2025年度当初予算
33.0億円
2024年度執行: 2.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業では、2050年カーボンニュートラル、2030年度46%削減目標の実現に向けて、運輸部門のCO2排出量の4割を占める貨物車・バス由来CO2を削減するため、普及の初期段階にある環境配慮型先進トラック・バス(従来のディーゼルトラック・バスと比べてCO2排出量が少ない車両(HV(ハイブリッド自動車)、天然ガス車))の大幅な導入を早急に軌道に乗せることを目的とする。具体的には、車両の導入に係る経費の一部補助等を行い普及初期の導入加速を支援することにより、安定的な需要を創出し、環境配慮型先進トラック・バスの普及を目指す。/また、環境配慮型車両導入加速に加え、2030年までの間はトラック保有車の7~8割程度をディーゼル車が占めると予想され、当面は内燃機関(ディーゼル)の低炭素化促進を合わせて実施する必要があることから、トップクラスの燃費水準車両の普及加速を集中的に支援し、事業用貨物車における低炭素型車両比率を高めることを目標として導入の支援を行う。
現状・課題
環境配慮型トラック・バスは、普及の初期段階にあり、運輸部門のCO2排出量の削減に向けて、今後の導入拡大が期待されるところである。ただし、課題としては、従来のディーゼルトラック・バスと比べて車両価格が割高であることや(地球温暖化対策計画(令和7年2月18日))、EVに必要な充電設備が十分に整備されていないことが挙げられる(2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略(令和3年6月18日))。/また、貨物車(トラック)は運輸部門CO2排出量の約4割を占める<例:運輸部門における二酸化炭素排出量(令和5年5月17日)>が、排出負荷が高い一方で、必要とされる用途や性能の特性から乗用車に比べ次世代型車両の大量普及が困難<例:第3回会議 グリーン社会WG資料2-3(令和3年4月16日)>となっている。そのため、今後、次世代型車両普及施策を推進したとしても、当面9割程度をディーゼル車が占めると予想される<例:エネルギー対策特別会計における補助・委託等事業(パンフレット)(令和5年度)>ことから、電動化の推進とともに、当面は内燃機関(ディーゼル)の低炭素化の促進が必要である。
事業の概要
事業者が導入する環境配慮型先進トラック・バス(普及を見据えて一定の型式により継続的に製造し市場において販売することが予定されるハイブリッド及び天然ガストラック・バスが対象)について、標準的な車両との差額分を支援する。/また、資力に乏しい中小運送業者に対して、低炭素型車両の導入を支援するとともに、エコドライブ等の取組を促すことで、運輸部門のCO2削減を進めるとともに、低炭素型車両の技術革新等を促すため、低炭素型車両と、標準的燃費水準の同クラスの車両価格との差額の1/2~1/4について補助金を交付する。導入に際してはエコドライブの実施を含む環境管理システムの構築を要件とする。また、補助要件について、高いCO2排出削減効果を得る観点から、燃費レベルの実態等を踏まえて年度ごとに必要に応じて見直しを行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 33.0億円 | - |
| 2024年度 | 3.4億円 | 2.9億円 |
| 2023年度 | 5.0億円 | 5.4億円 |
| 2022年度 | 10.0億円 | 8.8億円 |
| 2021年度 | 10.0億円 | 6.6億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 33.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A公益財団法人北海道環境財団
2.9億円
直接補助事業者(執行団体)
公益財団法人北海道環境財団
配分先ブロック B芙蓉オートリース株式会社ほか
2.7億円
間接補助事業者
芙蓉オートリース株式会社
MOBILOTS株式会社
長崎自動車株式会社
和喜輸送株式会社
株式会社ランテック
キャリーネット株式会社
協栄流通株式会社
ウヤマ産業株式会社
神田ファイナンス株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)7,550万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
外部有識者の所見を踏まえ、事業内容・制度についてより効率的・効果的なものになるよう検討すること。
事業所管部局による点検・改善
補助事業の適切な執行により、環境配慮型先進トラック・バスの普及促進を着実に実施している。
改善の方向性
事業の効率性及び有効性に留意しつつ引き続き事業に取り組み、運輸部門のCO2排出削減に寄与する。
外部有識者による点検
・ 環境配慮型先進トラック・バスや低炭素型の導入に当たって、補助金を交付し、貨物車・バス由来のCO2を削減する本事業の必要性は理解できる。ただし、いつまでも実施するのではなく、補助金制度に代わる制度、例えば無利子や低利子の融資制度等についても検討すべきである。なお、このような融資制度を導入する場合などは、国が直接実施するのではなく地方公共団体に委ねることも検討し、その財源は地方交付金などで対応することも検討すべきである。
所見を踏まえた改善点・反映状況
外部有識者のご指摘のとおり、環境配慮型先進トラック・バスの導入を支援する手段は補助金制度以外にもございますが、資力の乏しい中小トラック運送業者も多くいる現状において、2050年カーボンニュートラル実現を目指して自動車運送業全体の低炭素化・脱炭素化を強力に推し進めていくためには、将来的に返済が必要となる融資ではなく、補助金による導入支援が適当であると考えています。引き続き、自動車由来のCO2削減のため、補助事業がより効率的・効果的なものになるよう検討して参ります。
成果指標・目標値・実績値
本補助事業における補助対象車のモデル数の増加
測定指標:本補助事業における補助対象車のモデル数(事前登録車両数)(単年度)[単位: モデル数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 52.0 | 51.0 | 98.07692 |
| 2022年度 | 54.0 | 47.0 | 87.03704 |
| 2023年度 | 56.0 | 58.0 | 103.57143 |
| 2024年度 | 58.0 | 21.0 | 36.2069 |
| 2025年度 | 60.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
1台当たりのCO2削減コスト目標値以下
測定指標:CO2削減コスト目標値(単年度)[単位: 円/kg-CO2/台]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 14.79 | 12.94 | 87.49155 |
| 2025年度 | 14.79 | - | - |
CO2排出量の削減
測定指標:本事業によるCO2排出削減量(令和2年度からの累積)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2873.2 | 4319.2 | 150.32716 |
| 2025年度 | 3351.8 | - | - |
| 2026年度 | 3830.0 | - | - |
導入補助によるCO2排出量の削減
測定指標:本事業によるCO2排出削減量(令和2年度からの累積)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 958560.0 | 1188582.0 | 123.99662 |
| 2025年度 | 1150272.0 | - | - |
| 2026年度 | 1341984.0 | - | - |
環境配慮型先進トラック・バスの普及を通じたCO2削減効果の増大(令和2年度からの累計)
測定指標:環境配慮型先進トラック・バスの導入による累計CO2排出削減量(波及効果を含む)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 4327453.0 | - | - |
営業用トラック(普通車)を全て2030年度までに低炭素型ディーゼルトラックに置き換えCO2排出量を削減
測定指標:波及効果を含むCO2排出削減量(事業開始時からの累計)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 29747312.0 | - | - |
トラック・バス販売車に占める環境配慮型先進トラック・バスの比率向上
測定指標:補助台数(単年度)[単位: 台]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 146.0 | 176.0 | 120.54795 |
| 2022年度 | 117.0 | 115.0 | 98.2906 |
| 2023年度 | 95.0 | 235.0 | 247.36842 |
| 2024年度 | 79.0 | 210.0 | 265.82278 |
| 2025年度 | 79.0 | - | - |
低炭素型ディーゼルトラックの導入補助
測定指標:補助台数(単年度)[単位: 台]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 6000.0 | 6840.0 | 114.0 |
| 2025年度 | 5817.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
公益財団法人北海道環境財団
令和6年度環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業
2.9億円2費目 ▾
公益財団法人北海道環境財団
令和6年度環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2.7億円 |
| 事務費 | 1,660万円 |
芙蓉オートリース株式会社
令和6年度環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業
6,750万円1費目 ▾
芙蓉オートリース株式会社
令和6年度環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6,750万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。