2025年度当初予算
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2024年度執行: 24.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
デジタル技術を活用した様々なヘルスケア・医療機器の開発を促進するためには、Personal Health Record(以下「PHR」)等のリアルワールドデータを活用することが重要であり、2050年までにPHR関連産業の市場規模が大きく拡大することが見込まれている。このため、本事業では、異分野連携による実証を通じて、新たなユースケースを創出するとともにPHRを社会実装するために必要となるデータ流通基盤(標準のデータフォーマット、システムなど)を整備し、PHR関連産業の市場成長を加速することを目的に事業を実施する。
現状・課題
PHRの利活用を促進させるためには、供給面及び需要面からの課題に対応する必要がある。まず、供給面においては、ユースケースの創出にはPHR事業者と他業種(飲食・小売等)のサービス事業者との連携が必須であるが、当該サービス事業者はPHRと接する機会が少なく、あまりPHRが認知されていない。このため、PHR事業者がサービス事業者と連携して、新たなサービス提供に取組むことにより、サービス事業者にPHR活用の有用性を理解してもらうことが重要。一方で、需要面においては、現時点での日本国民のPHR利用率は推計17%程度と低いことに加えて、 PHRの収集による適切な効果を得るためには、PHRアプリ等を一定期間以上継続的に利用し、データを蓄積しておくことが必要であることから、継続利用率の向上も大きな課題となっている。このため、 PHRを活用した様々なユースケースを通じて、PHRの普及促進に取り組むことにより、PHRの継続利用につながることが期待される。
事業の概要
本事業では、PHR利活用促進に向けて、ユースケースを創出すべく、個別テーマ(運動・睡眠・食事)ごとに、PHRを活用した事業モデル開発に向けた支援を行うとともに、生活圏の中で集客が見込まれる場所において、PHR事業者とサービス事業者が連携して、PHRを活用したサービス提供に係る実証事業を行い、事業化を視野に入れた連携の可能性についての検証を行う。/あわせて、PHR利活用促進に必要となる、PHR事業を展開するプラットフォーム間の連携に必要となるデータフォーマットやシステムの標準化等を目指した実証事業を実施する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 24.2億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック Aアクセンチュア株式会社
21.9億円
更なるPHRの社会実装を加速化させるため大阪・関西万博の場の活用を見据えたユースケースの創出や情報連携基盤の整備等を行う。
アクセンチュア株式会社
配分先ブロック B株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ ほか
7.6億円
Aからの再委託を受けて、大阪・関西万博の展示に向けた広報、プラットフォームにおけるデータ分析機能の開発、マッチングイベントや実証イベントの開催等を行う。
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
西日本電信電話株式会社
アバナード株式会社
アライド・ブレインズ株式会社
株式会社テクノプロジエクト
株式会社ナディア
株式会社SHIFT
直接ブロック Dボストン・コンサルティング・グループ合同会社
2.4億円
PHRの社会実装に向け、課題やボトルネックの特定やそれを踏まえた注力施策の検討に加え、PHR関連市場規模の試算やユースケースの創出を行う。
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
配分先ブロック E阪急阪神ホールディングス株式会社 ほか
6,820万円
Dから再委託を受けて、日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた実証を行う。
阪急阪神ホールディングス株式会社
株式会社NTTドコモ
森ビル株式会社
株式会社日立製作所
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
株式会社カケハシ
三井不動産株式会社
アライド・ブレインズ株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
少子高齢化が進展する中、PHRサービスを用いた予防・健康づくりや介護支援がますます重要になってきている。また、デジタル化やAIの開発が進む中で、PHRサービス市場のポテンシャルは高まってきている。令和6年度は大阪・関西万博における展示に向けて、ユースケースの創出、情報連携基盤の整備などを行い、PHRサービスのさらなる拡充や国民への周知に繋げることができた。
改善の方向性
本予算事業は2024年度で終了したが、今後も大阪・関西万博に向けた開発した情報連携基盤のさらなる活用や、展示されたサービスの一般的な提供を行い、PHRサービスのさらなる普及に向けて取り組むことで、ヘルスケア産業市場の拡大に繋げていく。
外部有識者による点検
中期アウトカムの設定が必要であることと、本来は民間でできるはずであれば、補助金を使うことの意義を整理することが重要である。また、どのような状態になれば補助金を止めるのか、撤退基準を決める必要がある。
所見を踏まえた改善点・反映状況
現時点においてPHRを活用したサービスのビジネスモデルは存在しておらず、民間から見ても投資に対する収益化は不透明な領域である。さらにデータをもつPHR事業者と生活者との消費接点を持つ産業のサービス事業者の間には未だ距離があり、PHRを活用したサービスの創出に向けてはタッチポイントのないPHR事業者とサービス事業者とをマッチングさせてまったく新しいモデルの構築が必要である。このため国が主導する形で、マッチングを支援しつつ安心・安全なサービス品質を担保しながら、国民が価値を感じられるサービス創出を目指し実施するものである。
成果指標・目標値・実績値
PHRの利活用企業数の拡大
測定指標:マイナポータル連携企業数[単位: 社]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 30.0 | 34.0 | 113.33333 |
ヘルスケア産業市場規模の拡大
測定指標:ヘルスケア産業市場規模[単位: 兆円]
年度別データを表示(2050〜2050年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2050年度 | 77.0 | - | - |
PHRの普及・利活用の促進
測定指標:実証事業参加企業数[単位: 社]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 20.0 | 27.0 | 135.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
アクセンチュア株式会社
令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)
21.6億円3費目 ▾
アクセンチュア株式会社
令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 13.9億円 |
| 再委託・外注費 | 7.6億円 |
| 事業費 | 190万円 |
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(PHR利活用促進に向けた調査及び日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた実証調査事業)
1.6億円3費目 ▾
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(PHR利活用促進に向けた調査及び日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた実証調査事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 9,050万円 |
| 再委託・外注費 | 6,820万円 |
| 事業費 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。