2025年度当初予算
5.1億円
2024年度執行: 4.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
東日本大震災により経済的理由から就学が困難となった世帯の児童生徒等に、就学支援等を実施し、もって教育機会の確保に資することを目的とする。
現状・課題
東日本大震災により経済的理由から就学等が困難となった児童生徒等の就学支援等を実施している。/岩手県・宮城県の就学援助率(公立学校児童生徒数に占める、要保護者及び準要保護の割合)は、震災後、両県とも大きく増加したが、復興の進展に応じて減少傾向である。しかしながら、震災前の水準に戻っていない。(岩手県:H22 10.31→H23 14.35→R5 12.38。宮城県:H22 10.47→H23.17.39→R5 13.08)/福島県の就学援助率においても岩手県、宮城県と同様に震災後に増加し、以後は減少傾向だが、震災前の水準に戻っていない。(福島県:H22 10.62→H23 17.3→R5 11.99。)/なお、本事業は被災県以外へ避難した場合も支援を行っている。/「「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針」において、地震・津波被災地域については、「心のケアや子どもに対する支援等については、中長期的な対応が必要なものがあり、第2期復興・創生期間の後も引き続き必要な支援が行えるよう、復興施策以外の政府全体の施策への移行やその活用により対応するとともに、ソフトランディングのため真に必要な範囲で第2期復興・創生期間の後も復興施策による対応も行う。なお、福島県については、原子力災害による影響を踏まえ、別途、対応する」と、原子力災害被災地域については、「就学支援について、支援の必要な子どもの状況等復興の進捗に応じた支援を継続する。」とされている。
事業の概要
東日本大震災により経済的理由から就学等が困難となった児童生徒等の就学支援等を実施するため、「被災児童生徒就学支援等臨時特例交付金」(平成23年度から26年度までの4年間で約444億円、全額国庫負担)による基金事業として、各都道府県等において、就学援助事業等を実施してきた。この基金事業は、26年度で終期を迎えることになったが、27年度以降も、被災した児童生徒等が安心して学ぶことができる環境を引き続き確保するため、全額国庫補助の単年度の交付金事業として「被災児童生徒就学支援等事業」を実施してきており、令和7年度においても、小中学生に対する学用品費等の援助、高校生に対する奨学金、特別支援学校等に在籍する児童生徒等への就学奨励、私立学校及び各種学校の授業料等減免などを実施する。なお、幼稚園児への就園支援については令和元年10月をもって終了している。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 5.1億円 | - |
| 2024年度 | 7.0億円 | 4.6億円 |
| 2023年度 | 8.0億円 | 5.6億円 |
| 2022年度 | 9.4億円 | 7.1億円 |
| 2021年度 | 14.9億円 | 7.9億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 5.1億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A文部科学省
4.6億円
移し替え
文部科学省
配分先ブロック B福島県ほか
4.6億円
被災児童生徒就学支援等事業交付金の支出
福島県
宮城県
岩手県
新潟県
埼玉県
神奈川県
東京都
山形県
北海道
茨城県
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)780万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者からの指摘を踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
・東日本大震災により被災し、経済的理由から就学が困難となった世帯の児童生徒等に、都道府県が行う就学支援等に要する経費を交付し、もって教育機会の確保を図るための事業であり、「「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針の変更について」に基づき、国が交付を実施していく必要がある。・成果実績は目標値を達成している。・令和7年度予算においては過去の執行実績等を踏まえて、支援に必要な予算を要求する観点から、所要の額を計上している。・本事業は、東日本大震災により被災し、経済的に就学が困難な児童生徒等に対して、経済的な負担を軽減するための事業に係る都道府県の財政負担を軽減するものであり、必要な支援が確実に行われるため、「「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針の変更について」に基づき、引き続き国が行うべき事業である。
改善の方向性
東日本大震災により被災し、経済的理由にから就学が困難な児童生徒等が安心して学ぶことができる環境を確保するため、令和7年度においても、関係自治体から提出された事業計画に基づき、適切な経費の執行に努める。
外部有識者による点検
年数経過による就学支援対象者の実態や生活環境の変化に対応して支援事業内容の整理見直し、終了事業年度の設定を検討すべき
所見を踏まえた改善点・反映状況
「「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針」(令和7年6月20日閣議決定)を踏まえ、福島県を除く地震・津波被災地域(岩手県、宮城県)については、令和8年度から被災児童生徒就学支援等事業(大規模災害)に移行する。また、復興基本方針において、原子力災害被災地域については、支援の必要な子どもの状況等復興の進捗に応じた支援を継続する、とされていることを踏まえ、福島県については適切に対応する。
成果指標・目標値・実績値
被災3県(岩手県、宮城県、福島県)における中学校等卒業者のうち進学した者の割合を震災前の水準(22年度の割合)まで引き上げる
測定指標:被災3県(岩手県、宮城県、福島県)における中学校等卒業者のうち進学した者の割合(目標値:平成22年度の割合)[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 98.9 | 99.3 | 100.40445 |
| 2023年度 | 98.9 | 99.3 | 100.40445 |
| 2024年度 | 98.9 | 99.3 | 100.40445 |
| 2025年度 | 98.9 | 99.0 | 100.10111 |
就学困難世帯への補助
測定指標:当該交付金の事業対象者数
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 7911.0 | 6356.0 | 80.34383 |
| 2022年度 | 6660.0 | 5317.0 | 79.83483 |
| 2023年度 | 5693.0 | 4545.0 | 79.83488 |
| 2024年度 | 4945.0 | 3490.0 | 70.57634 |
| 2025年度 | 3478.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
福島県
被災児童生徒就学支援等事業交付金の支出
2.0億円1費目 ▾
福島県
被災児童生徒就学支援等事業交付金の支出
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 交付金 | 2.0億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。