく安全保障環境を踏まえれば、必ずしも十分な状況ではなく、施設の強靱化を図っていく必要がある。/このため、自衛隊施設の更新・改修等の施設整備を行うことで、老朽対策及び自衛隊施設が保有すべき性能(防護性能)を確保するとともに、更新・改修等をした施設について著しい機能低下が生じないよう予防保全型の維持管理へ転換していくものである。/本事業の実施内容は、①自衛隊施設の老朽対策及び防護性能の付与、②DFIS(防衛施設建設情報管理システム)へのデータ蓄積、③予防保全型維持管理への転換、である。/これらのうち、①は令和5年度から令和9年度にかけて実施、②及び③は①が完了した建物より順次実施していく。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1062.4億円 | - |
| 2024年度 | 293.4億円 | 498.1億円 |
| 2023年度 | 205.0億円 | 1847.2億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
※「要確認」と表示している年度は、元データ上の歳出予算現額に対して執行額が通常範囲を大きく超えているため、表示を保留しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A北関東防衛局ほか
498.1億円
北関東防衛局ほかへの示達
北関東防衛局
九州防衛局
近畿中部防衛局
南関東防衛局
熊本防衛支局
北海道防衛局
沖縄防衛局
中国四国防衛局
東北防衛局
帯広防衛支局
配分先ブロック B前田建設工業株式会社ほか
471.0億円
建設工事
前田建設工業株式会社
青木あすなろ建設株式会社
安藤ハザマ・大勝建設共同企業体
株式会社鴻池組
村本建設株式会社
東亜建設工業株式会社
前田建設工業・丸尾建設建設共同企業体
前田建設工業・前田道路建設共同企業体
大成ロテック株式会社
鹿島道路株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)137.8億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C株式会社ムラシマ事務所ほか
27.1億円
設計業務等
株式会社ムラシマ事務所
株式会社産研設計
株式会社総合設備コンサルタント
一般財団法人経済調査会
株式会社駿府設計
株式会社吹上技研コンサルタント
日本工営株式会社
パシフィックコンサルタンツ株式会社
山下設計・復建エンジニアリング共同体
株式会社協和コンサルタンツ
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)4,330万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
事業の進捗に伴って実施する活動を細分化し、当該結節における取組を成果目標や成果指標とするなども検討されたい。執行率が低調のため、要因を分析の上、必要に応じて執行状況を概算要求等に反映されたい。
事業所管部局による点検・改善
1.必要性 我が国の防衛上必要な機能・能力として、まず、我が国への侵攻そのものを抑止するために、迅速かつ粘り強く活動し続けて、相手方の侵攻意図を断念させられるようにする必要がある。施設の抑止力である「持続性・強靭性」を強化するために、防衛力整備計画では全国の基地・駐屯地において、これらの既存施設及び港湾・飛行場などの施設の更新を行い、最適化事業と称して、老朽施設を一新し防護性能を付与する計画。 最適化事業において更新した施設が、将来また老朽化して防衛上必要な機能を失わないために、その後の維持管理を考慮した設計や民間力を取り入れた管理方法などを取り入れていく。また、DFISにてデータを一元管理し、予防保全への転換を図る。2.効率性 最適化事業には大型契約やPPP/PFIを取り入れるなどでより早期に事業を進める工夫を導入。 DFISに施設データを一元化することにより、全施設の状況把握、必要な予算を統一的に把握する事で、予算の平準化など効率的な予算要求の実施が可能。また、計画的な要求をすることで予防保全を実施する。3.有効性 最適化事業として取り組むことにより、おおむね10年後までに、防衛施設の更なる強靱化を図る。 予防保全を実施することにより、施設の防護性能を常に健全に保ち、また予防保全へ転換することでコスト縮減に繋げる。
改善の方向性
今後は、建設時においても維持・管理までを見越した設計や計画が必要。PFIはもちろん、他の発注方式においても将来にわたる維持・管理を民間委託するなど、予防保全に向けての取組を進めていきたい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
内局及び地方局が連携を行い執行体制を確保することで、引き続き執行率の改善に努める。
成果指標・目標値・実績値
DFISへのデータ蓄積の前提となる自衛隊施設の防護性能の確保及びDFISに蓄積されたデータに基づく予算要求及びLCCコスト縮減
測定指標:約105地区/5年[単位: 地区]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 35.0 | - | - |
| 2026年度 | 70.0 | - | - |
| 2027年度 | 105.0 | - | - |
防衛力整備計画の5年間において防護性能の付与を完了させ、DFISに蓄積されたデータに基づく維持管理、及びLCCコスト縮減を実施する。
測定指標:283地区[単位: 地区]
年度別データを表示(2028〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 140.0 | - | - |
| 2029年度 | 175.0 | - | - |
| 2030年度 | 210.0 | - | - |
| 2031年度 | 245.0 | - | - |
| 2032年度 | 283.0 | - | - |
※ 2023〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
自衛隊施設の持続性・強靱性を確保
測定指標:自衛隊施設に付与した持続性・強靱性の維持・継続[単位: 地区]
年度別データを表示(2036〜2036年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2036年度 | 100.0 | - | - |
自衛隊施設の防護性能付与、DFISへのデータ蓄積及び予防保全型維持管理への転換
測定指標:最適化事業後約35地区/年[単位: 地区]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 35.0 | - | - |
| 2026年度 | 70.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
前田建設工業株式会社
岐阜(4)格納庫新設建築その他工事
24.7億円1費目 ▾
前田建設工業株式会社
岐阜(4)格納庫新設建築その他工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 施設整備費 | 24.7億円 |
株式会社ムラシマ事務所
富士外(6)空調設備改修設備設計
2.4億円1費目 ▾
株式会社ムラシマ事務所
富士外(6)空調設備改修設備設計
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 施設施工庁費 | 2.4億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。