2025年度当初予算
3.7億円
2024年度執行: 3.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、物理的な距離を超え、複数の人文・社会科学系大学院や産業界・公的機関等といった社会と繋がる教育研究ネットワークを構築することにより、小規模・分散的な教育研究指導体制から、スケールメリットを発揮したチーム型の教育研究や組織的な就職支援体制への転換を進める。これにより、社会との接点を持ちつつ、学生の関心に沿ったきめ細やかな研究指導がなされる環境の構築を推進し、ネットワーク型の教育研究を通じて国内外の社会の期待に応える新たな人文・社会科学系の高度人材養成モデルを構築し、キャリアパスの拡大や処遇向上、大学院教育の質的改革を進めることを目的とする。
現状・課題
SDGs等の国際的価値基準の浸透や、これに基づくエシカル消費・ESG投資といった行動変容に代表されるように、社会経済活動は、機能的価値から意味的価値を重視する時代へとシフトしつつある中、価値発見・価値創造的な視座を提供する人文科学・社会科学分野に対し高い期待が寄せられており、こうした分野の高度人材の育成・輩出を促進する必要がある。/一方で、我が国においては、諸外国に比べて人文科学・社会科学系の大学院進学率が極めて低く 、修了者のキャリアパスが極めて限定的であることに加え、小規模・分散的な専攻が多い実情により、スケールメリットを生かした取組が進んでいないといった課題が指摘されており、大学院教育の抜本的な改革が急務となっている中で、令和4年8月には、中央教育審議会大学分科会大学院部会において「人文科学・社会科学系における大学院教育改革の方向性 中間取りまとめ ~自主的な「問い」の尊重と教育課程として果たすべき責任の両立に向けて~」(以下「中間とりまとめ」という。)が取りまとめられ、人文・社会科学系大学院の課題と改革の方向性が示された。また、令和5年12月には、中央教育審議会大学分科会において「人文科学・社会科学系における大学院教育の振興方策について(審議まとめ)」(以下「審議まとめ」という。)が取りまとめられ、人文・社会科学系大学院の在り方や具体的方策等が示された。
事業の概要
中間とりまとめや審議まとめにて指摘・提示されている人文科学・社会科学系大学院における課題(産業界等で活躍するような幅広いキャリアパスを念頭に置いた教育になっていない、小規模な専攻が多く学生のテーマに合う研究指導や組織的なキャリア支援が行われていない等)の解決や方策の実施に向けて、ネットワーク型の教育研究を通じて国内外の社会の期待に応える新たな人文・社会科学系の高度人材養成モデルを構築し、キャリアパスの拡大や処遇向上、大学院教育の質的改革を進める取組を支援する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.7億円 | - |
| 2024年度 | 3.8億円 | 3.7億円 |
| 2023年度 | 2.3億円 | 1.8億円 |
| 2022年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国立大学法人等
3.5億円
ネットワーク型の教育研究体制の構築により研究 指導やキャリア支援機能の強化を図りつつ、企業や公的機関等の参画を促し国際社会の期待に応える新たな人文科学・社会科学系の大学院教育モデルを実現するための取組を実施
国立大学法人神戸大学
国立大学法人東京外国語大学
公立大学法人大阪
国立大学法人滋賀大学
愛知県公立大学法人
国立大学法人茨城大学
学校法人龍谷大学
直接ブロック B独立行政法人日本学術振興会
2,060万円
本事業の審査・評価等を実施
独立行政法人日本学術振興会
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は成果目標の設定等について、事業の目的・内容の達成手段として適切であると判断できることから、特段の見直しの余地は無いものと考えられる。
事業所管部局による点検・改善
外部有識者により構成される人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業委員会により、各採択事業の進捗状況が毎年度フォローアップされるほか、採択3年度目に中間評価、採択6年度目に事後評価が行われる予定。
改善の方向性
毎年度、採択プログラムごとに割り当てる複数のフォローアップ担当委員により、事業計画が適正に実施されているかどうか確認するほか、中間評価により抽出された課題含め、各プログラムにおける課題や対応策に関する情報を横展開できる場を設けることにより、より効果的・効率的な事業の運営を図ることとする。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き事業の効率的かつ効果的な実施に努めるとともに、成果目標の達成に向けて取り組んでいく。
成果指標・目標値・実績値
構築した教育研究プログラムの受講及び修了
測定指標:新たな人文・社会科学系の高度人材養成モデルによる大学院教育を修了した学生数[単位: 人]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 30.0 | - |
| 2024年度 | 24.0 | - | - |
| 2025年度 | 34.0 | - | - |
| 2026年度 | 107.0 | - | - |
ネットワーク型の教育研究を通じて社会の期待に応える新たな人文・社会科学系の高度人材養成モデルを構築し、キャリアパスの拡大を進める
測定指標:中間評価のA評価以上の割合[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
ネットワーク型の教育研究を通じて社会の期待に応える新たな人文・社会科学系の高度人材養成モデルを構築し、キャリアパスの拡大を進める。
測定指標:プログラム修了生の就職率[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 100.0 | - | - |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2026年度 | 73.0 | - | - |
新たな人文・社会科学系大学院教育モデルの構築・展開
測定指標:プログラム実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 9.0 | 9.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 9.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立大学法人神戸大学
地域/社会課題を解決する対話型ビジネス価値共創人材養成のための価値創発から社会実装までの一貫教育プログラム 外1件
3,990万円4費目 ▾
国立大学法人神戸大学
地域/社会課題を解決する対話型ビジネス価値共創人材養成のための価値創発から社会実装までの一貫教育プログラム 外1件
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 1,490万円 |
| 物品費 | 940万円 |
| その他 | 820万円 |
| 旅費 | 740万円 |
独立行政法人日本学術振興会
審査・評価等業務
2,050万円4費目 ▾
独立行政法人日本学術振興会
審査・評価等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 1,430万円 |
| その他 | 480万円 |
| 旅費 | 130万円 |
| 物品費 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。