2025年度当初予算
15.6億円
2024年度執行: 13.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
ライフサイエンス分野の研究基盤として、国が戦略的かつ安定的に整備すべきバイオリソースの収集・保存・提供体制を強化するとともに、多種多様なライフサイエンス研究データの高度利活用を可能とする技術開発を推進することを目的とする。
現状・課題
我が国のライフサイエンス研究の発展のためには、研究基盤であるバイオリソースが安定的かつ低廉に供給されること、研究分野ごとに規格の異なる膨大な研究データが統合的に解析され高度に利活用できることが重要であり、それらが一体的に整備される必要がある。/研究で必要となる質の高いバイオリソースは一度失われると二度と復元できない遺伝資源であるため、確実かつ安定的な維持が求められているが、個々の研究者による収集・保存・提供体制には安定性を欠き限界があることから、戦略的に中核拠点を設けて大学・研究機関に集約化を進めている。/ライフサイエンス研究データは分野ごとに研究データの規格が異なっていることから、膨大な研究データが蓄積されていながらも分野を跨ぐデータの利活用が進んでいない。こうした状況を打開するために規格の異なるデータが収載されたデータベースを統合的に分析・利活用可能な技術開発を推進している。/「統合イノベーション戦略 2024」(令和 6 年 6 月 4 日閣議決定)では、「データ駆動型研究を中心とした我が国のライフサイエンス研究の発展のため、生物遺伝資源等の利活用促進に向けた付加価値向上や保存技術等の開発を含めた戦略的・体系的な整備を推進」、「ライフサイエンスデータベースの構築を引き続き支援するとともに、大学共同利用機関法人情報・シスム 研究機構において、AI を用いた統合検索技術等のデータベー ス高度化のための技術開発等を推進」することが掲げられており、リソースの収集・保存・提供体制の整備及び高付加価値・高品質化、DB の機能的連携・統合化がライフサイエンスの研究基盤としてますます重要となっている。
事業の概要
ライフサイエンス研究基盤としてのバイオリソースの整備及び多種多様なライフサイエンス研究データの高度利活用を可能とする技術開発を一体的に推進する。/バイオリソースについては、日本全国に散在するリソースを中核的拠点に集約し、効率的かつ安定的なアクセスを可能とする体制を構築する。また、厳格な品 質管理の下で、取り違えや微生物汚染等のリスクを排除し、実験の再現性を担保した世界最高水準のリソースを継続的に提供する。また、共通事業として事業ポータルサイトの運営、バイオリソースの所在情報やゲノム情報等を提供する情報センター機能を設けている。/研究データについては、研究対象ごとに規格が異なる膨大なライフサイエンスデータが収載された多くのデータベースを機能的に連携・統合化することにより、研究分野を横断した革新的かつ高度のデータ解析・利活用を可能とする基盤技術開発を推進する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 15.6億円 | - |
| 2024年度 | 10.9億円 | 13.8億円 |
| 2023年度 | 12.8億円 | 12.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A大学共同利用機関法人情報・システム研究機構ほか
13.5億円
中核拠点の整備、バイオリソースの系統・特性情報・ゲノム配列等の整備、保存・品質管理の技術開発、バイオリソースの所在情報や遺伝情報のデータベースの情報構築を実施。/また、ライフサイエンスデータベースを機能的に連携・統合化し、研究分野を横断する革新的なデータ解析・利活用を可能とするための基盤技術開発を実施。
その他支出先
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
国立大学法人京都大学
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
国立大学法人九州大学
国立大学法人東京大学
国立大学法人広島大学
国立大学法人筑波大学
学校法人東京女子醫科大学
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
国立大学法人京都工芸繊維大学
直接ブロック B大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
3,480万円
ライフサイエンス研究基盤整備事業の審査・評価・課題管理・調査分析に係る支援業務を実施。
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は昨年の外部有識者からの指摘を踏まえた効果発現経路の改善が認められるが、一者応札については改善が見られないため、引き続き公告期間の確保や仕様の見直しなど競争性の確保に努められたい。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、プログラムディレクター(PD)、プログラムオフィサー(PO)や課題評価委員会が各リソース機関に指導・助言等を行っている。また、書面及び現地調査により、予算が必要な経費に限定して使用されていることを確認している。
改善の方向性
我が国のライフサイエンス研究の発展のため、バイオリソースの付加価値を向上して利活用を促進するとともに、引き続き、効率的かつ効果的な予算執行を行っていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
所見を踏まえて事業のより効率的かつ効果的な実施に努めるとともに、更なる仕様書の精査及び入札の幅広な周知、十分な公告期間の確保など、競争的環境の強化を図る取組を進め、引き続き契約の競争性・公平性・透明性の確保に努めるものとする。
成果指標・目標値・実績値
各中核拠点の実験動植物等の保存数(系統数等)の合計値が第4期NBRP(2017年度~2021年度)の平均値を上回っていること。
測定指標:各中核拠点における実験用動植物等(系統数等)の保存数の合計値[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 557053.0 | 608557.0 | 109.2458 |
| 2023年度 | 557053.0 | 615382.0 | 110.471 |
| 2024年度 | 557053.0 | - | - |
| 2025年度 | 557053.0 | - | - |
| 2026年度 | 557053.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
統合により、データベースの利用が促進されること。
測定指標:統合化したデータベースの利用者数[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 250660.0 | - |
| 2025年度 | 260000.0 | - | - |
| 2026年度 | 270000.0 | - | - |
大学・研究機関等が、中核拠点から提供された実験動植物等を利用した成果として発表した論文数が前年度と同程度であること。
測定指標:大学・研究機関等が、中核拠点から提供された実験動植物等を利用した成果として発表した論文数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 999.0 | 935.0 | 93.59359 |
| 2023年度 | 935.0 | 917.0 | 98.07487 |
| 2024年度 | 917.0 | 900.0 | 98.14613 |
| 2025年度 | 900.0 | - | - |
| 2026年度 | 900.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
統合化したデータベースを活用し、新たなサービスが開発されること。
測定指標:統合化したデータベースを活用し開発されたサービスの数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 2.0 | - |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
中核拠点や情報センターの整備
測定指標:中核拠点や情報センターの整備件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 28.0 | 30.0 | 107.14286 |
| 2023年度 | 30.0 | 33.0 | 110.0 |
| 2024年度 | 33.0 | 33.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 33.0 | 34.0 | 103.0303 |
| 2026年度 | 34.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
データベース統合化に向けたデータの蓄積
測定指標:データベース統合化に向けて集積したデータ量[単位: GB]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 262.0 | - |
| 2025年度 | 500.0 | - | - |
| 2026年度 | 250.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
情報発信体制の整備とプロジェクトの総合的推進
1.3億円4費目 ▾
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
情報発信体制の整備とプロジェクトの総合的推進
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他 | 9,580万円 |
| 人件費・謝金 | 2,620万円 |
| 旅費 | 580万円 |
| 物品費 | 550万円 |
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
ナショナルバイオリソースプロジェクトにかかる調査・分析業務
3,480万円3費目 ▾
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
ナショナルバイオリソースプロジェクトにかかる調査・分析業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,070万円 |
| 業務実施費 | 1,250万円 |
| 一般管理費 | 160万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。