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科学技術振興費現状通り事業ID: 5672

木造住宅の長寿命化に資する外壁内の乾燥性能評価に関する研究

国土交通省国土技術政策総合研究所材料・部材基準研究室開始: 2023年度

2025年度当初予算

950万円

2024年度執行: 960万円

01

事業の目的・概要

事業の目的

本研究は、木造住宅の長寿命化を図るため、各種の試験結果に基づいた外壁の各種の仕様に対応した乾燥性能の評価法を確立し、本評価法に基づいた外壁の推奨仕様を提示することを目的としている。これらの成果により、住宅性能表示制度の劣化対策等級、公共建築木造工事標準仕様書、木造住宅工事仕様書、JASS等への技術資料として反映させることが可能となる。

現状・課題

昨年度、事前にF.S型基礎重点課題「木造住宅等の外装材嵌合部からの雨水浸入要因と放湿型結露に関する研究」を実施し、窯業系サイディングの嵌合部からの各仕様の雨水浸入状況および外装材裏面の水滴の付着状況を送風撒水試験により確認し、各種の仕様による通気層への雨水浸入量や外装材への付着量を把握した。本課題では、これらの実験結果を参考にして、つくば市に建設されている4階建て木造実験棟を用いて、中高層建築物の各種仕様による壁体内外の環境を把握するため、実験計画を協議・立案して壁体内外の環境を計測している。また、埼玉県の2階建て木造実験棟を用いて、戸建て住宅に採用される充填断熱仕様および付加断熱仕様を対象にして、詳細な壁体の仕様を共同研究者と共に協議し、改修の上、実験を進めている。

事業の概要

本研究では、「高い省エネ性能を有する木造住宅」や「中・高層木造共同住宅」の耐久性を確保するため、戸建て木造住宅の付加断熱仕様及び従来型仕様、中・高層木造建築物に施す防耐火仕様を対象にして、材料・部材試験(外装材の嵌合部漏水試験、吸水性・放湿試験、通気層の排水性・通気性試験)および実大木造住宅実験棟などを用いた実験を実施し、外壁内の水分・水蒸気・空気の流入・拡散状況等に係る技術的知見を蓄積する。/ これらの試験結果を基として、共同研究者および関係機関と協議した上で、外壁の各種の断面構成や通気層の仕様等に対応した乾燥性能評価法を開発するとともに、評価法による外壁の推奨仕様を提示する。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)950万円-
2024年度980万円960万円
2023年度1,100万円1,050万円
2022年度--

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織国土交通省直接民間企業等960万円

支出先詳細

担当組織国土交通省
直接ブロック A

民間企業等

960万円

試験体製作および実験補助

1

株式会社コトブキ

株式会社随意契約(少額)
180万円
2

昭和理化学器械株式会社

株式会社随意契約(少額)
130万円
3

株式会社根本商事

株式会社随意契約(少額)
90万円
4

有限会社中村商事

有限会社随意契約(少額)
90万円
5

一般財団法人カケンテストセンター

その他法人随意契約(少額)
80万円
6

株式会社フォトクリエイト弐拾壱

株式会社随意契約(少額)
40万円
7

株式会社トータルステップ

株式会社随意契約(少額)
40万円
8

株式会社藤原製作所

株式会社随意契約(少額)
20万円
9

株式会社トータル・サポート・システム

株式会社随意契約(少額)
20万円
10

株式会社ホサカ

株式会社その他
10万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)250万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

引き続き、効果的かつ効率的な事業の実施に務められたい。

事業所管部局による点検・改善

昨年度は実験住宅を利用することで、付加断熱等様々な外壁仕様に対応した壁体内の水分量のデータを取得した。これにより現在利用されている外壁構成が持つ水分による劣化リスクについての知見を深めることが可能となった。

改善の方向性

令和6年度に行った送風散水試験では、想定していなかった箇所からの浸入があったため、正確な測定が行えなかった。そのため、令和7年度では試験体の構造を見直し、再度試験を行う。また外壁通気層による壁体内の水分の乾燥性能を測定するために、実験住宅において新規の試験を開始予定である。

外部有識者による点検

短期・長期アウトカムは、いずれも適切に設定されている。

所見を踏まえた改善点・反映状況

外部有識者の意見を踏まえ、効果的かつ効率的な計画に基づいて実験および分析を実行する。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

2階建ておよび4階建て木造建築実験棟にて各種の外壁仕様による外壁内外の温湿度環境を把握し、各種の要因を分析する。

測定指標:低層および中層建築に対応した実大の木造建築物を対象として、各種の仕様による壁内外の環境を計測し、各種の外壁の仕様と壁内環境に関する技術資料を提供する。[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度1.01.0100.0
2025年度1.0--
アウトカム

戸建て木造住宅および中・高層住宅を対象とした各種仕様の設定と壁体内外の環境の把握

測定指標:戸建て木造住宅および中・高層住宅の壁体内環境に関する技術資料の提供[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度2.02.0100.0
2025年度2.0--
アウトプット

木造住宅の乾燥性能評価および推奨仕様に関する研究を行う。

測定指標:木造住宅の乾燥性能評価および推奨仕様に関する研究項目の終了件数[単位: ]

年度別データを表示(20232025年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度2.02.0100.0
2024年度2.02.0100.0
2025年度2.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

株式会社コトブキ

屋根ばくろ試験体の調査補助業務

90万円1費目 ▾
費目金額
試験研究費90万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。