2025年度当初予算
12.0億円
2024年度執行: 13.6億円
事業の目的
近年巧妙化・複雑化するサイバー攻撃により、政府機関、民間企業等において情報漏えい等の被害が頻発しており、サイバー攻撃に対処可能な人材を育成することは急務である。そのため、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)に組織した「ナショナルサイバートレーニングセンター」において人材を育成することで、我が国のサイバー攻撃への対処能力を強化し、国民が安心して安全に利用できるネットワーク環境を実現する。
現状・課題
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発行する「情報セキュリティ白書2024」によると、我が国でセキュリティ人材が不足している企業の割合は、9割超である等、セキュリティ人材が不足している状況にある。巧妙化・複雑化したサイバー攻撃が増大する中で、実践的な対処能力を持つセキュリティ人材育成の重要性は一層増している。
事業の概要
巧妙化・複雑化するサイバー攻撃に対し、実践的な対処能力を持つセキュリティ人材を育成するため、NICTの「ナショナルサイバートレーニングセンター」において、以下の取組を推進(定額補助)。/①国の機関、地方公共団体、独立行政法人、重要インフラ事業者等を対象とした実践的サイバー防御演習(CYDER)/②若手セキュリティイノベーターの育成(SecHack365)/③大阪・関西万博関連組織の情報システム担当者等を対象に、CYDERを基にした人材育成の演習プログラム等を提供(CIDLE)//なお本事業は令和8年度から「我が国のサイバー対処能力強化に向けた人材育成の推進」へ移管。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 12.0億円 | - |
| 2024年度 | 17.4億円 | 13.6億円 |
| 2023年度 | 12.7億円 | 10.9億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
行政事業レビュー推進チームの所見
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・外部有識者の所見を踏まえ、修正や見直しの検討を行うこと。・引き続き、成果指標の目標達成に向け、着実な事業の実施に努めること。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、実践的な対処能力を持つセキュリティ人材を育成することで、我が国のサイバー攻撃への対処能力を強化し、国民が安心して安全に利用できるネットワーク環境を実現することを目的としていることから、国費投入の必要性は確保されている。また事業の完了後には、証憑書類に基づき額の確定を行うなど、適切に事業が実施されたかを確認しているため、事業の効率性も確保されている。
改善の方向性
NICTは、国立研究開発法人として、国の機関や地方公共団体等のサイバー攻撃への対処能力の向上に貢献するため、最新のサイバー攻撃に関する知見を踏まえた実践的な演習を実施しており、引き続き効率的・効果的な予算執行が行われるよう指導していく。
外部有識者による点検
・落札率が予算執行率よりも総じて高いにもかかわらず(下回るのは2件)、当該執行率が78.2%となる理由を記載してほしい。また、毎年、下回っている理由、特に構造的理由があるなら記載してほしい。・アウトカムの数値化が難しい以上、事業内容の継続的改善に資する取組があるなら、その記載がほしい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・落札率が予算執行率よりも総じて高いにもかかわらず(下回るのは2件)、当該執行率が78.2%となる理由を記載してほしい。また、毎年、下回っている理由、特に構造的理由があるなら記載してほしい。 →落札率は予定価格に対する落札額の割合であり、執行率は予算額に対する執行額の割合であるところ、予定価格と予算額は作成プロセスが異なることから、一般に両者は一致しない。特に今回の場合、計算機等の半導体関連物品の不安定な情勢等により、調達の予定に変更が生じたため。また、各年度において効率的な予算執行に努めたため。 ・アウトカムの数値化が難しい以上、事業内容の継続的改善に資する取組があるなら、その記載がほしい。→外部有識者を委員とする実行委員会を年2~3回程度開催し、事業内容の改善策等について議論している。また、アウトカムの数値は引き続きフォローしていく。
令和7年度までにサイバー攻撃への実践的な対処能力を持つセキュリティ人材を育成する。
測定指標:CYDERを受講した人数[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 3000.0 | 2454.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人情報通信研究機構
サイバーセキュリティ演習等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 11.9億円 |
| 人件費 | 1.7億円 |
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 11.9億円 | 9.9億円 |
| 2021年度 | 12.0億円 | 10.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
国立研究開発法人情報通信研究機構
13.6億円サイバーセキュリティ演習等業務
国立研究開発法人情報通信研究機構
株式会社アイ・ラーニングほか
4.8億円CYDER運営支援作業
株式会社アイ・ラーニング
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社シー・エヌ・エス
株式会社アメージング
グローバルセキュリティエキスパート株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社ほか
2.8億円コンテナ等基盤環境運用保守
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
アクセリア株式会社
株式会社HPCソリューションズ
フューチャーセキュアウェイブ株式会社ほか
1.3億円CYDERシナリオ作成支援等作業
フューチャーセキュアウェイブ株式会社
グローバルセキュリティエキスパート株式会社
株式会社TBSグロウディア
9,450万円若手セキュリティイノベーター育成事業「SecHack365」支援作業
株式会社TBSグロウディア
株式会社日立ソリューションズ・クリエイトほか
6,870万円大阪万博向けサイバー防御演習
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
フューチャーセキュアウェイブ株式会社
関西観光開発株式会社
ザ・ストリッパーズ株式会社ほか
6,400万円演習オンライン化等に伴うシステム開発
ザ・ストリッパーズ株式会社
SBテクノロジー株式会社
株式会社セキュアサイクルほか
4,370万円SecHack365修了生ポータル運用
株式会社セキュアサイクル
キー・ポイント株式会社
株式会社イーサイド
ジャパンデータコム株式会社
1,400万円NONSTOP運用作業
ジャパンデータコム株式会社
フューチャーセキュアウェイブ株式会社
1,360万円演習自動化環境(CYDERANGE)運用保守
フューチャーセキュアウェイブ株式会社
株式会社イチカワ西東京ほか
580万円その他(消耗品等)
株式会社イチカワ西東京
リコージャパン株式会社
KDDI株式会社
日本郵便株式会社ほか
380万円周知活動
日本郵便株式会社
三松堂株式会社
株式会社フォーク
板橋監査法人
70万円補助金経理検査
板橋監査法人
| 2022年度 | 3000.0 | 3327.0 | 110.9 |
| 2023年度 | 3000.0 | 3742.0 | 124.73333 |
| 2024年度 | 3000.0 | 4225.0 | 140.83333 |
| 2025年度 | 3000.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和7年度までにサイバー攻撃に対処する組織体制を強化する。
測定指標:地方公共団体のCSIRT整備率[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 79.8 | - |
| 2022年度 | - | 79.9 | - |
| 2023年度 | - | 80.8 | - |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
サイバー攻撃への実践的な対処能力を持つセキュリティ人材を育成する。
測定指標:CYDERの開催回数[単位: 回]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 100.0 | 105.0 | 105.0 |
| 2022年度 | 100.0 | 108.0 | 108.0 |
| 2023年度 | 100.0 | 110.0 | 110.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 106.0 | 106.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
CYDER運営支援作業(講師・チューター業務)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 1.5億円 |
フューチャーセキュアウェイブ株式会社
CYDERシナリオ作成・演習環境構築支援作業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 1.2億円 |
株式会社TBSグロウディア
若手セキュリティイノベーター育成事業「SecHack365」支援作業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 9,450万円 |
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
オンライン演習基盤システム拡充のためのサーバ装置の調達
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 8,610万円 |
ザ・ストリッパーズ株式会社
実機オンライン演習のためのシステム開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 5,930万円 |
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
日本国際博覧会向けサイバー防御演習運営支援
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 5,310万円 |
株式会社セキュアサイクル
人材育成事業におけるオンラインコミュニケーション分析及び指導支援ツールの構築
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 1,480万円 |
ジャパンデータコム株式会社
NONSTOP運用作業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 1,400万円 |
フューチャーセキュアウェイブ株式会社
CYDERANGE運用保守作業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 1,360万円 |
※ 上位10グループを表示(残り3グループ)
オリックス・レンテック株式会社
PwC Japan有限責任監査法人
ザ・ストリッパーズ株式会社
個人A
株式会社大塚商会
株式会社エイム
株式会社one
一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
株式会社ディーキューブ
ヤマト運輸株式会社
株式会社ヤマダデンキ
堀内電機株式会社
株式会社NTTドコモ
株式会社大塚商会
ソフトバンク株式会社
株式会社アルゴグラフィックス
井上事務機事務用品株式会社
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
株式会社エイム
日本電気株式会社
サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム実行委員会
株式会社ベルアドワイズ