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食料安定供給関係費現状通り事業ID: 601

放射性物質影響調査推進事業

復興庁開始: 2012年度

2025年度当初予算

6.9億円

2024年度執行: 6.7億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の海洋への流出により一部の水産物から検出される放射性物質は、今後の操業見通しへの不安要因となっており、関係省庁、関係都道県及び関係団体と連携し、安全な食料の安定供給のために、大臣許可漁業等で漁獲される回遊性魚種等の水産物の放射性物質調査を実施する。また、国内における検査結果の正確な情報をとりまとめて提供する。

現状・課題

震災から約14年が経過し、水産物における基準値を超える検体数は、時間の経過とともに減少しているが、水域や魚種によっては、未だに基準値に迫る濃度の放射性物質が検出されており、依然として事故の影響が続いている。また、政府は、ALPS処理水の取扱いに関し、令和3年4月に「ALPS処理水の処分に関する基本方針」が決定され、「原子力災害からの復興・再生には、中長期的な視野に立って、腰を据えた対応が必要である。政府は、その復興を成し遂げるまで、前面に立ち、全力を尽くしていく。」と記載されているほか、同年8月に取りまとめられた「ALPS処理水の処分に伴う当面の対策」には、風評を生じさせないための仕組みづくりとして、水産物の安全性と消費者の信頼確保のため、新たにトリチウムを対象とする水産物のモニタリングの拡充が盛り込まれた。さらに、令和3年12月に策定された「ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた行動計画」(令和6年8月改定)において、中長期的な取組の方向性として、ALPS処理水の海洋放出後の水産物モニタリングを継続的に実施し放出前の結果と比較することとしているため、引き続き責任を持って取り組んでいく必要がある。

事業の概要

実施内容は、①大臣許可漁業等で漁獲される回遊性魚種等を中心に放射性セシウムの検査、②関係者の要望を踏まえて決定した水産物を対象に、各検体それぞれ1~2か月間かけてトリチウム濃度を精密に分析する、いわゆる「公定法」による分析、③検出下限値を10Bq/kg程度とし、翌日又は翌々日に結果を得られる迅速分析法、④消費者等の安心の回復と信頼の確保につなげるため、それらの検査結果の正確な情報を提供。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)6.9億円-
2024年度6.9億円6.7億円
2023年度6.9億円6.9億円
2022年度4.0億円4.0億円
2021年度3.2億円2.9億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計6.9億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織復興庁直接農林水産省6.9億円配分先公益財団法人海洋生物環境研究所6.6億円配分先公益財団法人海洋生物環境研究所1,080万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織復興庁
直接ブロック A

農林水産省

6.9億円

--

1

農林水産省

その他
6.9億円
配分・再委託農林水産省 より)随意契約(公募)
配分先ブロック B

公益財団法人海洋生物環境研究所

6.6億円

東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の事故周辺海域等で漁獲される水産物の放射性物質の分析・調査業務を実施

1

公益財団法人海洋生物環境研究所

随意契約(公募)
6.6億円
配分・再委託農林水産省 より)一般競争入札(最低価格)
配分先ブロック C

公益財団法人海洋生物環境研究所

1,080万円

東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の事故周辺海域等で漁獲される水産物の放射性物質の分析結果の集計業務を実施

1

公益財団法人海洋生物環境研究所

一般競争契約(最低価格)
1,080万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

的確なニーズ把握に努め、引き続き効率性に留意しつつ予算の執行を進めること。

事業所管部局による点検・改善

本事業によるこれまでの放射性物質調査の結果から、水産物の安全性を確保するという本事業の目的は確実に達成されている。なお、基準値を超過する水産物の割合は、事故後14年を経て大きく減少したが、突発的に高濃度の放射性物質が検出される場合があるなど、依然として綿密な調査が求められる。また、競争性の確保に努めているが、放射性セシウムでは年間9,000検体、トリチウムでは年間450検体を目標とした調査であり、施設及び人材などの関係上、一者応札とならざるを得ない状況であるため、分析については公募随契としており、集計業務については一般競争入札としている。

改善の方向性

引き続き、事業者への情報提供等として過年度報告書の閲覧を行うなど、更に競争性を高める対応を行う。

所見を踏まえた改善点・反映状況

的確なニーズ把握に努め、引き続き効率性に留意しつつ予算の執行を進めてまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

水産物に含まれる放射性物質を生産段階で調査することにより、基準値を超過した水産物が市場に流通することを未然に防止。

測定指標:分析結果を踏まえ、出荷制限やその解除を適切に実施することにより、基準値を超過した水産物が市場に流通することを防ぐ。[単位: 検体]

年度別データを表示(20212024年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度0.00.0-
2022年度0.00.0-
2023年度0.00.0-
2024年度0.0--
アウトカム

ALPS処理水放出直後から、できるだけ早くモニタリングの結果を生産者及び消費者に提供し、風評を抑制。

測定指標:

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度1.0--
アウトプット

被災地の水産業の復興

測定指標:水産物に含まれる放射性物質の調査件数(検体数)[単位: 検体]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度9000.0--
2027年度9000.0--
2028年度9000.0--
2029年度9000.0--
2030年度9000.0--

20212030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

風評の抑制

測定指標:水産物に含まれるトリチウムの調査件数(検体数)[単位: 検体]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度450.0--
2027年度450.0--
2028年度450.0--
2029年度450.0--
2030年度450.0--

20222030年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

公益財団法人海洋生物環境研究所

東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の事故周辺海域等で漁獲される水産物の放射性物質の分析・調査業務を実施/(令和6年度放射性物質影響調査推進事業のうち水産物中の放射性物質の影響調査業務)

6.8億円4費目 ▾
費目金額
検体分析費3.7億円
人件費1.5億円
その他1.4億円
執行残2,010万円

公益財団法人海洋生物環境研究所

東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の事故周辺海域等で漁獲される水産物の放射性物質の分析結果の集計業務を実施(令和6年度放射性物質影響調査推進事業のうち水産物中の放射性物質に関する分析結果の集計業務)

1,080万円3費目 ▾
費目金額
人件費930万円
その他680万円
自己負担-530万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。