2025年度当初予算
-
2024年度執行: 1.3億円
事業の目的
看護師養成や看護現場のデジタルトランスフォーメーション(以下、「DX」という)を促進し、看護業務及び看護職員育成の効率化の推進及びその効果を評価することで、患者に提供される看護サービスのさらなる質の向上を目的とする。/また、地域の複数の関係機関が連携して地域で求められるICT機器を活用した取組を実践し、その効果検証を行い、地域の特性に合わせた訪問看護などのサービスの適正配置や効率化を図ることを目的とする。(補正予算成立後(令和7年12月)に追記)
現状・課題
○2040年に向けて、看護職員の需要は増大すると推計されている。しかし、18歳人口は減少し続けるため、2016年の看護師養成機関の定員数(6.5万人)をベースに試算すると、2016年の18歳人口では看護師を選択する人は18人に1人相当であるのに対し、2040年には12人に1人相当が看護師を選択する必要があり、看護職員の確保は喫緊の課題であると当時に、限られた人数で質の高い看護の提供が求められている。(令和6年3月25日「看護業務効率化取り組みガイド」P3・4抜粋)/○2024年4月からの医師の労働時間上限規制開始に伴い、タスクシフト・タスクシェアが推進されている。/○看護現場においては、看護記録・情報共有等の間接的な業務時間が25.5%(※1)を占め、本来行われるべき療養上の世話や診療補助等の、直接的ケアの時間確保が困難となっている。(※1:平成30年度 「効率的な看護業務のす新に向けた実態調査研究」総業務時間における各業務時間の占める割合(構成比1.0%以上を占める業務))/○病院における看護業務のうち「日々の看護記録」「観察」「患者等からの情報収集」の情報共有や情報収集に係る業務が全体業務の20.5%を占め、高い割合を占めている。(※:令和6年度 「効率的な看護推進の評価に係る実態把握のための研究」総業務時間における各業務時間の占める割合(構成比1.0%以上を占める業務を抜粋))(補正予算成立後(令和7年12月)に追記)/○医療現場のDX化に伴い、看護師等の養成においては医療現場の実情に合わせた教育が必要とされている。/○在宅医療においては、2040年に向けて在宅療養患者が増加する中、限られた人材で訪問看護など効率的なサービスが提供できるよう地域で整備することが課題となっている。(補正予算成立後(令和7年12月)に追記)
事業の概要
○看護現場においては、病院等で看護職員の業務効率化を目的にデジタル技術を導入した看護実践を実施し、看護業務の効率化に対する費用対効果、ケアの質・医療安全の評価等の効果検証を行う。/○看護師等の養成においては、看護師養成所からモデル校を選出し、各モデル校に「情報技術支援員」を派遣し、当該看護師等養成所におけるDX計画を策定し、計画に基づくデジタル技術を用いた教育体制の構築、評価を行う。各モデル校の取組結果をまとめ、看護師等養成所のDXのための必携(ハンドブック、概説書)を作成する。/○病院、診療所、訪問看護ステーション等が連携して、在宅療養生活の整備、在宅医療の関係職種間の情報共有、通院困難な患者のオンライン診療等について、ICT機器を用いた効率的・効果的な看護実践の検証等の実施に必要な経費に対する支援を行う。(補正予算成立後(令和7年12月)に追記)
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 1.3億円 |
| 2023年度 | - | - |
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
砂川市(砂川市立病院附属看護専門学校)ほか
1.1億円看護師等養成所においてもICT機器等を活用した教育の実践、学生指導等を含む看護教育の業務効率化に資する取組とその評価を行うことで、看護現場のDX促進に寄与することを目的とします。
行政事業レビュー推進チームの所見
看護業務及び看護職員育成の効率化の推進及びその効果を評価するために必要な事業であるが、アウトカムとの整合性を踏まえた成果指標がより明確となるよう見直しを行うこと。
事業所管部局による点検・改善
令和5年度補正予算(令和6年度)事業では、事業に参加した病院の事例集を作成し、都道府県や関係団体等へ周知を行った。養成所においても、看護師等養成所のDXのための必携(ハンドブック、概説書)の作成を行った。令和6年度補正予算(令和7年度)に繰り越して執行するものであり、今後の事業実績を踏まえて、点検を行う。
改善の方向性
引き継き事業の適正な事業に務める。
外部有識者による点検
本事業の実施に際しては、アウトカムとの整合性を踏まえた成果指標の更なる明確化と、取組の多様性に応じた評価手法の工夫を検討すること。(大谷 恵未)
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き必要な予算額を確保し適正な執行に努めるとともに、アウトカムとの整合性を踏まえた成果指標の明確化に向けて、成果指標の設定等について見直しを検討し、改善を図る。
ICT機器の導入を進める上での課題の整理、効率的・効果的な活用方法を検討し、DX推進及び看護業務の効率化を目指す。
測定指標:ICT機器を導入した病院等における効果検証会の開催回数[単位: 回]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
学校法人滋慶学園(東京医薬看護専門学校)
看護師等養成所等におけるDX促進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 備品費 | 570万円 |
| 人件費 | 370万円 |
| 借料及び損料 | 260万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
パナソニック健康保険組合(パナソニック健康保険組合立 松下看護専門学校)
公益財団法人シルバーリハビリテーション協会(八戸看護専門学校)
砂川市(砂川市立病院附属看護専門学校)
社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団(厚木看護専門学校)
独立行政法人国立病院機構(浜田医療センター附属看護学校)
学校法人滋慶学園(東京医薬看護専門学校)
一般社団法人高崎市医師会(高崎市医師会看護専門学校)
独立行政法人国立病院機構(七尾看護専門学校)
学校法人大阪医科薬科大学ほか
1,990万円医療現場においてICT機器等を活用した看護の実践及びその効果検証を行うことで、看護現場のDX促進に寄与することを目的とします。
学校法人大阪医科薬科大学
独立行政法人国立病院機構(甲府病院)
医療法人育成会
社会医療法人石川記念会(HITO病院)
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
770万円本事業では、看護業務及び看護師等養成の効率化及び医療現場のDXに適用できる看護師等養成に資する取組を実践し、その効果検証を行い、医療現場及び看護師等養成所(以下「養成所」とする。)のDXを促進する。
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
| 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
各モデル校においてDX化のためのPDCAサイクルを回すことができる。
測定指標:ICT機器を導入した看護師等養成所における効果検証会の開催回数[単位: 回]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
地域で求められるICT機器等の導入を進める上で、地域上の課題整理やICT機器等の活用方法等を検討し、地域の特性に合わせた効果的・効率的なサービスの提供を目指す。
測定指標:ICT機器を導入した団体における効果検証会の開催回数[単位: 回]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
病院等が、ICT機器の導入等により、導入前と比較し、看護業務が効率化される。
測定指標:ICT機器の導入等により、導入前と比較し、看護業務の効率化が認められた病院等の数[単位: 施設]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 36.0 | - | - |
各養成所が、ICT機器の導入等により、導入前と比較し、学校業務の効率化と教育体制の構築ができる。
測定指標:ICT機器の導入等により、導入前と比較し、学校業務の効率化と教育体制の構築等の効果が認めらた養成所数[単位: 校]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
地域で求められるICT機器等の導入により、導入前と比較し、地域の特性に合わせたサービスの効率化ができた
測定指標:地域で求められるICT機器等の導入により、導入前と比較し、地域の特性に合わせたサービスの効率化が認められた団体数[単位: 団体]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
病院等において看護職員の業務効率化を目的にICT機器が導入される
測定指標:看護職員の業務効率化を目的にICT機器を導入・活用した病院等の数[単位: 施設]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 36.0 | - | - |
モデル校においてDX体制が整備される
測定指標:DX計画を策定した看護師等養成所数[単位: 校]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
地域における在宅療養患者を支えるサービスにおいて、効率的・効果的な看護実践に必要なICT機器が導入される
測定指標:地域における在宅療養患者を支えるサービスにおいて、効率的・効果的な看護実践に必要なICT機器を導入・活用した団体数[単位: 団体]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
| 雑役務費 |
| 80万円 |
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
看護現場におけるデジタルトランスフォーメーション促進事業一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 770万円 |
社会医療法人石川記念会(HITO病院)
医療現場における看護DX促進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 備品費 | 300万円 |
| 人件費 | 160万円 |