2025年度当初予算
-
2024年度執行: 1.4億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、2050 年カーボンニュートラル及び 2030 年度 46 %削減目標の達成に向け、カーボンプライシングを導入する場合に効果的な制度を速やかに導入・実施できるよう、制度案の検討に資するよう必要な調査・分析を行い、国民各界各層に分かりやすい形でまとめることを目的とする。特に最新の情報と研究機関等の研究結果等や、昨今の社会経済情勢の変化も踏まえ既存のカーボンプライシング及び今後導入される施策の環境や経済への影響分析等を行うことは、「成長志向型カーボンプライシング構想」の制度設計及び関連法令等の具体的検討に貢献し得るものである。
現状・課題
カーボンプライシングについては、中央環境審議会地球環境部会「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」において、学識経験者や経済団体等を交えて議論が進められ、そうした結果も踏まえ、令和5年5月に脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律(令和5年法律第32号。以下「GX推進法」という。)が本通常国会において成立するとともに、同年7月には同法に基づく脱炭素成長型経済構造移行推進戦略(以下「GX推進戦略」という。)が閣議決定されたところである。同法においては、カーボンプライシングを導入すること及びその詳細は2年以内に別途法律で措置することが定められており、引き続き、同法第73条を踏まえ、両制度が排出削減等環境保全に資するものとなるよう、本事業を通じて環境省として制度設計に関与していく必要がある。
事業の概要
「成長志向型カーボンプライシング構想」の制度設計及び関連法令等の具体的検討に資するように、最新の情報と研究機関等の研究結果等や、昨今の社会経済情勢の変化も踏まえ、既存のカーボンプライシング及び今後導入される施策の環境や経済への影響等についての実証的な調査・分析を、民間企業等への委託により実施する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 2.0億円 | 1.4億円 |
| 2023年度 | 2.5億円 | 1.6億円 |
| 2022年度 | 2.5億円 | 2.4億円 |
| 2021年度 | 2.5億円 | 2.4億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | - |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A株式会社三菱総合研究所
8,800万円
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務
株式会社三菱総合研究所
配分先ブロック C株式会社価値総合研究所
3,190万円
成長志向型カーボンプライシングの具体的な制度設計と環境・経済への影響の調査・検討・分析業務のうち応用一般均衡モデル等を用いた経済影響分析
株式会社価値総合研究所
配分先ブロック B公益財団法人地球環境戦略研究機関
860万円
国際シンポジウム等開催支援、東アジア地域における排出量取引制度等調査・分析に関する業務
公益財団法人地球環境戦略研究機関
配分先ブロック Dエム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社
330万円
具体的な制度設計の在り方についての調査・検討・分析のうち、特に産業への影響やマクロ経済への影響における、紙・パルプ分野での削減対策の調査及びシナリオ作成に関する業務
エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
直接ブロック Eみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
5,280万円
令和6年度カーボンプライシング検討調査委託業務
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
配分先ブロック F株式会社イー・コンザル
990万円
CPの文献調査、国内外のCP施策調査、CP施策のヒアリング調査、説明資料作成、CPFLASH配信に関する業務
株式会社イー・コンザル
直接ブロック G国立大学法人 京都大学
340万円
令和6年度カーボンプライシングが地域経済に及ぼす効果・影響に係る情報収集等委託業務
国立大学法人京都大学
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
令和6年度で終了の事業。本事業で得られた知見を今後の関連する政策に有効に活用すること。
事業所管部局による点検・改善
令和6年度は、「GX実現に向けた排出量取引制度の検討に資する法的課題研究会」や内閣官房「GX実現に向けたカーボンプライシング専門ワーキンググループ」において、学識経験者や経済団体等を交えて、カーボンプライシングの導入等に関する議論が進められた。本事業における調査・検討を通じて得られた知見はこうした審議会等での議論に貢献しており、令和7年2月25日に閣議決定された「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律(GX推進法)の一部改正法案」に係る議論においても活かされたところである。
改善の方向性
令和7年2月25日に排出量取引制度の本格稼働等に向けたGX推進法の一部改正法案が閣議決定され、国会での審議を経て、同年5月28日に成立した。排出量取引制度については地球温暖化対策課が所管するSHK制度や、市場メカニズム室が所管するJ-クレジット制度との制度連携が求められており、これら相互に関連する各制度を一元的に管理し、排出量の算定に係る知見等を集約し、省として各制度の円滑かつ効果的な運用を確保することが求められている。このような状況を踏まえ、カーボンプライシングに係る実務を集約・再編し、SHK制度やJ-クレジット制度を含めた予算と合わせて執行をしつつ、引き続き、カーボンプライシングの検討に資する調査・分析を効果的に実施していく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
カーボンプライシングの実施に向け、これまでの事業で得られた知見を有効に活用する。
成果指標・目標値・実績値
本事業による分析を元に、カーボンプライシング導入による温室効果ガス削減量に関する様々なシナリオが作成される。
測定指標:カーボンプライシングの導入シナリオ数の累計[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
成長志向型カーボンプライシングにおける炭素に対する賦課金の水準
測定指標:炭素に対する賦課金に係る水準率[単位: %]
定量的な目標値・実績値は確認できません
本事業で実施する評価分析が、我が国のエネルギー起源CO2排出量の業種別排出割合の100%を占めることを目標とする。
測定指標:当該事業を実施した年度の最新の我が国全体のエネ起CO2排出量のうち、本事業で検討する業種の排出量が全業種に対し占める割合(単年度)[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社三菱総合研究所
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務
8,800万円5費目 ▾
株式会社三菱総合研究所
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 4,580万円 |
| 人件費 | 2,940万円 |
| 消費税及び地方消費税 | 800万円 |
| 一般管理費 | 510万円 |
| 自己負担額 | -30万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
令和6年度カーボンプライシング検討調査委託業務
5,280万円5費目 ▾
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
令和6年度カーボンプライシング検討調査委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,620万円 |
| 業務費 | 1,560万円 |
| 一般管理費 | 630万円 |
| 消費税及び地方消費税 | 480万円 |
| 自己負担額 | -10万円 |
株式会社価値総合研究所
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務:成長志向型カーボンプライシングの具体的な制度設計と環境・経済への影響の調査・検討・分析業務のうち応用一般均衡モデル等を用いた経済影響分析
3,190万円1費目 ▾
株式会社価値総合研究所
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務:成長志向型カーボンプライシングの具体的な制度設計と環境・経済への影響の調査・検討・分析業務のうち応用一般均衡モデル等を用いた経済影響分析
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 3,190万円 |
株式会社イー・コンザル
令和6年度カーボンプライシング検討調査委託業務:CPの文献調査、国内外のCP施策調査、CP施策のヒアリング調査、説明資料作成、CPFLASH配信に関する業務
990万円1費目 ▾
株式会社イー・コンザル
令和6年度カーボンプライシング検討調査委託業務:CPの文献調査、国内外のCP施策調査、CP施策のヒアリング調査、説明資料作成、CPFLASH配信に関する業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 990万円 |
公益財団法人地球環境戦略研究機関
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務:国際シンポジウム等開催支援、東アジア地域における排出量取引制度等調査・分析に関する業務
860万円1費目 ▾
公益財団法人地球環境戦略研究機関
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務:国際シンポジウム等開催支援、東アジア地域における排出量取引制度等調査・分析に関する業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 860万円 |
国立大学法人京都大学
令和6年度カーボンプライシングが地域経済に及ぼす効果・影響に係る情報収集等委託業務
340万円3費目 ▾
国立大学法人京都大学
令和6年度カーボンプライシングが地域経済に及ぼす効果・影響に係る情報収集等委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 210万円 |
| 人件費 | 80万円 |
| 一般管理費、消費税及び地方消費税その他 | 50万円 |
エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務:具体的な制度設計の在り方についての調査・検討・分析のうち、特に産業への影響やマクロ経済への影響における、紙・パルプ分野での削減対策の調査及びシナリオ作成に関する業務
330万円1費目 ▾
エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
令和6年度成長志向型カーボンプライシング構想の実現・実行に向けた検討調査等委託業務:具体的な制度設計の在り方についての調査・検討・分析のうち、特に産業への影響やマクロ経済への影響における、紙・パルプ分野での削減対策の調査及びシナリオ作成に関する業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 330万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。