2025年度当初予算
1.6億円
2024年度執行: 9,130万円
事業の目的・概要
事業の目的
我が国の国民生活や経済活動を支える基幹的輸送インフラである内航海運が、脆弱な事業基盤や船員の高齢化・若手船員の定着率の低下などといった喫緊の課題を解決し、DXやGXといった物流革新等の新たな社会ニーズに貢献していくために、技術開発・実証事業への支援を通じて、内航海運の生産性向上、船員の働き方改革の推進、海事産業の競争力強化などを実現し、今後の社会変容に柔軟に対応できる「強い内航海運」への変革を図る。
現状・課題
内航海運への社会的ニーズとして、物流GX・物流DXによる物流の効率化等が求められている。/一方、内航海運業については、寡占化が進む荷主との硬直的関係や脆弱な事業基盤(99.7%が中小企業)といった特殊な構造もあり、収益性が低く社会変容への対応が困難といった課題がある。/また、内航船員については、職住一体かつ荷役をはじめとする長時間労働の常態化、労働環境を背景とした若年船員の定着率の低下といった課題がある。/これらの課題を解決し、新たな社会ニーズに貢献していくために「強い内航海運」への変革を図る必要がある。
事業の概要
「強い内航海運」への変革に向けて、内航海運の生産性向上や船員の労働環境改善といった課題に対応し、かつ物流革新等の新たな社会ニーズに貢献するための技術開発及び実証に要する費用を補助する。(補助率は事業費の1/2以内)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.6億円 | - |
| 2024年度 | 2.4億円 | 9,130万円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A株式会社きんでんほか
9,100万円
内航海運の生産性向上や船員の労働環境改善といった課題に対応し、且つ物流革新や洋上風力産業への参画といった新たな社会ニーズに貢献するための技術開発・実証事業に対する経費の一部を補助する。
株式会社きんでん
トライボテックス株式会社
新日本海フェリー株式会社
株式会社イコーズ
明港汽船株式会社
株式会社SIM‐SHIP
株式会社ハブネス
ナカシマプロペラ株式会社
一般財団法人日本海事協会
株式会社MTI
MHI下関エンジニアリング株式会社
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
周防灘フエリー株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
強い内航海運への実現に向けて、業界の動向・ニーズ等を踏まえ、引き続きより実効性の高い事業となるよう事業内容を精査しつつ、効率的・効果的な予算執行に努めるべきである。
事業所管部局による点検・改善
様々な課題を抱える内航海運分野について、技術開発の面からもそれら課題の解決に向けた取組を支援している。補助金の運用にあたっては、前身の「海事産業集約連携促進技術開発支援事業」(通称:トップランナー補助金)の運用にあたっての課題も踏まえ、有効かつ効率的な運用に努めている。例えば、補助対象事業者を複数の事業者で構成される事業体とし、事業体の中にユーザーとなる内航海運事業者を含めることで、ニーズに合致した技術開発案件の支援に努めている。また、補助対象事業の公募にあたって以下の要件を提案することとし、提案内容を踏まえて補助対象事業を採択することとしている。・技術開発成果を活用した製品の販売計画および導入計画・技術開発成果を内航業界へ効果的に横展開する手法
改善の方向性
業界の動向・ニーズ等を踏まえ、引き続きより実効性の高い事業となるよう事業内容を精査し効率的な予算執行に努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
所見を踏まえ事業を着実に実施するとともに、より実効性の高い事業となるよう事業内容を精査しつつ、効率的・効果的な予算執行を図る。
成果指標・目標値・実績値
補助金により支援を行った技術開発及び実証事業について、より多くの新技術の製品化を目指す。
測定指標:製品化に至った新技術の件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 3.0 | 1.0 | 33.33333 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
| 2026年度 | 6.0 | - | - |
| 2027年度 | 4.0 | - | - |
| 2028年度 | 4.0 | - | - |
補助金により支援を行った新技術について、より多くの内航船舶への導入を目指す。
測定指標:新技術の内航船舶への導入件数(計画)
定量的な目標値・実績値は確認できません
物流革新等の新たな社会ニーズに貢献するための技術開発及び実証に要する費用を補助金により支援する。
測定指標:補助金により支援を行った技術開発及び実証事業の実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 13.0 | 260.0 |
| 2025年度 | 12.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社きんでん
洋上風力発電作業員移送船専用高摩擦防舷材の技術開発
2,510万円1費目 ▾
株式会社きんでん
洋上風力発電作業員移送船専用高摩擦防舷材の技術開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 2,510万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。