2025年度当初予算
4.2億円
2024年度執行: 1.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
2050年カーボンニュートラル及び2030年度温室効果ガス46%削減(2013年度比)の達成に向けては、企業の脱炭素化を推進することが重要である。また、企業における情報開示基準の策定が国際的に進んでおり、企業単体のみならず、バリューチェーン全体での排出量削減に向けた動きが広がっている。/こうした背景の下で、本事業は、企業と連携して排出量の算定・削減に取り組む金融機関、及びバリューチェーンに関わる中小企業の排出量算定及び脱炭素事業に取り組む地域金融機関にアプローチし、脱炭素に資する設備投資への融資に対しての利子補給支援を通じて、金融機関の脱炭素化に関わる行動変容とバリューチェーン全体での排出量削減を目指すものである。
現状・課題
2023年6月に最終化された国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の基準を踏まえ、我が国においても具体的なサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)の公開草案が公表されるなど、国の内外において、Scope3も含めた開示の動きが加速している。/その一方で、内閣府の調査(※)によれば、「脱炭素目標の内容に応じて、取引先の変更を検討している」「脱炭素目標の設定を取引先にも促している」と回答した企業は全体の1割程度にとどまるなど、取引先企業に対しての脱炭素化に関する要請等が十分に浸透していない現状が窺えている。/企業の資金調達に際して金融機関から融資を受ける間接金融が大多数を占めている我が国においては、資金の「出し手」である金融機関がバリューチェーン全体での排出量削減に向けて働きかけることで、融資を受けようとする企業の行動変容を促したい。/※内閣府「我が国企業の脱炭素化に向けた取組状況ーアンケート調査の分析結果の概要ー」
事業の概要
(1)地域ESG融資促進利子補給事業 ※令和6年度に事業終了、令和6年度結果を記載/地域循環共生圏の創出に資するESG融資であって、地球温暖化対策のための設備投資等に対する融資を行う金融機関に対し、当該融資について、年利1.0%を限度に利子補給を行う。/ ① ESG融資目標設定型/ ② CO2削減目標設定支援型/(2)地域脱炭素融資促進利子補給事業 ※継続のみ、令和8年度に事業終了予定/投融資を通じた地域の脱炭素化に積極的に取組む地域金融機関※を対象に、地球温暖化対策のための設備投資に対する融資について、年利1.0%を限度に利子補給を行う。/※TCFD関係の皆様への賛同を表明する地方銀行及び"E"に着目したESG融資に関する数値目標を設定する信用金庫又は信用組合/(3)バリューチェーン脱炭素促進利子補給事業 ※令和11年度に事業終了予定/ ①バリューチェーンにおける排出量の把握、削減計画の策定等について企業と連携して取り組む金融機関を対象に、当該バリューチェーンに関わる中小企業の脱炭素に資する設備投資に対する融資について、当該融資先企業による自社の排出量の算定・報告・公表等を条件に、年利1.0%を限度に利子補給を行う。/ ②排出量算定を含む取引先の脱炭素化支援に取り組む地域金融機関を対象に、脱炭素に資する設備投資に対する融資について、融資先企業による自社の排出量の算定・報告・公表等を条件に、年利1.0%を限度に利子補給を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4.2億円 | - |
| 2024年度 | 4.9億円 | 1.3億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 4.2億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A一般社団法人環境パートナーシップ会議
1.3億円
利子補給事業に係る審査・交付
一般社団法人環境パートナーシップ会議
配分先ブロック C株式会社北都銀行ほか
6,070万円
地球脱炭素に資するESG融資のうち地球温暖化対策のための設備投資への融資
株式会社北都銀行
株式会社三十三銀行
株式会社北國銀行
株式会社荘内銀行
株式会社秋田銀行
株式会社中国銀行
高山信用金庫
株式会社栃木銀行
株式会社滋賀銀行
株式会社四国銀行
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1,080万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック B株式会社三十三銀行ほか
2,830万円
地域循環共生圏の創出に資するESG融資のうち地球温暖化対策のための設備投資への融資
株式会社三十三銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社七十七銀行
観音寺信用金庫
株式会社北都銀行
株式会社中国銀行
株式会社富山第一銀行
株式会社東邦銀行
株式会社愛媛銀行
株式会社みなと銀行
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)10万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック D株式会社三井住友銀行ほか
610万円
バリューチェーン全体の排出量削減のための設備投資への融資
株式会社三井住友銀行
株式会社中国銀行
株式会社青森みちのく銀行
株式会社栃木銀行
株式会社北陸銀行
株式会社三十三銀行
株式会社西京銀行
川崎信用金庫
株式会社北都銀行
阿南信用金庫
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
外部有識者の所見も踏まえ、本事業の効果検証を行い、事業の見直しを図り、より効果的かつ効率的な事業実施に努めること。
事業所管部局による点検・改善
・地域ESG融資促進利子補給事業では、補助対象となった設備投資等が稼働することによりCO2排出量の削減に大きく寄与できた。・地域脱炭素融資促進利子補給事業では、指定金融機関数が過去最多の100機関となる。脱炭素に資する融資に取組む金融機関について裾野を広げられた。・金融機関を通じたバリューチェーン脱炭素化推進のための利子補給事業では、指定金融機関数は84機関と初年度ながら多数の申請。但し、融資案件の小型化や後続制度の初年度で指定金融機関側の利用が少なかった事で執行率は見劣りした。
改善の方向性
・制度の利用方法や利点の周知を指定金融機関に実施し、執行率の改善を図る。・金融機関に利子補給制度の利点や前年度からの改善点を勉強会、面談などを通じて紹介して指定金融機関数の増加を図る。
外部有識者による点検
これまで様々な脱炭素社会達成のための事業への利子補給策が講じられてきたが、その効果についての評価が不十分なまま、ここでも利子補給策が採られる意味が不明である。利子補給以外に金融機関の融資行動に変容をもたらす施策が考えられも良いのではないか。たとえば、脱炭素に向けた事業に対する融資状況の報告・公表など、情報手法によることも考えられよう。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・外部有識者の所見も踏まえて効果検証や事業の見直しを図り、より効果的かつ効率的な事業実施に努める。
成果指標・目標値・実績値
「地域ESG融資促進利子補給事業」の対象となり得る融資を行う金融機関を増加させる
測定指標:「地域ESG融資促進利子補給事業」における指定金融機関の数(単年度)[単位: 社]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 14.0 | 14.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
「地域脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となり得る融資を行う金融機関を増加させる
測定指標:「地域脱炭素融資促進利子補給事業」における指定金融機関の数(単年度)[単位: 社]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 31.0 | 31.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 22.0 | - | - |
「バリューチェーン脱炭素促進利子補給事業」の対象となり得る融資を行う金融機関を増加させる
測定指標:「バリューチェーン脱炭素促進利子補給事業」における指定金融機関の数(単年度)[単位: 社]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 100.0 | 84.0 | 84.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
「地域ESG融資促進利子補給事業」の対象となる地域循環共生圏の創出に資するESG融資のうち、地球温暖化対策のための設備投資融資の促進
測定指標:「地域ESG融資促進利子補給事業」の対象となる地球温暖化対策の設備投資への融資額(環境金融の拡大に向けた利子補給事業における令和元年度からの累計)[単位: 百万円]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 59449.0 | 59449.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
「地域脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となる地域脱炭素に資する融資のうち、地球温暖化対策のための設備投資融資の促進
測定指標:「地域脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となる地球温暖化対策の設備投資への融資額(環境金融の拡大に向けた利子補給事業における令和4年度からの累計)[単位: 百万円]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 16360.0 | 16360.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 16360.0 | - | - |
「バリューチェーン脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となる企業の脱炭素に資する設備投資に対する融資の促進
測定指標:「バリューチェーン脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となる脱炭素に資する設備投資への融資額(令和6年度からの累計)[単位: 百万円]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 101754.0 | 4469.0 | 4.39196 |
| 2025年度 | 203508.0 | - | - |
| 2026年度 | 305263.0 | - | - |
「地域ESG融資促進利子補給事業」の対象となる設備投資により、CO2削減を達成する
測定指標:「地域ESG融資促進利子補給事業」の交付対象融資の対象となった設備によるCO2排出削減実績(環境金融の拡大に向けた利子補給事業における令和元年度からの累計)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 1606080.0 | - | - |
「地域脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となる設備投資により、CO2削減を達成する
測定指標:「地域脱炭素融資促進利子補給事業」における交付対象融資の対象となった設備によるCO2排出削減実績(環境金融の拡大に向けた利子補給事業における令和4年度からの累計)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 99206.0 | - | - |
| 2027年度 | 99206.0 | - | - |
| 2028年度 | 99206.0 | - | - |
| 2029年度 | 99206.0 | - | - |
| 2030年度 | 99206.0 | - | - |
※ 2024〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
「バリューチェーン脱炭素融資促進利子補給事業」の対象となる設備投資により、CO2削減を達成する
測定指標:「バリューチェーン脱炭素融資促進利子補給事業」における交付対象融資の対象となった設備によるCO2排出削減実績(令和6年度からの累計)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 187629.0 | - | - |
| 2027年度 | 375258.0 | - | - |
| 2028年度 | 625430.0 | - | - |
| 2029年度 | 656701.0 | - | - |
| 2030年度 | 656701.0 | - | - |
※ 2025〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
地域循環共生圏の創出に資するESG融資を増やすことで、環境金融の拡大や経済のグリーン化等に寄与する
測定指標:「地域ESG融資促進利子補給事業」における交付決定件数(単年度)[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 32.0 | 31.0 | 96.875 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
ESG融資のうち地域脱炭素に資する融資を増やすことで、環境金融の拡大や経済のグリーン化等に寄与する
測定指標:「地域脱炭素融資促進利子補給事業」における交付決定件数(単年度)[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 49.0 | 49.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 49.0 | - | - |
脱炭素に資する設備への融資を増やすことで、バリューチェーンにおける排出量の削減を拡大する
測定指標:「バリューチェーン脱炭素促進利子補給事業」における交付決定件数(単年度)[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 116.0 | 81.0 | 69.82759 |
| 2025年度 | 116.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般社団法人環境パートナーシップ会議
地域脱炭素融資促進利子補給事業
6,070万円1費目 ▾
一般社団法人環境パートナーシップ会議
地域脱炭素融資促進利子補給事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 6,070万円 |
株式会社北都銀行
地球脱炭素に資するESG融資のうち地球温暖化対策のための設備投資への融資
1,270万円1費目 ▾
株式会社北都銀行
地球脱炭素に資するESG融資のうち地球温暖化対策のための設備投資への融資
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 1,270万円 |
株式会社三十三銀行
地域循環共生圏の創出に資するESG融資のうち地球温暖化対策のための設備投資への融資
750万円1費目 ▾
株式会社三十三銀行
地域循環共生圏の創出に資するESG融資のうち地球温暖化対策のための設備投資への融資
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 750万円 |
株式会社三井住友銀行
バリューチェーン全体の排出量削減のための設備投資への融資
360万円1費目 ▾
株式会社三井住友銀行
バリューチェーン全体の排出量削減のための設備投資への融資
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 360万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。