KOKKOKOKKO
食料安定供給関係費現状通り事業ID: 583

漁業経営体質強化機器設備導入支援事業

復興庁開始: 2012年度

2025年度当初予算

4.2億円

2024年度執行: 1.5億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

東日本大震災からの復興・再生のため、漁業者のグループによる生産性向上又は省力・省コスト化に優れた漁業用機器設備の導入を推進することにより、被災地の漁業を高収益・環境対応型漁業へ転換させつつ、被災地の中核産業である漁業における水揚げの回復・維持を図る。

現状・課題

東日本大震災によって、我が国の漁業生産量の5割を占める重要な水産業の拠点である東日本太平洋沿岸の漁業・関連産業に甚大な被害が発生。特に甚大な被害の影響を受けている福島県の漁業は、県漁連の試験操業が終了し、福島県沿岸漁業の本格操業へ向けた移行期間に入り、一部の地域では水産加工施設が完成し市場が再開される等、本格操業に向けて歩んでいる。加えて、近隣県(青森県、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県)においては、震災前と比較すると全国と遜色ない水準となってきている中、令和5年8月からALPS処理水が海洋放出され、中国や香港等が我が国からの水産物の輸入規制を継続しているなど風評被害の蓋然性は全く失われておらず、震災前の水準を再度下回る事態も懸念されている。このため、高収益・環境対応型漁業として、福島県及び近隣県における迅速かつ効率的な漁業の再建及び発展を図る必要があり、生産性向上、省力・省コスト化に資する漁業用機器設備の導入を支援する必要がある。

事業の概要

福島県及び近隣県の漁業を高収益・環境対応型漁業へ転換させるべく生産性向上、省力・省コスト化に資する漁業用機器設備(LED集魚灯・漁船用エンジン(船外機・船内機)、海水冷却装置等)の導入費用を支援する。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)4.2億円-
2024年度4.2億円1.5億円
2023年度9,910万円9,910万円
2022年度9,910万円9,910万円
2021年度3,890万円3,020万円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計4.2億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織復興庁直接農林水産省4.2億円配分先漁業経営体質強化機器設備導入支援事業共同実施機関 代…1.5億円配分先漁業者グループ1.4億円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織復興庁
直接ブロック A

農林水産省

4.2億円

--

1

農林水産省

国・政府機関補助金等交付
4.2億円
配分・再委託農林水産省 より)補助
配分先ブロック B

漁業経営体質強化機器設備導入支援事業共同実施機関 代表機関 一般社団法人 漁業経営安定化推進協会(一般社団法人海洋水産システム協会)

1.5億円

①漁業者グループからの取組申請受付及び承認手続き、②省エネ機器設備の性能評価、③生産性向上、省力・省コスト化に資する漁業用機器設備導入に関する漁業者グループへの助成等

1

一般社団法人漁業経営安定化推進協会

その他法人補助金等交付
1.4億円
2

一般社団法人海洋水産システム協会

その他法人補助金等交付
270万円
配分・再委託漁業経営体質強化機器設備導入支援事業共同実施機関 代表機関 一般社団法人 漁業経営安定化推進協会(一般社団法人海洋水産システム協会) より)補助
配分先ブロック C

漁業者グループ

1.4億円

漁業者グループが生産性向上、省力・省コスト化に資する漁業用機器設備を導入

1

R6相馬双葉地区省エネ研究グループ

補助金等交付
1.1億円
2

R6いわき省エネ研究グループ

補助金等交付
3,200万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

的確なニーズ把握に努め、引き続き効率性に留意しつつ予算の執行を進めること。

事業所管部局による点検・改善

・本事業は、被災地の漁業の現状復旧に留まらず「高収益・環境対応型漁業」への転換を図り迅速的かつ効率的な漁業の再建を支援するため、被災地の漁業者グループに対し生産性向上又は省力・省コスト化に優れた機器導入に対して助成するものである。また、被災地の漁業再建については、令和6年3月19日付けで閣議決定された「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針の変更について」において、「被災地の中核産業である漁業の水揚げの回復が課題であり、水揚げの回復の取り組みを引き続き支援する」とされている。特に福島県に関しては「本格的な操業への支援を行う等、安定的な水産物生産体制の構築を推進する」としており、さらに、「福島をはじめとする被災地のALPS処理水の海洋放出後の生業継続の観点から、必要な支援を行う」としている。・令和6年度は、要望調査の結果や過去の執行状況を踏まえて予算規模は、福島県に対する措置に加え、対象地域を近隣県に拡充したことから増額となった。このため、事業実施主体においても適切な周知及び管理を実施したが、昨今の世界的な資材の高騰により、自己負担分の資金調達が困難となった者や、漁業者グループの構成に時間を要していることから、執行率自体は34.9%となった。しかし、「第2期復興・創生期間」以降の東日本大震災からの復興の基本方針の見直しに向けた主な課題等(令和6年12月27日復興推進会議)の中でも、「福島をはじめとする被災地のALPS処理水の海洋放出に伴う影響による生業継続への不安に寄り添い、政府として対応していく。」としており、一部の国においてALPS処理水の海洋放出に伴う我が国水産物の輸入規制が継続されていることから、本事業は今後の被災地の復興に重要な水産業の再建において、引き続き不可欠な事業である。

改善の方向性

・令和7年度予算については、これまでの執行状況、ALPS処理水海洋放出に伴う我が国からの水産物の輸入規制が継続されており、風評被害の蓋然性は全く失われていないことから、福島県及び近隣県の要望等を反映した予算規模とした。また、福島県及び近隣県の漁業者の体質強化を図るため、対象地域についても、引き続き青森県、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県を追加した。今後も、福島県及び近隣県におけるニーズの把握に努めつつ、実施状況や外部環境の変化に応じて適切な予算規模を設定し、事業実施団体と連携して効率的・効果的な事業を実施していく。・令和6年度の事業実施に際して実施した公募では、一者応募となったが、応募のあった現在の実施主体は漁業の実態や漁業種類ごとに操業に必要な漁業用機器設備を把握しかつ本事業を実施するために必要な漁業用機器設備の省エネ評価に必要な専門知識を有しており、審査の結果選定されたものである。今後も競争性を確保しつつ、適切な事業者を選定していく。・なお、「第2期復興・創生期間」以降の東日本大震災からの復興の基本方針の見直しに向けた主な課題等(令和6年12月27日復興推進会議)の中において、「第2期復興・創生期間」の後の次の5年間(令和8年度~12年度)に向けて、検討すべき主な課題を明らかにすることされており、次の5年間の初年度(令和8年度)の予算編成に反映させるため、さらに具体化を進め、令和7年度夏までに基本方針を見直すこととされている。

所見を踏まえた改善点・反映状況

引き続き効率性に留意しつつ予算の執行を進めてまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

原子力災害により復旧が遅れている福島県からの要望に対応しつつ令和7年度末までに2万隻まで回復を目指す。(自力復旧を含む。)

測定指標:回復した漁船数(漁船保険等の利用を含む。)[単位: ]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度20000.0--
2027年度20000.0--
2028年度20000.0--
2029年度20000.0--
2030年度20000.0--

20202030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

成果実績=個々の事業実施者の漁業所得・償却前利益額の実績額を基準年(直近年等)の漁業所得・償却前利益額で除した割合の平均達成度=成果実績÷目標値(100%)

測定指標:漁業所得(個人経営の場合)又は償却前利益(法人経営の場合)の維持向上[単位: パーセント]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度100.0--
2027年度100.0--
2028年度100.0--
2029年度100.0--
2030年度100.0--

20222030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

福島県全体の水揚金額が震災前平成22年の水準に回復・維持する

測定指標:福島県の全体水揚げ金額[単位: 百万円]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度10959.0--
2027年度10959.0--
2028年度10959.0--
2029年度10959.0--
2030年度10959.0--

20202030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

高収益・環境対応型漁業として、被災地における迅速かつ効率的な漁業の再建を目指す。

測定指標:導入した省力・省コスト化等に資する漁業用機器台数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度6.06.0100.0
2022年度25.018.072.0
2023年度42.041.097.61905
2024年度100.047.047.0
2025年度95.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

一般社団法人漁業経営安定化推進協会

補助金交付

1.4億円1費目 ▾
費目金額
事務局運営事業費1.4億円

R6相馬双葉地区省エネ研究グループ

補助金交付

1.1億円1費目 ▾
費目金額
漁業用機器設備導入支援事業費1.1億円

この事業についての議論

すべて見る
この事業についての議論はまだありません。
この事業についてスレッドを立てる

データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。