2025年度当初予算
6.5億円
2024年度執行: 6.5億円
事業の目的・概要
事業の目的
2050年カーボンニュートラルの実現及び2030年度46%削減目標等の達成に向けて、再生可能エネルギーの導入量拡大とエネルギー起源CO2排出量の削減を推進することが必要である。中でも潮流発電は年間を通じて安定的かつ時刻の予測ができるため、出力変動が小さく安定的な電力供給が可能な発電方法であり、また、海洋国である日本は、世界トップクラスの潮流発電のポテンシャルを有しており、瀬戸内海や九州沿岸、離島などに適地が存在している。本事業は、潮流発電について技術的・社会的・経済的な課題の検討を行い、その商用化を目指すものである。
現状・課題
環境省では潮流発電の早期実用化を見据え、平成26年度から令和3年度にかけて、国内初の商用スケール(500kW)の潮流発電システムの開発及び実証※1を行い、設計と許認可の取得、設置技術の確立、地域との共生や環境との調和を明らかにしてきたが、商用化に向けては、長期運転や低コスト化に向けた技術的課題、地域との共生や環境影響等の社会的課題、経済性の検討等による商用化の見通しを立てる必要がある※2。/※1:大規模潜在エネルギー源を活用した低炭素技術実用化推進事業のうち、潮流発電技術実用化推進事業/※2:【参考】令和元年度大規模潜在エネルギー源を活用した低炭素技術実用化推進事業のうち潮流発電技術実用化推進事業(長崎県五島市沖における潮流発電技術を実用化するための実証事業)成果報告書
事業の概要
本事業では、これまでの実証事業を踏まえ、発電機の改良により高出力化を試み、その実効性を実証試験にて確認して、発電コスト低減の目処付けを行う。また、漁業者を含む地元関係者等への理解促進に向けた取組みを行うと共に、環境影響評価手法の検討を行う。さらに、他の再生エネルギーとの組合せによる離島等の地域事業モデルの構築や潮流発電事業のファーム化について検討を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 6.5億円 | - |
| 2024年度 | 6.5億円 | 6.5億円 |
| 2023年度 | 6.5億円 | - |
| 2022年度 | 6.5億円 | 6.5億円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 6.5億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A九電みらいエナジー株式会社
6.5億円
・MW級潮流発電機の実証事業/・地域との共生、環境影響評価の検討・実施/・メンテナンス手法の検討/・商用化に向けたビジネスモデル構築
九電みらいエナジー株式会社
配分先ブロック CProteus Tidal (UK) Limitedほか
5.4億円
MW級潮流発電機の実証事業、地域との共生、環/境影響評価の検討・実施、メンテナンス手法の検討
Proteus Tidal(UK)Limited
Proteus Operations Japan合同会社
西日本プラント工業株式会社
協和機電工業株式会社
株式会社アシタバ機電
凸版印刷株式会社
配分先ブロック B特定非営利活動法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会
1,220万円
令和5年度潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業委託業務
特定非営利活動法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会
配分先ブロック D一般社団法人海洋エネルギー漁業共生センターほか
1,050万円
地域との共生、環境影響評価の検討・実施、商用化に向けたビジネスモデル構築
一般社団法人海洋エネルギー漁業共生センター
国立大学法人長崎大学
奈留町漁業協同組合
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
令和7年度で終了の事業。外部有識者の所見を踏まえて、実績や達成内容を分かりやすく明記するとともに、本事業で得られた知見を今後の関連する政策に有効に活用すること。
事業所管部局による点検・改善
外部機関からの認証取得過程で、想定外に追加分析等を行う必要が生じたことにより、事業の遅延が見られた。なお事業の遅延を受けて、以降の事業スケジュールを見直し、事業最終年度である今年度には計画している取組をすべて完了する見込みである。
改善の方向性
事業最終年度のとりまとめに向け、遅延が生じるないようにより詳細に事業の進捗管理を行い、効率的・効果的に執行する。
外部有識者による点検
これまでの実績ないし達成内容についての報告が不十分であり、適切な事業が行われてきたのか評価できない。
所見を踏まえた改善点・反映状況
これまで本事業を通じて、潮流発電の商用化に向けて、以下の通り一定の成果が得られた。・実証機の500kW→1,100kWへの高出力化の改造、電力網との接続・送電・国内企業を活用した海洋工事や改造工事の実施によるサプライチェーン構築、経験・ノウハウの蓄積・実証機の模型やVR映像等を活用した地元での理解促進本事業で得られた知見を今後の関連する政策に有効に活用していく。
成果指標・目標値・実績値
潮流発電によるCO2排出量の削減
測定指標:本事業におけるCO2の削減量(事業開始時から目標年度までの累積)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 27601.0 | - | - |
潮流発電の事業化が見込まれる国内適地の選定
測定指標:潮流発電の事業化が見込まれる国内の適地選定数(事業開始時から目標年度までの累積)[単位: 箇所]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 3.0 | - | - |
R12年度までに潮流発電によりCO2を3,486,758 t-CO2削減する。
測定指標:波及効果を含むCO2削減量(本事業開始時から目標年度までの累積)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 3486758.0 | - | - |
事業期間中に実証事業を1件実施する。
測定指標:①実証機の運用による各種情報(高出力化、電力供給方法、メンテナンス手法)の実績の取得、②海中の実映像を活用するなどPRツールの作成、標準的な環境影響評価項目や手法の検証、③コスト推定、ファーム化に向けた課題整理と解決方針提示、離島でのビジネスモデルの提案、国内サプライチェーン構築に向けた課題の整理[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
九電みらいエナジー株式会社
令和5年度潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業
6.5億円14費目 ▾
九電みらいエナジー株式会社
令和5年度潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 借料及び損料 | 2.8億円 |
| 外注費 | 2.1億円 |
| 消費税及び地方消費税 | 5,910万円 |
| 一般管理費 | 5,330万円 |
| 人件費 | 3,120万円 |
| 消耗品費 | 2,780万円 |
| 雑役務費 | 2,420万円 |
| 共同実施費 | 1,220万円 |
| 旅費 | 790万円 |
| 印刷製本費 | 40万円 |
| 光熱水費 | 40万円 |
| 諸謝金 | 10万円 |
| 通信運搬費 | 10万円 |
| 自己負担額 | -6,000万円 |
Proteus Tidal(UK)Limited
EPC 機器レンタル費
2.7億円1費目 ▾
Proteus Tidal(UK)Limited
EPC 機器レンタル費
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 借料及び損料 | 2.7億円 |
特定非営利活動法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会
令和5年度潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業委託業務
1,220万円5費目 ▾
特定非営利活動法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会
令和5年度潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 外注費 | 850万円 |
| 雑役務費 | 200万円 |
| 人件費 | 120万円 |
| 旅費 | 30万円 |
| 一般管理費 | 20万円 |
一般社団法人海洋エネルギー漁業共生センター
海域調査
650万円1費目 ▾
一般社団法人海洋エネルギー漁業共生センター
海域調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 外注費 | 650万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。