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少子化対策費事業内容の一部改善事業ID: 6534

大学等における修学支援に必要な経費

こども家庭庁長官官房参事官(会計担当)開始: 2023年度

2025年度当初予算

6532.0億円

2024年度執行: 3059.6億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

最終学歴によって平均賃金に差があり、また低所得者世帯の子供たちほど大学等の進学率が低い状況を踏まえ、低所得者世帯の学生等を対象に高等教育費の負担軽減を行うことで、家庭の経済状況にかかわらず大学等への進学・修学を断念することがない社会を構築し、貧困の連鎖を断ち切り、格差の固定化を防ぐ。/また、理想の子供数を持たない理由に「子育てや教育にお金がかかりすぎる」ことを挙げる割合が高いことを踏まえ、特にその負担軽減が喫緊の課題である高等教育費の負担を軽減することにより、子供を安心して生み、育てることができる環境の整備を図り、我が国における急速な少子化の進展に対処する。

現状・課題

住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生等を対象に授業料等の減免と給付型奨学金の支給を併せて実施する「高等教育の修学支援新制度」を開始し、令和6年度は、約35万人に対して支援を実施した。住民税非課税世帯の進学率は、本制度開始以降上昇傾向であるが、全世帯平均進学率とはまだ差がある。/また、理想のこども数を持たない理由に「子育てや教育にお金がかかりすぎる」ことを挙げる割合は引き続き高く、特に理想のこども数が3人以上の夫婦においてその割合が顕著である。

事業の概要

「大学等における修学の支援に関する法律」(令和元年5月法律第8号)等に基づき、住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生等に対して授業料等の減免と給付型奨学金の支給を併せて実施することにより、大学、短期大学、高等専門学校(4・5年生)、専門学校への修学に係る高等教育費の負担軽減を実施してきたところ、令和6年度から、引き続き住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生等への支援は着実に実施しつつ、こども3人以上を扶養する多子世帯や私立理工農系学部・学科に通う、中間所得世帯の学生等に対して対象を拡充した。さらに令和7年度からは、多子世帯の授業料等無償化を実現し、多子世帯の学生等は所得制限なく支援の対象となっている。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)6532.0億円-
2024年度5437.7億円3059.6億円
2023年度5310.6億円3087.7億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織こども家庭庁直接文部科学省3058.7億円直接厚生労働省9,470万円配分先学資支給金補助金1528.3億円配分先授業料等免費交付金1361.7億円配分先授業料等減免費負担金168.8億円配分先授業料等減免費交付金9,470万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織こども家庭庁
直接ブロック A

文部科学省

3058.7億円

補助金の交付

1

文部科学省

国・政府機関その他
3058.7億円
配分・再委託文部科学省 より)
配分先ブロック C

学資支給金補助金

1528.3億円

給付奨学金の支給

1

独立行政法人日本学生支援機構

独立行政法人補助金等交付
1528.3億円
配分・再委託文部科学省 より)
配分先ブロック D

授業料等免費交付金

1361.7億円

授業料等の減免

1

日本私立学校振興・共済事業団

その他法人補助金等交付
1194.9億円
2

国立大学法人琉球大学

国立大学法人補助金等交付
5.1億円
3

独立行政法人国立高等専門学校機構

独立行政法人補助金等交付
4.7億円
4

国立大学法人大阪大学

国立大学法人補助金等交付
4.3億円
5

国立大学法人九州大学

国立大学法人補助金等交付
4.2億円
6

国立大学法人鹿児島大学

国立大学法人補助金等交付
4.1億円
7

国立大学法人岡山大学

国立大学法人補助金等交付
4.0億円
8

国立大学法人弘前大学

国立大学法人補助金等交付
4.0億円
9

国立大学法人新潟大学

国立大学法人補助金等交付
3.9億円
10

国立大学法人愛媛大学

国立大学法人補助金等交付
3.8億円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)128.7億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託文部科学省 より)
配分先ブロック E

授業料等減免費負担金

168.8億円

授業料等の減免

1

東京都

地方公共団体補助金等交付
29.5億円
2

大阪府

地方公共団体補助金等交付
23.5億円
3

福岡県

地方公共団体補助金等交付
15.6億円
4

北海道

地方公共団体補助金等交付
10.4億円
5

愛知県

地方公共団体補助金等交付
9.2億円
6

神奈川県

地方公共団体補助金等交付
6.9億円
7

沖縄県

地方公共団体補助金等交付
6.3億円
8

宮城県

地方公共団体補助金等交付
5.9億円
9

兵庫県

地方公共団体補助金等交付
4.7億円
10

京都府

地方公共団体補助金等交付
4.7億円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)52.3億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック B

厚生労働省

9,470万円

補助金の交付

1

厚生労働省

国・政府機関その他
9,470万円
配分・再委託厚生労働省 より)
配分先ブロック F

授業料等減免費交付金

9,470万円

授業料等の減免

1

独立行政法人国立病院機構

独立行政法人補助金等交付
7,230万円
2

独立行政法人労働者健康安全機構

独立行政法人補助金等交付
1,920万円
3

独立行政法人地域医療機能推進機構

独立行政法人補助金等交付
320万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

執行率が低調のため、要因を分析の上、執行方法の改善等を検討すること。

事業所管部局による点検・改善

本制度は住民税非課税世帯及びそれに準じる世帯の学生等への授業料等の減免と給付型奨学金の支給による支援を通じて高等教育費の負担軽減を行うことで、大学等への修学・進学の機会を確保し格差の固定化を防ぐとともに、こどもを安心して生み、育てることができる環境の整備による少子化の対処につなげるものである。本制度開始以降、のべ約160万人に対して支援が行われたが、支援の効果の一つとして、住民税非課税世帯の進学率が制度開始前の40%と比べ63%と23ポイント上昇しており、上記の目的に対し効果があるものと考えられる。また、令和6年度からはこども3人以上を扶養する多子世帯及び私立学校の理工農系学部・学科に通う中間所得層世帯の学生等に支援対象が拡充され、さらに令和7年度からは、「大学等における修学の支援に関する法律の一部を改正する法律」(令和7年法律第17号)等に基づき、多子世帯に対する大幅な支援拡充が行われ、多子世帯の学生等は所得制限なく支援対象となることから、引き続き、国費投入の必要性があるものと考えられる。なお、短期アウトカム指標の「高校3年生のうち、給付型奨学金の予約採用に申込んだ者の割合」の分母について見直しを検討したが、上記のとおり令和6年度以降、支援対象となる学生が中間所得層まで拡充していることから、分母を非課税世帯等の支援対象世帯の高校3年生とすることが適当ではないと考え、現状のままとする。

改善の方向性

非課税世帯の進学率については、制度開始後上昇傾向にあるが、全世帯の進学率と比較して差があることや理想のこども数を持てない理由に教育費の負担を挙げ割合が引き続き高くなっている状況を踏まえ、高等教育費の負担軽減を着実に進めるとともに、実施状況や効果を検証し適切な見直しを行ってまいりたい。

所見を踏まえた改善点・反映状況

本制度においては、非課税世帯等の高等教育進学率が全世帯進学率と同じ水準まで向上することを想定し、対象となり得る学生等の全員が支援を希望した場合でも対応できるよう、十分な予算を確保している。他方で、住民税非課税世帯の進学率が、全世帯進学率と同様の水準までは達していない、支援対象となる学生等に制度の情報が十分に届いていないことなどから、執行状況が予算額に満たない状況にあるものと考えており、引き続き本制度の周知に努めるなど制度の着実な利用に努めてまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

高等教育の修学支援新制度の申込み割合の増加

測定指標:高校3年生のうち、給付型奨学金の予約採用に申込んだ者の割合

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

低所得世帯の学生等が経済的な理由で進学・修学を断念することのない社会の構築

測定指標:住民税非課税世帯の進学率2023年度目標値:80%

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

低所得世帯の学生等が経済的な理由で進学・修学を断念することのない社会の構築

測定指標:多子世帯や低所得世帯を対象とした大学等授業料の無償化の認知率

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

格差の固定化の防止

測定指標:高等教育の修学支援新制度利用者の就職・進学(内定)率

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

我が国の少子化トレンドの反転

測定指標:理想のこども数を持たない理由として「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」を挙げる夫婦の割合

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトプット

質の高い教育が行われることを制度として担保するため、対象となる教育機関に教育面と経営面の要件を課しており、これらを満たす教育機関数を増加させることで学生が全国的に利用可能な状況にする。

測定指標:機関要件に適合した大学・短期大学・高等専門学校・専門学校数※申請状況に併せて確認要件の確認を行うことから、活動見込の算出は不可能である。※公立大学・短期大学・高等専門学校・専門学校数は除く[単位: ]

年度別データを表示(20232025年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度2861.02902.0101.43307
2024年度2902.02884.099.37974
2025年度0.02842.0-

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

独立行政法人国立病院機構

授業料等の減免

7,230万円1費目 ▾
費目金額
交付金7,230万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。