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防衛関係費現状通り事業ID: 5373

障害防止事業

防衛省地域社会協力総括課開始: 1974年度

2025年度当初予算

108.9億円

2024年度執行: 102.2億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

防衛施設は、わが国の防衛力と日米安全保障体制を支える基盤として必要不可欠なものであり、これらは、演習場、飛行場、港湾など用途が多岐にわたり、広大な土地を必要とするものである。また、これらの防衛施設においては、自衛隊等の機甲車両その他重車両のひん繁な使用、射撃、爆撃その他火薬類の使用のひん繁な実施等により周辺地域に対し障害を及ぼす場合がある。/これらの障害を防止し、又は軽減するため、河川改修等の必要な工事を行うときは、地方公共団体その他の者に対し、予算の範囲内において、その費用の全部又は一部を補助することによって、防衛施設周辺住民の生活の安定及び福祉の向上などが図られることで理解と協力が得られ、ひいては、防衛施設の安定的な使用に寄与する。

現状・課題

機甲車両のひん繁な使用、射撃、爆撃等の自衛隊等の特有の行為が行なわれると、当該区域は「植生が悪化し、裸地化が進む」、「表土が締固められる」、「道路、建物等が整備され、土地利用が変わる」等の変化を来たす。/これにより、当該区域を含む河川流域は保水力が減退し、降雨の際には一度に多量の出水があるため、河川の氾濫、決壊等が生じ、周辺農耕地、住宅地等に被害が発生する。また、多量の出水は流域内の土砂を流出させ、更には河岸の浸食をもたらし、土砂による被害を発生させる。/他方、流域の保水力が減退すると、一時的に多くの流出があるため、通常の時(降雨時以外)に農業用水、飲料水等に使用する水量は逆に減少し用水不足被害が発生する。/これらの自衛隊又は米軍の特定の行為により生ずる障害を防止し、又は軽減するため、河川等の工事を行う必要がある。

事業の概要

自衛隊等の行為によって発生する障害は、その周辺地域の生活に影響を及ぼすものであり、これを周辺住民のみに受忍させることは不公平であることから、その障害に対して対策を講じ、関係住民の生活の安定と福祉の向上に寄与しようとするものである。/そのため防衛省として、最も周辺地域の事情に詳しい地方自治体等が、自衛隊等の行為によって発生する障害を防止し、又は軽減するため、必要な工事を行うときは、その費用を補助することで地元の理解と協力を得てきている。/具体的には、洪水量の増加に対応できるように河川改修、排水路改修、増加した洪水量を調節する洪水調節池や流出する土砂を溜めるため砂防ダム、貯水用ダム(溜池)等の建設工事に対し補助している。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)108.9億円-
2024年度112.8億円102.2億円
2023年度121.9億円101.7億円
2022年度125.6億円124.8億円
2021年度109.9億円103.8億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織防衛省直接南関東防衛局ほか102.0億円配分先静岡県ほか78.7億円配分先静岡県ほか23.0億円配分先有限会社大豊建設ほか2,330万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織防衛省
直接ブロック A

南関東防衛局ほか

102.0億円

南関東防衛局ほかへの示達

1

南関東防衛局

その他
31.0億円
2

北海道防衛局

その他
21.6億円
3

中国四国防衛局

その他
13.8億円
4

東北防衛局

その他
13.0億円
5

九州防衛局

その他
10.9億円
6

北関東防衛局

その他
3.9億円
7

沖縄防衛局

その他
3.5億円
8

近畿中部防衛局

その他
2.2億円
9

東海防衛支局

その他
2.1億円
配分・再委託南関東防衛局ほか より)補助金等交付
配分先ブロック B

静岡県ほか

78.7億円

障害防止工事を実施

1

静岡県

地方公共団体補助金等交付
9.5億円
2

宮城県

地方公共団体補助金等交付
9.0億円
3

岩国市

地方公共団体補助金等交付
6.5億円
4

大分県

地方公共団体補助金等交付
6.3億円
5

山梨県

地方公共団体補助金等交付
5.9億円
6

恵庭土地改良区

その他補助金等交付
5.4億円
7

小松島市

地方公共団体補助金等交付
3.9億円
8

富良野土地改良区

その他補助金等交付
3.6億円
9

盛岡市

地方公共団体補助金等交付
3.1億円
10

宮崎県

地方公共団体補助金等交付
2.8億円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)22.8億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託南関東防衛局ほか より)直接実施(委託)
配分先ブロック C

静岡県ほか

23.0億円

障害防止工事を実施(防衛施設内)

1

静岡県

地方公共団体その他
11.9億円
2

白老町

地方公共団体その他
2.1億円
3

御殿場市

地方公共団体その他
1.7億円
4

上富良野町

地方公共団体その他
1.5億円
5

厚岸町

地方公共団体その他
1.5億円
6

新潟県

地方公共団体その他
8,590万円
7

別海町

地方公共団体その他
7,410万円
8

裾野市

地方公共団体その他
7,250万円
9

滋賀県

地方公共団体その他
6,600万円
10

鹿追町

地方公共団体その他
4,400万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)9,050万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託南関東防衛局ほか より)直接実施(直轄事業)
配分先ブロック D

有限会社大豊建設ほか

2,330万円

障害防止事業に係る調査等を実施

1

有限会社大豊建設

有限会社一般競争契約(最低価格)
1,190万円
2

株式会社沖縄環境科学研究所

株式会社一般競争契約(最低価格)
630万円
3

株式会社クレアリア

株式会社一般競争契約(最低価格)
520万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

事業を実施する上での課題や、それを解決するアウトプットからアウトカムまで、事業活動の進捗に伴う成果を測定するための指標が概ね整備されている。執行率が低調のため、要因を分析の上、必要に応じて執行状況を概算要求等に反映されたい。

事業所管部局による点検・改善

1.必要性  障害防止事業については、自衛隊等の行為により生ずる障害を防止し、又は軽減するため、地方公共団体等が必要な工事を行うときに、国が障害の原因者たる立場において助成するものである。  これにより、防衛施設を安定的に使用できることから、防衛省が実施することが適切である。2.効率性 障害防止事業の実施に際しては、防衛施設周辺障害防止事業補助金交付要綱等に基づき、補助事業者からの交付申請書等の提出を受け、補助金適正化法に基づき、事業の目的や効果、経済性を含め事業の内容の審査を行い、交付決定をしており、補助事業者等から事業完了後に提出される実績報告書に基づき、必要に応じ事業現場等の確認を行い、事業に使用された経費を審査した上で確定している。  また、国が直接行う必要がある事業も含め、競争性を確保するため入札を行うなど経費の抑制にも努めている。3.有効性  障害防止事業を実施することにより、防衛施設の周辺住民が被っている障害が防止等され、関係住民の生活の安定及び福祉の向上が図られることで理解と協力を得られた。  なお、事業完了後にアンケートを行い、おおむね事業効果があったという結果が得られるとともに、十分に活用されていることが確認できた。4.総合評価  障害の防止等のため、地方公共団体等が実施する施設の工事に対して国がその費用の全部又は一部を補助することなどによって、関係住民の生活の安定及び福祉の向上が図られることで理解と協力が得られ、ひいては、防衛施設の安定的な使用に寄与している。

改善の方向性

障害防止事業の実施に際しては、障害の状況、その原因を客観的、定量的に把握し必要性の精査等を実施して、効率的な予算執行及び予算要求に取り組んでいるところであり、引き続き、事業期間の短縮化及びコスト低減等に取り組むとともに、防衛施設の周辺住民の理解と協力を得るため、事業の完了後、関係住民及び自治体へのアンケートを通じて事業効果及び意見の聴取を行い、事業効果の更なる向上に努める。

所見を踏まえた改善点・反映状況

引き続き、事業活動の進捗に伴う成果を測定するための指標を整備し、事業効果の向上に努める。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

自衛隊等の行為又は防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止・軽減をする。

測定指標:要望件数に対する採択件数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度77.077.0100.0
2022年度74.074.0100.0
2023年度72.072.0100.0
2024年度69.069.0100.0
2025年度67.0--
アウトカム

自衛隊等の行為又は防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止・軽減をすることにより、関係住民の理解と協力を得る。

測定指標:成果実績:事業効果を確認できた件数等目標値:当該年度において一つの事案として完了した件数等[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度2.02.0100.0
2022年度4.04.0100.0
2023年度1.01.0100.0
2024年度1.0--
2025年度3.0--
アウトプット

地方公共団体等に対し、自衛隊等の行為又は防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止・軽減をするための障害防止事業を実施

測定指標:事業実施件数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度82.084.0102.43902
2022年度78.080.0102.5641
2023年度78.074.094.87179
2024年度75.075.0100.0
2025年度71.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

静岡県

障害防止施設の整備/事案件数 2件 委託

11.9億円1費目 ▾
費目金額
工事費11.9億円

静岡県

障害防止施設の整備/事案件数 6件

9.5億円1費目 ▾
費目金額
補助金9.5億円

有限会社大豊建設

障害防止施設の整備/事案件数 1件

1,190万円1費目 ▾
費目金額
工事費1,190万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。