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防衛関係費終了予定事業ID: 5320

FCネットワークの研究

防衛省防衛装備庁事業監理官(艦船担当)開始: 2019年度

2025年度当初予算

-

2024年度執行: 4.2億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

通信妨害が予想される環境下で汎用護衛艦等のセンサ情報をリアルタイムかつ効率的に情報交換を行い、射撃可能な精度の航跡を共有し統合火器管制が可能なハードウェア及びソフトウェアを試作し、模擬環境(陸上)及び実環境下(洋上)において試作したFC(Fire Control)ネットワークの耐通信妨害技術、高効率ネットワーク制御技術及び統合火器管制技術に関する技術資料を得るとともに、技術的課題についてFCネットワークとしての実現可能性を確認する。

現状・課題

現在の汎用護衛艦の対空兵器では、射程が短く爆撃機等を迎撃することができないため、それらから発射された対艦ミサイルへの対処に限られる。結果として、護衛艦部隊は飽和攻撃に対して防空を持続することができず、海上優勢の維持が困難となることが予測されるため、脅威の態様(対象国の戦略、ASCMの高性能化、ASCM搭載プラットフォームの低RCS化、ASCMによる飽和攻撃等)に的確に対応する上では、電子戦環境下でのネットワーク戦闘に対応したFCネットワークの構築が求められている。そのため、自艦のローカルセンサ情報又は他アセットからのリモートセンサ情報を部隊全体でリアルタイムに共有し射撃管制に利用することにより、実質的な戦力を増大することなく個艦のセンサ能力を超えた対処覆域を実現し、部隊全体の武器システムが有する能力を最大限に発揮させる必要がある。//ASCM:Anti Ship Cruise Missile(対艦巡航ミサイル)/RCS:Radar Cross Section(レーダ反射断面積)

事業の概要

本事業では、令和元年度から5年度にかけてシステム設計を実施するとともに、FC(Fire Control)ネットワークのハードウェア、ソフトウェア及び専用試験装置を試作し、通信妨害が予想される環境下においてもセンサ情報をリアルタイムかつ効率的に情報交換を行うための耐通信妨害技術、高効率ネットワーク制御技術、統合火器管制技術の確立を目指す。なお、令和4年度から6年度にかけて、試験を実施した後、研究を終了する予定である。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)--
2024年度4.7億円4.2億円
2023年度14.5億円74.3億円
2022年度63.0億円3.7億円
2021年度--

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織防衛省直接三菱電機株式会社3.9億円直接ジャパンマリンユナイテ…2,200万円直接株式会社フォーサイトテ…320万円直接日本電気株式会社250万円直接有限会社PAOプラス120万円直接日本通運株式会社30万円+ 2 件をすべて表示

支出先詳細

この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。

担当組織防衛省
直接ブロック A

三菱電機株式会社

3.9億円

試験

1

三菱電機株式会社

株式会社随意契約(公募)
3.9億円
直接ブロック B

ジャパンマリンユナイテッド株式会社

2,200万円

試験

1

ジャパンマリンユナイテッド株式会社

株式会社随意契約(公募)
2,200万円
直接ブロック C

株式会社フォーサイトテクノ

320万円

試験

1

株式会社フォーサイトテクノ

株式会社随意契約(公募)
320万円
直接ブロック D

日本電気株式会社

250万円

試験

1

日本電気株式会社

株式会社随意契約(公募)
250万円
直接ブロック F

有限会社PAOプラス

120万円

試験

1

有限会社PAOプラス

有限会社一般競争契約(最低価格)
120万円
直接ブロック E

日本通運株式会社

30万円

器材輸送

1

日本通運株式会社

株式会社その他
30万円
直接ブロック G

株式会社イゾイ

20万円

役務

1

株式会社イゾイ

株式会社一般競争契約(最低価格)
20万円
直接ブロック H

三菱重工業株式会社

20万円

試験

1

三菱重工業株式会社

株式会社随意契約(公募)
20万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

終了予定

事業所管部局による点検・改善

【1.必要性】 脅威の態様(対象国の戦略、ASCMの高性能化、ASCM搭載プラットフォームの低RCS化、ASCMによる飽和攻撃等)に的確に対応するため、電子戦境下でのネットワーク戦闘に対応したFCネットワークの構築が求められている。 将来、新艦対空誘導弾(以下「新SAM」という。)を効果的かつ効率的に使用した対空戦に対応するため、電子戦環境下において、汎用護衛艦等が搭載するセンサ情報をリアルタイムかつ効率的に情報交換を行うことができる高効率ネットワーク技術及び射撃が可能な精度で統合航跡を共有し、統合火器管制が可能な統合火器管制技術を確立する必要がある。【2.有効性】 本事業により、高効率ネットワーク技術及び統合火器管制技術が確立することにより、自艦のローカルセンサ情報又は他アセットからのリモートセンサ情報を部隊全体でリアルタイムに共有し射撃管制に利用することにより、実質的な戦力を増大することなく個艦のセンサ能力を超えた対処覆域を実現し、部隊全体の武器システムが有する能力を最大限に発揮させることにより、護衛艦部隊の残存性を飛躍的に向上する。あわせて、防衛技術基盤を強化することができる。 また、部内の専門技術者・研究者による検討会議を適宜に開催し、当該事業に係わる情報の交換、評価、問題点の解明並びに対策の検討により、当該事業の充実化を図っている。【3.効率性】 過去の技術的成果の利活用により、経費削減につなげるとの視点から本事業を点検したところ、過去の技術的成果の利活用が可能な部分については活用が図られている。例としては、「基本設計」において、現有装備品で採用している技術の転活用ならびに所内研究の成果を反映することにより、設計工数を削減する等、コスト削減に努めている。【4.総合評価】 本事業は、納期の延期があったものの装備化年度に変更はないため事業全体計画に影響なく終了した。 また、護衛艦部隊の残存性を飛躍的に向上することを実現化するために不可欠な技術を得られたものと評価でき、かつ、我が国の防衛技術基盤を強化し、もって防衛力の質的水準の向上にできた。

改善の方向性

点検結果を踏まえ、本事業においては民生品の積極的活用や過去の技術的成果の利活用による経費の低減を実施し、経費の抑制が適切になされていた。従来より過去の技術的成果等を積極的に利活用することで経費の抑制を行うことができた。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

研究課題に関する技術的知見の取得

測定指標:確認した技術的課題の数[単位: ]

年度別データを表示(20242024年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度3.03.0100.0
アウトプット

試作の製造

測定指標:製造請負の調達件数[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度1.01.0100.0
2025年度0.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

三菱電機株式会社

FCネットワークの性能確認試験(海上試験(その2))のための試験支援役務

3.7億円1費目 ▾
費目金額
雑役務費3.7億円

ジャパンマリンユナイテッド株式会社

FCネットワーク所内試験に伴う撤去工事

2,200万円1費目 ▾
費目金額
雑役務費2,200万円

株式会社フォーサイトテクノ

FCネットワークの性能確認試験(海上試験(その2))のための技術支援

320万円1費目 ▾
費目金額
雑役務費320万円

日本電気株式会社

FCネットワークの性能確認試験(海上試験(その2))のための標的データ解析役務

250万円1費目 ▾
費目金額
雑役務費250万円

有限会社PAOプラス

オンラインを活用した国内航空人員輸送役務

120万円1費目 ▾
費目金額
人員運搬費120万円

日本通運株式会社

器材輸送 他

30万円1費目 ▾
費目金額
器材運搬費30万円

株式会社イゾイ

廃棄物の搬出運搬処理作業

20万円1費目 ▾
費目金額
雑役務費20万円

三菱重工業株式会社

「あきづき」FCネットワーク 撤去工事

20万円1費目 ▾
費目金額
雑役務費20万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。