2025年度当初予算
2.6億円
2024年度執行: 2.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)、国連食糧農業機関(FAO)等、水産分野の国際機関と連携し、世界の食料安全保障の確保等に貢献するため、水産資源の持続的利用に係る政策・技術の普及、越境性魚種の資源管理及び途上国におけるフードバリューチェーンの構築への対応に必要な国際協力を実施。
現状・課題
【SEAFDEC】世界的な水産物の需要の増加と水産資源の持続的利用の重要性の高まりを受けて、IUU漁業対策、資源管理、持続的養殖業の推進が一層重要。ASEANにおいては、2020年のASEAN農林大臣会合において採択された「食料安全保障のための持続的漁業に関する決議と行動計画2030」に基づき、SEAFDECがこれらの取組の技術的側面における主導的な役割を担うこととされている。/【FAO】2022年5月のG7エルマウ首脳宣言、7月の国連海洋会議における成果文書、11月のG20バリ首脳宣言等において、IUU漁業を終わらせることにコミットすることが謳われた他、2023年5月のG7広島サミットの首脳宣言でも同様の文言が盛り込まれる見込みなど、国際的に水産資源の持続的な利用のため、IUU漁業対策が一層重要。このため、中立的な立場で世界的なIUU対策を主導しているFAOの活動等を支援。/【WCPFC】我が国にとって重要な中西部太平洋水域で適切な資源管理やIUU漁業対策は重要。WCPFCでは漁獲の迅速かつ正確な報告を確保するため、途上国を含めた加盟国の漁船について、漁獲量等を電子的に報告する電子報告(ER)の導入が決定。また、管理戦略評価(MSE)を用いた管理措置の導入が進んでいる。太平洋島嶼国においてこのような高度な資源管理に対応できる体制づくりが課題。/【ICCAT】大西洋においては我が国漁船の操業だけでなく、アフリカ諸国を始めとする多くの開発途上国も相当量を漁獲。また、大西洋クロマグロについては途上国の漁獲・養殖の多くが我が国に輸出。他方、これら途上国は漁業・養殖の監視取締り能力が低いため、水産資源に悪影響を与え、適切な資源管理を阻害する恐れがあるIUU漁業への対策が喫緊の課題。/【NAMMCO】IWCでは、鯨類資源の持続的利用の必要性を認めようとしない国々からの歩み寄りが見られない等のことが明らかとなったことから、我が国は、科学的根拠に基づいて水産資源を持続的に利用するとの基本姿勢の下、国際捕鯨取締条約から脱退し、令和元年7月から商業捕鯨を再開。商業捕鯨再開にあたり、科学的根拠に基づく鯨類資源の持続的利用を推進することが課題。/このため、NAMMCOが実施している衛星標識技術開発プロジェクトへの参加及び財政的援助を通じ、NAMMCOとの協力関係の維持及び強化を行い、鯨類資源の持続的利用を推進。
事業の概要
①東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC拠出):東南アジア地域における水産資源の適切な管理の推進/②持続的漁業達成事業(FAO拠出):FAOを通じて、国際的なIUU漁業対策能力の向上等を支援/③カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(WCPFC拠出):中西部太平洋における資源管理の推進及びカツオ・マグロ類等の持続的生産及び安定的な供給の確保/④カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(ICCAT拠出):大西洋水域における水産資源の適切な管理の推進/⑤国際的な鯨類の資源管理の推進事業(NAMMCO拠出):国際機関との協力強化及び科学的知見に基づく鯨類資源管理
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2.6億円 | - |
| 2024年度 | 2.8億円 | 2.8億円 |
| 2023年度 | 3.1億円 | 3.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A東南アジア漁業開発セ ンター ほか
2.8億円
各地域・海域における水産資源の適切な管理等の取組の推進等。
東南アジア漁業開発センター
国際連合食糧農業機関
中西部太平洋まぐろ類委員会
大西洋まぐろ類保存国際委員会
北大西洋海産哺乳類動物委員会
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
国際機関から毎年提出される実績報告書や国際機関との年次協議等を通じて、当該機関の事業進捗状況等を確認しつつ、予算の支出先や使途をチェックすることで事業の効率性の確保に努めている。これまでの効率化の取組は以下のとおり。1)平成22年度行政事業レビューの指摘を踏まえ、平成23年度予算から定量的な成果目標を設定。成果目標の達成に向けて、効果的に事業を実施。2)平成24年度公開プロセスの指摘を踏まえ、平成25年度予算要求から、重点課題や重点地域に予算を重点化。3)平成26年度予算要求からは、更に関係省庁・機関と連携して取り組むことで予算の効率化に努めている
改善の方向性
今後も引き続き上記取組を実施し、適切な事業の執行に努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、効率的な事業の実施に努めてまいりたい。
成果指標・目標値・実績値
【東南アジア地域持続的水産業推進事業】SEAFDEC加盟国の行政官等におけるIUU漁業削減や漁獲データ収集に関する取組の理解の醸成
測定指標:IUU漁業削減や漁獲データ収集改善に関するワークショップに参加した人数[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 120.0 | 79.0 | 65.83333 |
| 2022年度 | 60.0 | 73.0 | 121.66667 |
| 2023年度 | 30.0 | 101.0 | 336.66667 |
| 2024年度 | 30.0 | 42.0 | 140.0 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
【持続的漁業達成事業(FAO拠出)】IUU漁業対策に関する知見・経験を国や機関などへ普及
測定指標:ワークショップ等の結果をまとめた発行物やレポートの作成[単位: 本]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 5.0 | 125.0 |
| 2022年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 8.0 | 800.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
【カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(WCPFC拠出)】WCPFC加盟国の資源管理能力の向上及び管理戦略評価に関する理解促進
測定指標:人材派遣数、ワークショップの開催数[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 12.0 | 9.0 | 75.0 |
| 2022年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 12.0 | 3.0 | 25.0 |
| 2025年度 | 12.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
【カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(ICCAT拠出)】加盟国行政官及びコンサルタント等向け資源管理の推進
測定指標:ワークショップへの参加人数[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 20.0 | 17.0 | 85.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
【国際的な鯨類の資源管理の推進事業】NAMMCOが有する鯨類資源管理に関する科学情報の収集。
測定指標:我が国が参加したNAMMCO科学委員会会合等におけるNAMMCO側科学者等の参加人数[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 18.0 | 22.0 | 122.22222 |
| 2022年度 | 18.0 | 19.0 | 105.55556 |
| 2023年度 | 18.0 | 26.0 | 144.44444 |
| 2024年度 | 18.0 | 24.0 | 133.33333 |
| 2025年度 | 18.0 | - | - |
【東南アジア地域持続的水産業推進事業】東南アジア地域における水産資源の適切な管理の推進
測定指標:ワークショップの結果等をまとめた発行物やレポートの作成[単位: 本]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 8.0 | 200.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 6.0 | 150.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 2.0 | 50.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
【持続的漁業達成事業(FAO拠出)】国際的なIUU漁業対策の能力強化
測定指標:違法漁業防止寄港国措置協定(PSM協定)の締約国数[単位: 国]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 75.0 | 75.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 75.0 | - | - |
| 2024年度 | 78.0 | 82.0 | 105.12821 |
| 2025年度 | 85.0 | - | - |
| 2026年度 | 85.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
【カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(WCPFC拠出)】中西部太平洋水域における水産資源の適切な管理のための管理措置の導入
測定指標:地域漁業管理機関を通じてカツオ・マグロ類等資源の適切な保存管理を実現するために採択される保存管理措置の数[単位: 数]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 6.0 | 7.0 | 116.66667 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
【カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(ICCAT拠出)】大西洋水域における水産資源の適切な管理の推進
測定指標:地域漁業管理機関を通じてカツオ・マグロ類等資源の適切な保存管理を実現するために採択される保存管理措置の数[単位: 数]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 8.0 | 17.0 | 212.5 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
【国際的な鯨類の資源管理の推進事業】NAMMCOとの連携の維持・強化を通じた科学的根拠に基づく鯨類の持続的利用の推進。
測定指標:我が国における大型鯨類の捕獲可能量[単位: 頭]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 383.0 | - | - |
| 2026年度 | 383.0 | - | - |
| 2027年度 | 383.0 | - | - |
| 2028年度 | 383.0 | - | - |
| 2029年度 | 383.0 | - | - |
※ 2021〜2029年度のデータあり(直近5年度を表示)
【東南アジア地域持続的水産業推進事業】持続的な水産資源管理の実現のためのIUU漁業削減や漁獲データ収集改善に関する取組を支援する。
測定指標:IUU漁業削減や漁獲データ収集改善に関するワークショップ等の開催回数※令和6年度の実績:令和7年度12月更新[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 12.0 | 6.0 | 50.0 |
| 2022年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 4.0 | 133.33333 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
【持続的漁業達成事業(FAO拠出)】途上国及びRFMOにおけるIUU漁業対策の能力強化。
測定指標:現地説明会・ワークショップ等の開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 10.0 | 8.0 | 80.0 |
| 2022年度 | 5.0 | 6.0 | 120.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 15.0 | 250.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 6.0 | 120.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
【カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(WCPFC拠出)】中西部太平洋における資源管理の推進及びカツオ・マグロ類等の持続的生産及び安定的な供給の確保
測定指標:拠出金を活用して実施する資源管理の推進のためのプロジェクト数[単位: 数]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 6.0 | 4.0 | 66.66667 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
【カツオ・マグロ資源管理能力強化支援事業(ICCAT拠出)】資源管理能力やIUU漁業対策の更なる強化
測定指標:現地説明会・ワークショップの開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
【国際的な鯨類の資源管理の推進事業】NAMMCOとの協力関係の維持・強化を図るため、衛星開発標識プロジェクト関連会合をはじめとするNAMMCO関係者との会合への参加
測定指標:我が国とNAMMCO関係者との会合回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2.0 | 1.0 | 50.0 |
| 2022年度 | 2.0 | 5.0 | 250.0 |
| 2023年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 3.0 | 150.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)5件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
東南アジア漁業開発センター
【東南アジア地域持続的水産業推進事業】東南アジアにおける漁業開発促進のための技術開発、調査、能力開発支援
1.9億円4費目 ▾
東南アジア漁業開発センター
【東南アジア地域持続的水産業推進事業】東南アジアにおける漁業開発促進のための技術開発、調査、能力開発支援
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| プロジェクト費 | 8,340万円 |
| 専門家派遣費 | 5,030万円 |
| 船舶等運用費 | 3,890万円 |
| 現地職員雇用費・消耗品購入経費 | 1,290万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。