2025年度当初予算
700万円
2024年度執行: 670万円
事業の目的・概要
事業の目的
実効性のある水門等の安全・確実な閉鎖体制の構築を支援することで、水門・陸閘等の安全・確実な閉鎖体制を確保する。
現状・課題
堤防等の開口部に設けられた水門・陸閘等は、津波や高潮等の災害から背後地を守る観点から重要な施設であるが、これらの施設の一部は自動化・遠隔操作化がなされているものの、多くは操作員が施設近傍で操作を行う必要がある。/東日本大震災において、水門・陸閘等の操作に従事した多数の現場操作員が犠牲となり、これを受け、平成26年海岸法改正により、海岸管理者による操作規則の策定が義務化され、操作員の安全確保を最優先としたうえで、迅速・確実に操作を行うこととされている。/海岸管理者による水門等の管理・運用は、この操作規則に基づき実施されているが、外部有識者※から、現場操作員の安全確保を最優先とした上で水門等の操作を確実に実施するという上記教訓を踏まえた考え方が、現場(現場操作員)において次第に薄れてきていること、少子高齢化の進展及び南海トラフ等の巨大地震発生の切迫性に鑑みると、このままでは再び現場操作員の犠牲が出てしまう恐れがあるとの指摘を受けている。/※消防団団長を含む
事業の概要
社会状況の変化に適切に対応する必要があることから、令和6、7年度において「安全を確保した上での確実な閉鎖体制」が構築されているかについて全国的な実態を調査し、あわせて、水門等の閉鎖に係る訓練等について、各地域で工夫して取り組んでいる事例について調査し、優良事例の水平展開を図ることにより、より実効性のある水門等の安全・確実な閉鎖体制の構築を支援する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 700万円 | - |
| 2024年度 | 710万円 | 670万円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A一般財団法人沿岸技術研究センター
670万円
水門・陸閘等の管理・運用に係る事例調査・分析・検討の実施
一般財団法人沿岸技術研究センター
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
事業終了後においても、水門・陸閘等の安全・確実な維持管理体制の確保は引き続き重要な課題であり、本事業の成果も活用しつつ、継続的に実効性のある方策の検討・実施に努められたい。
事業所管部局による点検・改善
安全・確実な水門・陸閘等の操作及び操作従事者の退避を実現するためには、参集訓練や連絡訓練等の単一的な訓練にとどまらず、参集から出動・操作、退避に至るまで一連の流れで実践的な操作訓練を行い、操作・退避の確実性・迅速性を向上させるとともに、訓練結果を踏まえて、操作・退避ルールの改善を継続的に実施し、実効性を向上させていく必要がある。一方で、令和6年度に実施した海岸管理者への調査では、退避訓練を行っていないなど適切な内容で訓練がなされていないものが全施設の約3割、訓練結果を踏まえた操作・退避ルールの見直しが十分にできていないものが全施設の約2割という結果となっている。本事業は、訓練等を効果的に実施している優良事例を収集・整理し、全国に水平展開することで海岸管理者による水門・陸閘等の安全・確実な維持管理体制の確保を図るものであり、津波や高潮災害を防止・軽減する観点から重要なものである。
改善の方向性
引き続き、水門・陸閘等の安全・確実な維持管理体制の確保を目指し、本事業を継続する。
外部有識者による点検
アウトカムの設定は適切であり、目標も達成されているが、本事業は、水門・陸閘等の安全・確実な閉鎖体制の確保という大変重要なものであり、体制の維持には質的な要素も多く含まれものと思われるため、引き続き目標達成に向けて取り組んでいただきたいと思います。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業で作成した成果等を活用しながら、引き続き、水門・陸閘等の安全・確実な閉鎖体制の確保に向けた取組を推進していく。
成果指標・目標値・実績値
大規模地震が想定されている地域における水門・陸閘等の安全な閉鎖体制の推進
測定指標:大規模地震が想定されている地域における、水門・陸閘等の安全な閉鎖体制(統廃合や常時閉鎖、また自動化・遠隔操作化等)の確保率[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 84.0 | - |
| 2023年度 | - | 85.0 | - |
| 2025年度 | 85.0 | - | - |
優良事例を水平展開することで、水門等の安全・確実な閉鎖体制の構築を推進する。
測定指標:優良事例を共有した海岸管理者の数[単位: 者]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 101.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般財団法人沿岸技術研究センター
水門・陸閘等の安全かつ確実な操作・退避ルールの周知及び理解促進に関する調査委託 等
670万円1費目 ▾
一般財団法人沿岸技術研究センター
水門・陸閘等の安全かつ確実な操作・退避ルールの周知及び理解促進に関する調査委託 等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 670万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。