2025年度当初予算
-
2024年度執行: 4.3億円
事業の目的
2050 年カーボンニュートラル及び 2030 年度 46 %削減目標の達成に向けた必要投資額は巨額であり、民間資金を動員するためにはESG金融の主流化が必要である。諸外国の動向調査を踏まえつつ、ESG金融の実践と国内のグリーンファイナンス市場の拡大による脱炭素社会へ向けた民間資金の導入拡大のための取組を支援、及び、民間ビジネス主導によりESG金融を実践、浸透させることで、地球規模の気候変動対策推進に我が国として貢献するとともに、地域における脱炭素社会への移行を促進し、2050 年カーボンニュートラル及び 2030 年度 46 %削減目標の達成することに貢献することを目的とする。
現状・課題
・グリーンファイナンスの活用については、①環境改善効果の担保、②国内外のESG資金による投資対象となり得ること、③比較的好条件での調達可能性があることといった意義が存在し、その活用促進により、社会・経済変革に向けた投資の加速を実現することが必要である。一方、国内市場において新規参入者が伸び悩んでいる、投資の実際のインパクト(CO2削減効果等の環境改善効果等)を求めるようになる等投資家が求める水準が上がっている、加速度的に変化する市場のルールへ対応することが必要である等の状況があり、市場の基盤強化が求められている。/〈出所:グリーンファイナンスに関する検討会 第6回 資料4「グリーンファイナンス関連施策の今後の方向性について」〉/・また、間接金融が主流である日本市場においては、地域金融機関の役割が大きなものとなる。地域社会は、従来から人口減少や高齢化、基幹産業の衰退など、地域に内在する課題と向き合ってきた。加えて、昨今では2050年カーボンニュートラルやネイチャーポジティブ等、国内外共通の課題には解決までの期限が設定されるとともに、課題解決に向けた取組も開始されており、地域社会が直面する課題が複層化している。こうした課題の統合的な解決を図るとともに、地域の成長と同期することが持続可能な社会への移行において求められている。
事業の概要
本事業は、国内におけるESG金融市場の発展及びそれを通じた気候変動対策推進への貢献のため、国際的な政策・機関の動向、取組事例や手法等の収集・分析、国内のESG金融市場に関する対外情報発信や国内における機運醸成、グリーンファイナンス市場整備促進方策の検討、ネットゼロを目指す金融機関の取組支援等による市場の基盤整備及び強化、地域金融機関におけるESG金融の取り組み事例収集、分析支援及び情報発信、国内ESG地域金融の普及に向けた課題抽出、解決策の検討等を実施するものである。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 4.5億円 | 4.3億円 |
| 2023年度 | 4.5億円 | 3.5億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
行政事業レビュー推進チームの所見
令和6年度で終了の事業。本事業で得られた知見を今後の関連する政策に有効に活用すること。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、グリーンファイナンス、ESG金融の普及拡大に向けて、国内外における動向調査、情報発信、各種セミナー、活動の促進策を検討する専門委員会の開催、表彰制度の開催、個別の取組支援などを実施するものである。各金融機関におけるESG金融に関する取組事例は堅調に増加しており、国内のグリーンファイナンス、ESG金融は普及拡大傾向にあることが分かる。より一層の拡大に向け、支援を引き続き継続していく。
改善の方向性
グリーンファイナンス、ESG金融の普及拡大に向けて、支援を引き続き継続していく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業で得られた知見を今後の関連する政策に有効活用する。
地域金融機関によるESG金融実践の取組増加
測定指標:地域金融機関によるESG金融(ESG・SDGsを考慮した金融業務)の取組状況(単年度)[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 18.0 | 18.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社野村総合研究所
令和6年度地域におけるESG金融促進事業委託業務/随意契約(企画競争)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 8,730万円 |
| 業務費 | 260万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 3.0億円 | 3.3億円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | - |
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
株式会社野村総合研究所
9,000万円令和6年度地域におけるESG金融促進事業委託業務/随意契約(企画競争)
株式会社野村総合研究所
一般財団法人静岡経済研究所
530万円令和6年度地域におけるESG金融促進事業委託業務
一般財団法人静岡経済研究所
株式会社日本総合研究所
8,250万円令和6年度脱炭素に向けたグリーンファイナンス情報整備等委託業務
株式会社日本総合研究所
CSRデザイン環境投資顧問株式会社ほか
3,330万円海外のグリーンファイナンス調査
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
4,270万円令和6年度新たな金融手法の開発委託業務
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
1,650万円令和6年度新たな金融手法の開発委託業務
株式会社三菱総合研究所
3,850万円令和6年度金融機関における脱炭素に向けた移行戦略の策定支援及びエンゲージメント実践支援委託業務
株式会社三菱総合研究所
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
3,700万円令和6年度国内外のESG金融の調査及び普及推進等委託業務
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
日本コンベンションサービス株式会社
1,410万円令和6年度国内外のESG金融の調査及び普及推進等委託業務
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
3,490万円令和6年度脱炭素に向けた民間資金動員の促進にかかる調査・分析及び有識者会議の開催・運営等委託業務
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
株式会社三菱総合研究所
3,250万円令和6年度金融機関向け脱炭素実現に向けた自然資本に関する分析支援委託業務
株式会社三菱総合研究所
株式会社バイオーム
250万円金融機関向け自然資本分析に関する調査
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
3,080万円脱炭素投資に関するインパクト評価の調査
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
1,960万円グリーンリスト充実化支援
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
株式会社エックス都市研究所
1,500万円令和6年度 TCFD 開示等における 「機会」の明確化を目指したビジネスチャンス創出に関する調査・分析委託業務
株式会社エックス都市研究所
株式会社グランドユニット
960万円グリーンファイナンスポータルの基盤移行等
株式会社グランドユニット
| 100.0 |
| 2023年度 | 80.0 | 59.1 | 73.875 |
| 2024年度 | 80.0 | 58.0 | 72.5 |
Scope3カテゴリー15の開示社数の増加
測定指標:Scope3カテゴリー15の開示社数[単位: 社]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 60.0 | 75.2 | 125.33333 |
| 2023年度 | 80.0 | 59.1 | 73.875 |
| 2024年度 | 80.0 | 81.0 | 101.25 |
脱炭素社会への移行について経営方針・戦略に組み込み、組織への浸透を図っている金融機関の増加
測定指標:脱炭素社会への移行について、金融機関の経営課題として認識し、経営方針・戦略に組み込み、組織への浸透を図っている金融機関の割合(単年度)[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 17.0 | 16.7 | 98.23529 |
| 2023年度 | 22.0 | 22.4 | 101.81818 |
| 2030年度 | 50.0 | - | - |
移行計画を策定する銀行の数として、都市銀行+地方銀行の半数を目指す
測定指標:ネットゼロ移行計画の開示社数[単位: 社]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 5.0 | 6.0 | 120.0 |
| 2023年度 | 7.0 | 13.0 | 185.71429 |
| 2024年度 | 7.0 | 15.0 | 214.28571 |
| 2030年度 | 45.0 | - | - |
地域金融機関におけるESG金融取組促進
測定指標:「地域におけるESG金融促進事業」における支援件数(単年度)[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 7.0 | 87.5 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
金融機関向けにTCFD開示やポートフォリオ・カーボン分析の支援を行うことで、投融資先との対話エンゲージメントによる企業行動の変革や移行計画策定等の取組を促進する。
測定指標:各年度における支援機関の延べ数[単位: 社]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 53.0 | 72.0 | 135.84906 |
| 2023年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 7.0 | 3.0 | 42.85714 |
| 2025年度 | 0.0 | 0.0 | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
株式会社日本総合研究所
令和6年度脱炭素に向けたグリーンファイナンス情報整備等委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 5,090万円 |
| 人件費 | 2,780万円 |
| その他 | 1,410万円 |
| その他 | -1,030万円 |
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
令和6年度新たな金融手法の開発委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,410万円 |
| 業務費 | 1,540万円 |
| その他 | 400万円 |
| 自己負担額 | -80万円 |
株式会社三菱総合研究所
令和6年度金融機関における脱炭素に向けた移行戦略の策定支援及びエンゲージメント実践支援委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,960万円 |
| その他 | 810万円 |
| 業務費 | 80万円 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
令和6年度国内外のESG金融の調査及び普及推進等委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2,020万円 |
| 事業費 | 1,410万円 |
| 事業費 | 270万円 |
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
令和6年度脱炭素に向けた民間資金動員の促進にかかる調査・分析及び有識者会議の開催・運営等委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 3,110万円 |
| その他 | 320万円 |
| 業務費 | 60万円 |
株式会社三菱総合研究所
令和6年度金融機関向け脱炭素実現に向けた自然資本に関する分析支援委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 2,600万円 |
| その他 | 280万円 |
| 業務費 | 250万円 |
| 業務費 | 110万円 |
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
令和6年度脱炭素投資に関するインパクト評価調査委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,880万円 |
| その他 | 170万円 |
| 業務費 | 30万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
令和6年度グリーンリスト充実化支援委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,440万円 |
| その他 | 480万円 |
| 業務費 | 100万円 |
| その他 | -70万円 |
CSRデザイン環境投資顧問株式会社
海外のグリーンファイナンス調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 1,750万円 |
| その他 | 180万円 |
※ 上位10グループを表示(残り7グループ)
CSRデザイン環境投資顧問株式会社
公益財団法人地球環境戦略研究機関
株式会社日立システムズ
1,910万円グリーンファイナンスポータルサイトの保守及び構築
株式会社日立システムズ
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
日本コンベンションサービス株式会社
株式会社バイオーム