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その他の事項経費現状通り事業ID: 654

環境放射線測定等に必要な経費

復興庁開始: 2013年度

2025年度当初予算

15.7億円

2024年度執行: 15.8億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

東京電力福島第一原子力発電所の事故対応として、周辺地域の早期環境回復及び生活環境に対する住民の放射線への不安を払拭するために福島県を中心に整備したモニタリングポスト(可搬型モニタリングポスト及びリアルタイム線量測定システム)を安定稼働させ、測定した空間線量率を当庁のHPを通じて公表することで国民に対して正確な情報を継続して提供し、住民の不安を低減・払拭していくことを目的とする。また、住民及び市町村自らが空間線量率を測定できるようサーベイメータを貸与している。

現状・課題

現状約3,400台のモニタリングポストを維持管理しているが、設置後既に10年を経過しており近年故障等が多発している。さらに、機器によっては製造を終了したモデル(部品が在庫限り)や放射線測定機器の製造・販売の事業から撤退したメーカーの機器もあり、今後故障等時の修理等の対応が困難になることが危ぶまれる。また、モニタリングポストに使用している現行の通信サービスはFOMA回線を使用しているが、当該サービスは令和7年度末に終了するため次世代回線(LTE回線)への切替えへが必要である。/さらに、モニタリングポストの維持管理の持続可能性を確保するため、最新の技術等を踏まえたモニタリングポストの調査検討をしていく必要がある。/加えて、令和7年6月20日に閣議決定された「『第2期復興・創生期間』以降における東日本大震災からの復興の基本方針の変更について」において「放射線の状況に応じた環境放射線モニタリング等を確実に、かつ計画的に実施するとともに、その結果について分かりやすい情報提供を引き続き行う。また、地元の理解を得ながら、モニタリングポストの配置の適正化を図る。」とされたことから、これを着実に実施することが今後の課題となっている。

事業の概要

モニタリングポストを安定稼働させるため、機器の稼働状況を調査するとともに毎年度の点検校正・保守及び迅速な修理等を実施している。一方、当該機器は既に耐用年数を経過しており近年故障が多発しているため、予防保全として主要部品の交換を計画的に実施している。更に、既に当該事業から撤退したメーカーや旧モデルのため修理部材が枯渇状況下にあるメーカーの機器については、全面更新を計画的に実施している。FOMA回線からLTE回線への切り替えの対応については、令和7年度中に終了する見込みである。/さらに、今後のモニタリングポストに係わる維持管理に資するため、実効的であり長期持続性を兼ね備えたモニタリングポストに関する方策について調査検討を行う。/加えて、設置場所の市町村からの依頼(移設、撤去、再設置等)に基づき、その対応を実施している。福島県内の市町村に無償貸与しているサーベイメータの機能性能を保つため、点検校正を実施している。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)15.7億円-
2024年度16.2億円15.8億円
2023年度16.6億円16.2億円
2022年度15.0億円14.6億円
2021年度14.5億円14.2億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計15.7億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織復興庁直接原子力規制委員会15.8億円配分先富士電機株式会社ほか2者12.1億円配分先富士電機株式会社2.0億円配分先株式会社三菱総合研究所1.0億円配分先アロカ株式会社ほか3者3,260万円配分先株式会社NTTドコモほか1者3,130万円配分先原子力規制委員会390万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織復興庁
直接ブロック A

原子力規制委員会

15.8億円

復興庁からの移替予算の執行

1

原子力規制委員会

その他
15.8億円
配分・再委託原子力規制委員会 より)
配分先ブロック D

富士電機株式会社ほか2者

12.1億円

モニタリングポストの維持管理に係る業務を行う

1

富士電機株式会社

株式会社随意契約(その他)
10.1億円
2

アロカ株式会社

株式会社随意契約(その他)
2.0億円
3

株式会社タイセークリーン

株式会社随意契約(少額)
150万円
配分・再委託原子力規制委員会 より)
配分先ブロック B

富士電機株式会社

2.0億円

モニタリングポストに係るその稼働状況等に係る調査を行う

1

富士電機株式会社

株式会社一般競争契約(総合評価)
2.0億円
配分・再委託原子力規制委員会 より)
配分先ブロック C

株式会社三菱総合研究所

1.0億円

広域的なモニタリングのための次世代モニタリングポストに係る調査を行う

1

株式会社三菱総合研究所

株式会社一般競争契約(総合評価)
1.0億円
配分・再委託原子力規制委員会 より)
配分先ブロック F

アロカ株式会社ほか3者

3,260万円

サーベイメータの維持管理に係る業務を行う

1

アロカ株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,420万円
2

株式会社堀場製作所

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,410万円
3

公益財団法人放射線計測協会

一般競争契約(最低価格)
360万円
4

株式会社クレスト

株式会社随意契約(少額)
60万円
配分・再委託原子力規制委員会 より)
配分先ブロック E

株式会社NTTドコモほか1者

3,130万円

現地のモニタリングポストで測定されたデータを中央に伝送する

1

株式会社NTTドコモ

株式会社その他
2,830万円
2

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

株式会社その他
300万円
配分・再委託原子力規制委員会 より)
配分先ブロック G

原子力規制委員会

390万円

事業進捗に係る確認等を行う

1

原子力規制委員会

その他
390万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

昨年度の外部有識者からの指摘を踏まえ、引き続き評価可能な指標を検討し、一層の業務の透明性の向上に努めること。

事業所管部局による点検・改善

アウトプットについて、過去の実績を踏まえ、モニタリングポストによるデータ収集の体制を維持するには毎年度165台のポストを修理する必要があると考えて予算を措置しているところ。毎年度必要な修理は行えており、放射線に対する住民の不安の低減という短期アウトカムの成果目標を毎年達成するなど成果につながっていることから、本事業は目的に見合った成果をあげているといえる。なお、毎年度165台のポストを修理する必要があるという見込みは、ポスト台数の変化等の状況によって変わりうるものである。令和6年3月19日に閣議決定された「『第2期復興・創生期間』以降における東日本大震災からの復興の基本方針の変更について」において「放射線の状況に応じた環境放射線モニタリング等を確実に、かつ計画的に実施するとともに、その結果について分かりやすい情報提供を引き続き行う。また、地元の理解を得ながら、モニタリングポストの配置の適正化を図る。」とされたことから、この方針に定められたことを着実に実施している。具体的には地元の市町村からの依頼により、モニタリングポストの修繕、移設、撤去を行った。競争性の確保については、一部の対象業務が特殊性の高いものであったため一者応札となったものもあるが、支払先が示した実績、実施体制及び実施計画から妥当と判断した。また、本事業は、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応のためであり、国民のニーズを踏まえて適切に実施したところである。

改善の方向性

さらなる事業の効率性を高めるため、随意契約の契約内容を見直し(分割化等)、モニタリングポスト維持のために使用する共通部材について一般競争入札の適用可否を検討する。

所見を踏まえた改善点・反映状況

当該事業の現状・課題にポストの配置適正化について位置づけた。また、ポストの配置適正化について定量的に評価することは困難であるため、ポストの配置適正化を含めた本事業の目的である住民の不安の低減・払拭をアウトカム・アウトプットに位置づけた。今回の行政事業レビュー推進チームの初見を踏まえ、引き続き、評価可能な指標を検討する。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

放射線に対する住民の不安の低減

測定指標:福島県が実施する意識調査において、「日頃、放射線の影響が気になる」と回答しなかった県民の割合[単位: ]

年度別データを表示(20222025年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度71.075.1105.77465
2023年度71.076.9108.30986
2024年度71.079.9112.53521
2025年度71.0--
アウトカム

放射線に対する住民の不安の払拭

測定指標:

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトプット

モニタリングポストの適切な点検校正・保守等及びモニタリング結果の公表

測定指標:モニタリングポストの年間修理数[単位: ]

年度別データを表示(20222025年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度165.0148.089.69697
2023年度165.0164.099.39394
2024年度165.0142.086.06061
2025年度165.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

富士電機株式会社

可搬型モニタリングポスト及びリアルタイム線量測定システムの維持管理等

10.1億円1費目 ▾
費目金額
事業費10.1億円

富士電機株式会社

モニタリングポストの稼働状況等調査

2.0億円3費目 ▾
費目金額
事業費9,540万円
人件費7,970万円
一般管理費2,320万円

株式会社三菱総合研究所

広域的なモニタリングのための次世代モニタリングポスト調査

1.0億円3費目 ▾
費目金額
事業費5,340万円
人件費3,730万円
一般管理費1,360万円

株式会社NTTドコモ

回線使用料

2,830万円1費目 ▾
費目金額
役務費2,830万円

アロカ株式会社

サーベイメータの点検校正

1,420万円1費目 ▾
費目金額
事業費1,420万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。