2025年度当初予算
-
2024年度執行: 770万円
事業の目的
気候変動による水害の激甚化・頻発化や河川管理施設の老朽化、少子高齢化に伴う機械技術員・操作員の不足などにより、排水機場等河川管理施設の維持管理効率化や災害時の体制構築、老朽施設対策が喫緊の課題となっている。本事業は、新たな設計思想により開発したマスプロダクツ(汎用エンジン)型排水ポンプの導入、河川管理施設における診断の実施、設備の一元監視による広域的な治水対策の実現により、これらの課題を解決することを目的とする。
現状・課題
近年、水害の激甚化・頻発化に伴い河川管理施設の重要性が高まっているが、その多くは高度経済成長期に整備されており、現時点で河川ポンプ設備の約3割、河川ゲート設備の約5割が設置後40年を経過しているため、施設の信頼性回復のためにも計画的な更新(メンテナンスサイクルの確立)が必要な状態にある。/また、従来の河川管理施設は個々の機器・部品毎に高い信頼性を確保することで予備機を設置しない設計思想を標準としてきたが、特注・受注生産品となるため扱える技術者が限定される、故障等に伴う部品供給に時間を要する等の課題もあった。そのため、設備の小口分散化、予備機の設置(N+1)、機器・部品のマスプロダクツ化といった新たな設計思想の導入により、機能損失リスクを低減し総合信頼性の向上を図る必要がある。加えて、少子高齢化に伴い、機械技術員・操作員が不足しているという現状や今後人員確保が一層厳しくなると想定されることから、設備の一元監視による広域的な治水対策を実現し、省人化を図る必要がある。
事業の概要
本事業は、/①自動車業界とポンプ業界が異業種連携を行うことで治水対策のイノベーションを起こすために実施するマスプロダクツ型排水ポンプ実証試験等を踏まえたマスプロダクツ型排水ポンプ導入に関する基準類の作成及び/②自治体及び関係省庁が管理する河川管理施設の一元監視システムの導入のためのシステム設計や情報連携に必要な協定などを検討するとともに、河川管理施設の診断に関する基準類の作成/を行う事業である。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 780万円 | 770万円 |
| 2023年度 | 780万円 | 750万円 |
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
一般社団法人 河川ポンプ施設技術協会
740万円河川ポンプ設備の規格化等に関する調査・検討等
行政事業レビュー推進チームの所見
終了予定
事業所管部局による点検・改善
本事業は河川管理施設(公共インフラ)が抱える水害の激甚化・頻発化・施設の老朽化、少子高齢化に伴う操作員等の不足といった背景を解決するため実施するものであり、公益性が高く国が優先的に行うべき事業である。アクティビティ①についてはマスプロダクツ型排水ポンプの開発に関する委員会を目標年度に1回開催している。また、アクティビティ②についても目標年度に診断標準要領(案)の作成を行い目標値を達成している。
改善の方向性
マスプロダクツ型排水ポンプについては今後も現場実証を継続し、引き続き実用化を促進していく。
マスプロダクツ型排水ポンプの現場における実用性の確認
測定指標:マスプロダクツ型排水ポンプの現場据付箇所数(累計)[単位: 箇所]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 6.0 | 0.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般社団法人河川ポンプ施設技術協会
令和6年度 河川機械設備の総合信頼性向上に関する検討業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 技術研究開発調査費 | 740万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 760万円 | 2,760万円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
一般社団法人河川ポンプ施設技術協会
| 2023年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
マスプロダクツ型排水ポンプの導入に必要な技術基準類を令和8年度までに新たにとりまとめる
測定指標:マスプロダクツ型排水ポンプの導入を実現するために新たに作成した基準類の数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
診断に関する基準について現場試行結果をふまえた基準類の改定を令和6年度中にとりまとめる
測定指標:機械設備の維持管理の最適化を実現するための基準類の数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
マスプロダクツ型排水ポンプの活用による内水被害の軽減
測定指標:マスプロダクツ型排水ポンプに関する委員会の開催数[単位: 回]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 5.0 | 125.0 |
| 2022年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 2.0 | 66.66667 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
維持管理を最適化するための診断に関する基準について現場試行結果をふまえた基準類の改定検討
測定指標:診断に関する基準改正に向けた診断業務試行件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています