2025年度当初予算
15.4億円
2024年度執行: 15.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
大学が核となって地域と共に国際化を図ることにより、留学生を含めた多様な人材が卒業後活躍できる地域における多文化共生社会の実現に寄与する。また、地理的・言語的に幅広い国からのアクセスが容易ではない我が国の大学が、質の高い高等教育を海外で展開することで世界の高等教育の発展に貢献する。その際、現地の社会課題や地球規模課題の解決を教育活動に取り入れることにより、留学生と地域の交流を深めるとともに、世界において日本の大学教育の存在感を発揮する。これらの地域と連携した国際化及び教育の海外展開の相乗効果により、日本が留学先として選ばれる国となるとともに、多様な他者と協働して新たな価値を創造することができるグローバル人材の育成を行う。
現状・課題
教育未来創造会議において、2033年までに「日本人学生の留学への派遣50万人」「外国人留学生の受入れ40万人」とすることが示されており、留学生交流を抜本的に拡大する仕組が必要。留学生受入れでは、卒業後のキャリアを示せることが重要であるが、現状卒業後就職を希望する留学生が約6割を占めるところ、実際の就職率は5割弱であり、特に都市圏から離れた地域では就職率が更に下がる傾向がある。また、留学生を多く受け入れている海外諸国と比較して、海外展開している日本の大学数は少なく、世界の高等教育への貢献が見えづらい状況にある。同時に、日本が世界に開かれた社会となるためには、留学生の受入れだけではなく、より多くの日本人学生が国際社会の一員としての素養を持つことが必要であるが、そのために重要な留学は大半が1か月未満に留まっており、より多くの日本人学生を質の高い留学へ送り出す環境を整備する必要がある。
事業の概要
・地域社会と一体となった高度グローバル人材の育成・定着の促進やその基盤となる多様な人材が活躍できる共生社会の実現に向けた取組みの支援を通じ、大学内部に止まらない国際化の高度化を推進する。/・国内外の大学機関等との連携を促進し、日本人学生と留学生が共に地域の課題解決に貢献する国際共修の仕組みを整え、地域における新たな価値やソーシャルインパクトの創出に貢献することで、留学生が在学中から地域と協働する仕組みを構築する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 15.4億円 | - |
| 2024年度 | 17.5億円 | 15.3億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック AタイプⅠ(国立大学法人東北大学 外)
10.7億円
大学等が所在する、ないし教育研究活動を行う地域等との連携による多文化共修科目等を開発・実施。
学校法人関西大学
学校法人立命館
国立大学法人大阪大学
国立大学法人岡山大学
国立大学法人広島大学
国立大学法人東北大学
国立大学法人豊橋技術科学大学
国立大学法人金沢大学
国立大学法人埼玉大学
国立大学法人長岡技術科学大学
直接ブロック BタイプⅡ(国立大学法人北海道大学 外)
4.4億円
現地連携大学等に開設する海外拠点の活用により、日本人学生の海外留学を促進し、これらの日本人学生と現地連携大学等の学生等が参加する多文化共修科目等を開発・実施。
国立大学法人筑波大学
国立大学法人東海国立大学機構
国立大学法人北海道大学
直接ブロック C審査・評価事業、公表・普及事業(独立行政法人日本学術振興会)
2,240万円
本補助金事業の選定に係る審査、評価、モニタリング等の業務を実施。
独立行政法人日本学術振興会
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は、制度の裏付けがあり見直しの余地がないものと考えられる。
事業所管部局による点検・改善
プログラムの着実な実施に向け、毎年度、各採択事業の進歩状況をフォローアップするほか、補助期間の4年目となる令和9年度には中間評価を実施する。また、申請時点において、各大学に事業の進捗状況を把握する仕組みの構築や、評価結果をその後の事業展開に反映させるようなPDCAサイクルの確立を求めており、効果的な事業の実施に努めている。
改善の方向性
事業の実績・成果をより効果的・効率的に活用するため、選定校間のネットワークを活用するなど、取組の加速や補助期間終了後の定着に努める。なお、事業期間終了後の令和12年度には事後評価を行い、各大学における取組の改善と定着、取組成果の他大学への普及に資することとしている。
外部有識者による点検
成果目標および成果指標は設定されているが、短期アウトカム4については、事業目的に掲げる「多文化共生社会の実現」という観点に照らせば、成果目標は特定の国や地域からの外国人留学生を増やすことではないはずであるから、外国人留学生の出身国や地域の数、広範性等も指標の設定において考慮するべきである。また、アウトプットから短期アウトカム4へのつながりの部分について、現在の記述によると、多文化共修科目に参加する学生が増加すると、なぜ受け入れる外国人留学生の増加に繋がるのか相関関係が分からないため、説明を加筆するなどした方がよいと考える。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・外国人留学生の出身国や地域の数等の指標設定について、各大学の外国人留学生獲得戦略によるものであり、また、一律での数値指標の設定は困難であるため、現状のとおりとする。・アウトプット2から短期アウトカム4へのつながりが不明確な点について、説明を加筆する。
成果指標・目標値・実績値
日本人学生の海外留学者数の増加
測定指標:日本人学生の海外留学人数[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 11521.0 | - | - |
| 2026年度 | 13058.0 | - | - |
| 2027年度 | 15241.0 | - | - |
| 2028年度 | 17425.0 | - | - |
| 2029年度 | 19609.0 | - | - |
外国人留学生数の増加
測定指標:外国人留学生数[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 33191.0 | - | - |
| 2026年度 | 35257.0 | - | - |
| 2027年度 | 37315.0 | - | - |
| 2028年度 | 39373.0 | - | - |
| 2029年度 | 41431.0 | - | - |
日本の大学全体の国際通用性の向上
測定指標:外国語による授業数[単位: 科目]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 27474.0 | - | - |
| 2026年度 | 28913.0 | - | - |
| 2027年度 | 30463.0 | - | - |
| 2028年度 | 32013.0 | - | - |
| 2029年度 | 33563.0 | - | - |
J-MIRAIに掲げる目標達成への貢献(2033年までに外国人留学生40万人受入れ、日本人学生50万人海外派遣)
測定指標:日本人の海外留学者数と外国人留学生受入数[単位: 人]
定量的な目標値・実績値は確認できません
多文化共生社会の実現
測定指標:外国人留学生のうち国内就職者数[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1695.0 | - | - |
| 2026年度 | 1747.0 | - | - |
| 2027年度 | 1851.0 | - | - |
| 2028年度 | 1955.0 | - | - |
| 2029年度 | 2059.0 | - | - |
採択大学における多文化共修科目参加学生数の増加
測定指標:多文化共修科目参加学生数[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 46049.0 | - | - |
| 2026年度 | 54700.0 | - | - |
| 2027年度 | 62341.0 | - | - |
| 2028年度 | 69983.0 | - | - |
| 2029年度 | 77625.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
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| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品費 | 7,930万円 |
| 旅費 | 4,910万円 |
| その他 | 2,610万円 |
| 人件費・謝金 | 2,530万円 |
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| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他 | 6,450万円 |
| 物品費 | 3,840万円 |
| 旅費 | 3,760万円 |
| 人件費・謝金 | 950万円 |
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審査・評価事業、公表・普及事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 2,310万円 |
| その他 | 1,290万円 |
| 旅費 | 130万円 |
| 物品費 | 30万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。