2025年度当初予算
2141.8億円
2024年度執行: 461.0億円
事業の目的
F-2の退役が始まると想定される2030年代中盤以降、我が国周辺国の装備品等の近代化及び戦略の変化に対応し、我が国の上空及び周辺空域での航空優勢の確保とともに、各種航空作戦の遂行に必要な能力の確保をもって、我が国に対する侵攻への実効的な抑止力及び対処力に資するために次期戦闘機を開発する。
現状・課題
現在、次期戦闘機は開発事業を推進し、令和17年度の運用開始に向けて現在試作事業6件を概ね計画どおりに進捗している。また、日英伊3か国の共同開発に向け、令和6年12月にグローバル戦闘航空プログラム政府間機関(GIGO:GCAP International Government Organisation)を設立した。また、企業側においては令和7年6月にJV(ジョイント・ベンチャー)が設立された。今後のスケジュールが計画どおり進捗するためには、GIGOとJVの間で最初の統合契約締結に向けた国内外での調整が遅滞なく進捗することが重要である。
事業の概要
F-2の退役が始まると想定される2030年代中盤以降、我が国周辺国の装備品等の近代化及び戦略の変化に対応し、我が国の上空及び周辺空域での航空優勢の確保とともに、各種航空作戦の遂行に必要な能力の確保をもって、我が国に対する侵攻への実効的な抑止力及び対処力に資するために次期戦闘機を開発する。本事業は、/● 日英伊3か国各々の技術を結集し、開発コストやリスクを分担して、将来の航空優勢を担保する優れた戦闘機を開発できること/● 次期戦闘機の量産機数の増加、国際的に活躍する次世代エンジニアの育成、適切な生産の分担等を通じ、防衛生産・技術基盤を維持・強化できること/● 英伊両国との幅広い協力の礎となるとともに、一層厳しさを増す安全保障環境の中で、インド太平洋地域及び欧州地域の平和と安定に大きく貢献できること/等を踏まえ、日英伊3か国による共同開発により実施する。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2141.8億円 | - |
| 2024年度 | 475.6億円 | 461.0億円 |
| 2023年度 | 586.4億円 |
お金の流れ(ノード図)
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支出先詳細
株式会社IHI
174.2億円行政事業レビュー推進チームの所見
事業の進捗に伴って実施する活動を細分化し、当該結節における取組を成果目標や成果指標とするなども検討されたい。
事業所管部局による点検・改善
1. 必要性 :次期戦闘機については、F-2戦闘機が令和17年頃から退役が始まる見込みであり、次期戦闘機は、15~30年後以降の将来において、我が国周辺国の装備品等の近代化及び戦略の変化に対応することが必要である。 2. 効率性 :①ブロック化開発による段階的な開発プロセスの推進、②オープンアーキテクチャーの採用によるアビオニクス開発作業の効率化、③モデルベースドデザインや先進的な製造技術の取り込み等により開発の効率化を図っている。 3. 有効性 :本事業において開発される次期戦闘機は、当該次期戦闘機の運用期間にわたって、我が国に対する侵攻への実効的な抑止力及び対処力の確保に資する。4. 総合的評価:本事業を実施することにより、15~30年後以降の将来において、我が国周辺国の装備品等の近代化及び戦略の変化に対応することが可能であると評価でき、効率性、有効性、費用及び効果を踏まえ、最終的に政策目標である我が国自身の防衛体制の強化に繋がるものである。
改善の方向性
点検結果を踏まえ、本事業においては民生品の積極的活用や過去の技術的成果の利活用による経費の低減を実施し、経費の抑制を図る。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き次期戦闘機の開発を進めるとともに、成果目標や成果指標をより適切に設定できるよう検討をおこなう。
当該試作品を使用した試験研究
測定指標:開発完了をもって技術的に優位性を確保した分野[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2035年度 | 1.0 | - | - |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社IHI
次期戦闘機(その2)(2)次期戦闘機用エンジンシステム(その1)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試作品費 | 127.7億円 |
日本電気株式会社
ACIを活用したマルチレベルセキュリティ共同設計環境
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 583.9億円 |
| 2022年度 | 133.8億円 | 145.9億円 |
| 2021年度 | 1.2億円 | 1.2億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
次期戦闘機用エンジンシステムの開発担当企業
株式会社IHI
三菱重工業株式会社
120.0億円次期戦闘機全体システムのインテグレーションを担う機体主担当企業
三菱重工業株式会社
日本電気株式会社ほか
100.6億円情報共有システムの維持・保守
日本電気株式会社
英国(国防省)
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
日本通信ネットワーク株式会社
テガラ株式会社
GIGO
42.2億円GCAPの推進
GIGO
川崎重工業株式会社ほか
20.4億円試験準備、開発支援他
川崎重工業株式会社
A.T.カーニー株式会社
株式会社JTB
弁護士法人西村あさひ法律事務所
株式会社三菱総合研究所
株式会社プラスラボ
京浜トラベルサービス株式会社
株式会社OCS
新日本エンジニアリング株式会社
株式会社ECO兼子
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
米国(空軍省)
3.6億円ネットワーク装置検討
米国(空軍省)
開発試作の実施
測定指標:解明した技術課題(試作請負契約等の支出件数)[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 装備品取得等業務効率化推進庁費 | 81.3億円 |
三菱重工業株式会社
次期戦闘機(その5)(1)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試作品費 | 59.0億円 |
GIGO
次期戦闘機に係る拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 国際共同開発機関分担金 | 42.2億円 |
川崎重工業株式会社
FTB化試改修(その2)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試験研究費 | 14.8億円 |
米国(空軍省)
ネットワーク装置検討
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試験研究費 | 3.6億円 |