2025年度当初予算
2.9億円
2024年度執行: 2.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
国際連合環境計画(UNEP)は国連の下に設置された環境に関する問題を国際的かつ横断的に扱う唯一の組織であり、当該組織の活動を支援することにより、世界全体での環境保全の推進に貢献するとともに、我が国の有する環境分野の知見・経験・技術等を各国と共有する。
現状・課題
2024(令和6)年3月に開催された第6回国連環境総会(UNEA6)では気候変動、生物多様性の損失及び汚染という3つの世界的な危機に対してシナジーの取組を強化していく決議が採択され、また2024年4月のG7イタリア気候・エネルギー・環境大臣会合のコミュニケや2024年5月OECD閣僚理事会で閣僚宣言でも言及されたところ。具体的には、気候変動や生物多様性などの環境条約での義務を実施していくに当たり、例えば自然を用いた解決策(Nature based solution)など、気候変動にも生物多様性にも相乗効果(シナジー)のある政策やプロジェクトを実施していくことを奨励している。また、それを支援するため、好事例を集めて共有する活動を行っていくこととしている。//気候変動に対する脆弱性の軽減、強靱性の強化を推進するためには、効果的な適応行動と能力開発の実施、及び知見共有、世界~地域の各レベルにおいて、国・地域の全ての関係者を巻き込んで進める必要がある。また、知見を共有するだけに留まらず、共有された知見を活かして地域で適応を具体的に推進することも課題。
事業の概要
①UNEP拠出金(平成16年度~終了(予定)なし)/→国連における環境関連活動の唯一の総合調整機関であるUNEPの活動に対して資金拠出を行うことにより、UNEPによる環境政策の推進等を支援する。我が国からは2004(平成16)年度以降拠出し続けている。/②UNEP国際環境技術センター(IETC)拠出金(平成16年度~終了(予定)なし)/→1992 (平成4)年に持続可能な環境管理への取組をさらに強化するため、UNEPの機関として設立されたIETCへの拠出を行う。現在IETCは大阪市を拠点として、主に開発途上国における環境問題の改善や環境に適正な技術の普及促進、統合的廃棄物管理などに取り組んでいる。/③世界適応ネットワークアジア太平洋地域等事業拠出金(平成26年度~終了(予定)なし)/→アジア太平洋を中心としたアジア太平洋適応ネットワークの事務局運営に貢献するために拠出を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2.9億円 | - |
| 2024年度 | 2.7億円 | 2.7億円 |
| 2023年度 | 2.6億円 | 2.6億円 |
| 2022年度 | 2.5億円 | 2.5億円 |
| 2021年度 | 2.3億円 | 2.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国際連合環境計画
1.4億円
国際連合環境計画への拠出金
国際連合環境計画
直接ブロック CAsian Institute of Technology(AIT)ほか
6,570万円
世界適応ネットワークアジア太平洋地域等事業拠出金の拠出先
Asian Institute of Technology(AIT)
UNITED NATIONS
直接ブロック B国際連合環境計画国際環境技術センター
5,730万円
国際連合環境計画国際環境技術センターへの拠出金
国際連合環境計画国際環境技術センター
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き、拠出先において拠出金が適切に用いられていることを確認するとともに、成果目標達成のため効果的かつ必要最低限の拠出となるよう検討を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
・UNEP拠出金については、国連環境総会の結果やパフォーマンスレポート等により、効果的な活動が実施されていることを確認した。・IETC拠出金については、活動の実績や職員のパフォーマンスを具体的に確認した。・世界適応ネットワークアジア太平洋地域等事業拠出金については、拠出金支出報告書等により、適応促進に資する活動が実施されているとともに、拠出金が適正に執行されていることも確認した。
改善の方向性
UNEPとの関係では年一回程度の日UNEP政策対話を行っており、また、IETC所長は年に数回程度当省管理職に対し活動報告を行っている。これらの場を通じて、UNEPの活動状況を確認しつつ、引き続きより効果的・効率的なプログラムの実施を促すよう努めている。
所見を踏まえた改善点・反映状況
所見を踏まえて、引き続き拠出先において拠出金が適切に用いられていることを確認するとともに、成果目標達成のため効果的かつ必要最低限の拠出となるよう努める。
成果指標・目標値・実績値
事務局に一定割合の邦人職員(専門職以上)が確保される。
測定指標:日本再興戦略に掲げた国連関係機関の邦人職員数の目標(3.1%)に基づく人数(令和5年度、UNEP専門職以上の職員は832名であるため、目標値は25名)。[単位: 人]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 25.0 | 21.0 | 84.0 |
| 2024年度 | 25.0 | 24.0 | 96.0 |
| 2025年度 | 25.0 | - | - |
| 2026年度 | 25.0 | - | - |
| 2027年度 | 25.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
国連環境総会における決議等の採択を通じ、UNEPの活動が活性化される。
測定指標:国連環境総会で採択された、我が国の意見が反映された決議等の数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 24.0 | 15.0 | 62.5 |
| 2024年度 | 24.0 | 15.0 | 62.5 |
| 2025年度 | 24.0 | - | - |
| 2026年度 | 24.0 | - | - |
| 2027年度 | 24.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
事務局に一定割合の邦人職員が確保される。
測定指標:日本再興戦略に掲げた国連関係機関の邦人職員数の目標(3.1%)に基づく人数(令和5年度、UNEP/IETCの専門職以上の職員は3名であるため、目標値は1名)。[単位: 人]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 2.0 | 200.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 2.0 | 200.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
| 2027年度 | 1.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
途上国に対して環境上適正な技術の移転が促進される。
測定指標:我が国が積極的に推進している環境分野における技術移転につながるプロジェクトの参加国数[単位: か国]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 11.0 | 11.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 11.0 | 28.0 | 254.54545 |
| 2025年度 | 11.0 | - | - |
| 2026年度 | 11.0 | - | - |
| 2027年度 | 11.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
アジア太平洋地域等の途上国行政官が適応や防災について最新の知見を身につける。
測定指標:アジア太平洋地域等で開催された適応関連の人材育成ワークショップ等の参加者数(累積)[単位: 人]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 300.0 | 681.0 | 227.0 |
| 2024年度 | 700.0 | 759.0 | 108.42857 |
| 2025年度 | 900.0 | - | - |
| 2026年度 | 900.0 | - | - |
| 2027年度 | 900.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
適応や防災の最新の知見を身につけ能力強化された行政官が実際に適応策を立案する。
測定指標:研修を通じて作成されたGCFコンセプトノート案の数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 4.0 | 80.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 7.0 | 140.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
| 2026年度 | 6.0 | - | - |
| 2027年度 | 6.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
立案した適応策に資金が提供されることで実際に実施され、アジア太平洋地域等の途上国で適応が推進する。
測定指標:作成されたGCFコンセプトノートが、実際にGCFから資金を獲得した数(累積)[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 2.0 | 1.0 | 50.0 |
| 2026年度 | 4.0 | - | - |
| 2027年度 | 4.0 | - | - |
国連環境総会(UNEA )で承認された予算額を国連分担金の比率で各国に自動的に割り振った通称「Full Share」に対する拠出割合を14%以上とする
測定指標:Full Shareに対する拠出割合(参照:Environment_Fund_Status_Report、Environment Fund Table)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 14.0 | 14.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 14.0 | 17.5 | 125.0 |
| 2025年度 | 14.0 | - | - |
| 2026年度 | 14.0 | - | - |
| 2027年度 | 14.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
継続して、請求額の拠出を行う。
測定指標:拠出金額[単位: 万ドル]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 50.0 | 41.2 | 82.4 |
| 2024年度 | 50.0 | 41.2 | 82.4 |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
| 2026年度 | 50.0 | - | - |
| 2027年度 | 50.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
国際的な適応知見共有を促進する。
測定指標:気候変動への適応を支援するためのアジア太平洋地域等での人材育成ワークショップ等の開催件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 20.0 | 20.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 16.0 | 80.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
| 2026年度 | 20.0 | - | - |
| 2027年度 | 20.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国際連合環境計画
国際連合環境計画拠出金
1.4億円1費目 ▾
国際連合環境計画
国際連合環境計画拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 1.4億円 |
国際連合環境計画国際環境技術センター
国際連合環境計画国際環境技術センター拠出金
5,730万円1費目 ▾
国際連合環境計画国際環境技術センター
国際連合環境計画国際環境技術センター拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 5,730万円 |
Asian Institute of Technology(AIT)
世界適応ネットワークアジア太平洋地域等事業拠出金
3,980万円1費目 ▾
Asian Institute of Technology(AIT)
世界適応ネットワークアジア太平洋地域等事業拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 3,980万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。