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科学技術振興費現状通り事業ID: 4797

子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

環境省大臣官房化学物質安全課開始: 2010年度

2025年度当初予算

1.0億円

2024年度執行: 9,920万円

01

事業の目的・概要

事業の目的

全国約10万組の親子を対象とした出生コホート(追跡)調査を実施することにより、胎児期から小児期にかけての化学物質等の環境要因がその後の健康に与える影響を明らかにすることを目的とする。また、得られた知見を基に、リスク管理当局や事業者等への適切な情報提供を通じて、自主的取組への反映、化学物質規制の審査基準への反映、環境基準(水質、土壌)への反映等、適切なリスク管理体制の構築を推進し、結果として、次世代育成に係る健やかな環境の実現を図る。

現状・課題

エコチル調査は、約10万組の親子を対象とした大規模かつ長期のコホート調査として、質問票による追跡調査を行っており、うち5千人に対しては対面による詳細調査を行っている。調査開始から10年以上経過した現在も9割以上の方に参加を継続いただいている。血液等の生体試料の分析等を実施し、論文の執筆も進められており、令和6年12月末時点までの全国データを用いた論文数は505編となっている。令和4年度には、調査開始時に策定した12歳までの基本計画を、「エコチル調査企画評価委員会」の議論を踏まえて13歳以降の調査に向けて改定(令和5年3月30日公表)したところである。参加者の減少は研究成果の信頼性に大きな影響を及ぼすため、調査について適切な評価を行うとともに研究成果等の情報発信を実施し、参加者数を維持し調査を着実に進めていく必要がある。

事業の概要

エコチル調査は、環境省、コアセンター(国立環境研究所)、メディカルサポートセンター(国立成育医療研究センター)、ユニットセンター(全国15地域の大学病院等)が連携して行っている事業である。その中で環境省の予算では、調査の外部評価、広報、国際連携に係る費用を負担している(本レビュー対象)。一方、コアセンターは、調査実施の中心機関として機能し、調査実施計画の策定、試料の保存分析、調査に係るデータ集積・保管システムの運営、ユニットセンターが各地域で行う調査のフォローアップ等を行うための費用を運営費交付金で負担している(本レビューの対象外)。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)1.0億円-
2024年度1.2億円9,920万円
2023年度1.3億円1.2億円
2022年度1.3億円9,200万円
2021年度1.3億円9,100万円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織環境省直接民間企業等7,160万円配分先民間企業1,970万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織環境省
直接ブロック A

民間企業等

7,160万円

--

1

一般社団法人環境情報科学センター

一般競争契約(総合評価)
4,850万円
2

TOPPAN株式会社

株式会社一般競争契約(総合評価)
1,680万円
3

株式会社ビーフォース

株式会社一般競争契約(最低価格)
300万円
4

株式会社粂川印刷

株式会社随意契約(その他)
140万円
5

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

株式会社随意契約(少額)
100万円
6

株式会社デザインファクトリー

株式会社随意契約(少額)
70万円
7

株式会社アライ印刷

株式会社随意契約(少額)
20万円
配分・再委託民間企業等 より)
配分先ブロック B

民間企業

1,970万円

--

1

株式会社ディーエムエス

株式会社随意契約(その他)
1,280万円
2

株式会社博報堂

株式会社随意契約(その他)
500万円
3

株式会社内外切抜通信社

株式会社随意契約(その他)
130万円
4

株式会社トッパントラベルサービス

株式会社随意契約(その他)
40万円
5

ユミルリンク株式会社

株式会社随意契約(その他)
20万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

引き続き、成果目標の達成に向けて効果的かつ効率的な事業実施に努めること。

事業所管部局による点検・改善

本調査は、平成23年1月より参加者の募集を開始し、広報活動や普及啓発等に取り組んだ結果、平成26年3月に目標である10万人の参加登録者数に到達した。今後は、生活習慣等に関する質問票を用いた追跡調査を継続するとともに、追跡調査対象者のうち5,000人を対象に、環境試料および生体試料の採取等を含む詳細調査を実施する。なお、調査の途中で参加者が減少することは、研究結果の信頼性に大きな影響を及ぼすため、参加者数の維持および質問票の回収率向上に向けて、事業成果の適切な情報発信や、イベントの開催などに積極的に取り組んでまいりたい。また、調査の進展に伴い、得られた研究成果を社会に還元することが重要であることから、リスク管理当局や事業者等に対して、自主的な取組や政策、ガイドライン等へ反映されるよう情報提供に取り組んでいる。

改善の方向性

現在、本調査はフォローアップ期にあり、生活習慣等に関する質問票を用いた追跡調査を実施している。参加者の減少は緩やかであり、子どもの出生数に対して9割以上の参加率を維持している。また、質問票の回収率についても、目標値に対して9割以上を維持しており、調査は順調に進行している。詳細調査についても計画通りに進捗しており、今後も参加者数の維持に努めながら、引き続き調査を着実に進めてまいりたい。さらに、調査の進展に伴い、得られた調査・分析結果を社会に還元する取組として、イベント等を通じた情報発信や、リスク管理当局よび事業者等への情報提供を行っている。これらの成果や、政策やガイドライン等への反映へつながっており、今後も継続して取り組んでまいりたい。

所見を踏まえた改善点・反映状況

各調査実施機関の取組及び調査の外部評価を共有すること等により引き続き事業実施の効率化を図ってまいりたい。また、16歳以降の本人同意に向けて、参加者数を維持するには、調査の意義や成果について広く国民の理解を得ることが重要であるため、調査成果をわかりやすくホームページに掲載するとともに、国民がアクセスしやすいメディアへの情報発信の強化を行う。執行率についても調査の進展等を把握しながら、予算規模の妥当性について検討を行い、調査を着実に進められるよう努めてまいりたい。なお、令和8年度予算要求においては、業務内容の効率化を検討し、予算の削減を図った。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

エコチル調査について多くの方々の理解が深まることにより、調査の参加者数(子ども)が維持される。

測定指標:エコチル調査の参加者数(フォローアップ期)[単位: ]

年度別データを表示(20232027年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度85700.092930.0108.43641
2024年度84270.092263.0109.48499
2025年度82840.0--
2026年度81410.0--
2027年度80000.0--

20202027年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

質問票の回収枚数が確保される(令和8年度までに、質問票が260万枚回収される。)。

測定指標:子どもの質問票ののべ回収枚数[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度1493509.01579206.0105.73796
2023年度1700577.01696791.099.77737
2024年度1900000.01874947.098.68142
2025年度2367908.0--
2026年度2600000.0--

20202026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

エコチル調査の研究成果等が政策やガイドライン等に反映される。

測定指標:政策やガイドライン等に反映された数[単位: ]

年度別データを表示(20242028年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度1.01.0100.0
2025年度1.0--
2026年度1.0--
2027年度1.0--
2028年度1.0--
アウトプット

事業成果の適切な情報発信、イベント等を実施し、エコチル調査の理解を深め、参加者の継続意識を醸成する。

測定指標:エコチル調査の成果等、子どもの健康と環境についての情報を発信するイベント等への参加者数等[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度10000.05108.051.08
2022年度10000.09817.098.17
2023年度10000.012597.0125.97
2024年度10000.09919.099.19
2025年度10000.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

(支出先不明)

-1費目 ▾
費目金額
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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。