2025年度当初予算
4422.0億円
2024年度執行: 5220.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
社会資本整備総合交付金は、地方公共団体等が作成した社会資本総合整備計画に基づき行う社会資本の整備その他の取組を支援することにより、交通の安全の確保とその円滑化、経済基盤の強化、生活環境の保全、都市環境の改善及び国土の保全と開発並びに住生活の安定の確保及び向上を図ることを目的とする。
現状・課題
本事業は地方公共団体等の社会資本の整備等を通じ、経済基盤の強化、都市環境の改善等を図るものであり、生産性の向上等の地域における課題の解決のため、国として十分な支援を行うことが重要である。
事業の概要
地方公共団体等が作成した社会資本総合整備計画※に基づき、政策目的実現のための基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備や効果促進事業等に対して総合的・一体的な支援等を行う。/ ※ 計画期間は3~5年。地方公共団体等が単独で、又は共同して社会資本総合整備計画を策定/ ※ 計画策定に当たっては、成長力の強化や地域の活性化等の実現状況等を測るための成果指標(アウトカム指標)を設定/ ※ 基幹事業ごとの事業概要は子事業参照
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4422.0億円 | - |
| 2024年度 | 4599.3億円 | 5220.3億円 |
| 2023年度 | 4996.4億円 | 5581.1億円 |
| 2022年度 | 5278.8億円 | 6072.7億円 |
| 2021年度 | 5752.4億円 | 6924.4億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A地方公共団体等
5664.6億円
補助事業の実施
愛知県
東京都
大阪府
大阪市
福岡県
横浜市
沖縄県
静岡県
兵庫県
茨城県
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)4592.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者の指摘にもあるように、「社会資本総合整備計画中の成果指標の目標値達成度」が、2022年度68.4%、2023年度67.5%、2024年度57.4%と継続的に低下している。この原因を分析し、改善されたい。
事業所管部局による点検・改善
平成28年度より、経済・財政再生計画等の指摘を踏まえ、費用便益比(B/C)の算出の要件化、不用率・未契約繰越率の把握、公表等の制度の見直しを行うとともに、真に必要な計画・事業に十分な交付金が充てられるよう、重点配分対象の明確化を行い、平成29年度から、その取組を本格化させているところ。また、令和7年度以降、立地適正化計画の策定に取り組んでいない市区町村が交付対象である要素事業は、原則として重点配分の対象外とする見直しを行ったところ。限られた予算を効率的に使用する観点から、優先度の高い計画・事業に対して十分な支援ができるよう、これらの取組を継続するとともに、引き続き、必要な改善策を検討し、講じるべきである。
改善の方向性
優先度の高い計画・事業に対して十分な支援ができるよう、予算の重点化に向けた必要な改善策を検討し、予算の重点化を図る。
外部有識者による点検
本事業は地方公共団体の創意工夫を活かした社会資本整備を総合的に支援する重要な制度であるが、成果目標の達成状況を拝見すると改善すべき点が見受けられる。成果目標達成度の低下傾向への懸念 最も重要な成果指標である「社会資本総合整備計画中の成果指標の目標値達成度」が、2022年度68.4%、2023年度67.5%、2024年度57.4%と継続的に低下している。目標値100%に対し、実績が6割を下回る状況は看過できない。この傾向は、地方公共団体の計画策定・管理能力の限界や、現実的でない目標設定の可能性を示唆しているのではないか目標設定と評価手法の見直し必要性 現在の成果目標「全ての計画で100%達成」は理想的だが非現実的なのではないか。むしろ、計画の質的向上や重点分野での確実な成果創出を重視した目標設定が適切と考える。また、地方公共団体が設定する個別の成果指標の妥当性について、国としてより積極的な技術的助言を行うべきでではないでしょうか。重点配分方針の効果検証と改善 2016年度から導入された重点配分制度は一定の意義を有するが、成果達成度低下との関係を精査する必要がある。立地適正化計画との連携強化方針は評価できるものの、令和7年度からの厳格化が現場に与える影響を慎重に監視すべきである。 PDCAサイクルの実質化 2020年秋の年次公開プロセスで指摘されたPDCAサイクルの可視化は喫緊の課題である。地方公共団体向けの「不適切・望ましい指標例」の提示は一歩前進だが、より実践的な計画策定支援や中間評価の充実が求められる。今後の方向性 予算制約が厳しさを増す中、真に効果的な事業への重点化は不可避である。しかし、成果目標の達成度向上には、制度の運用改善と地方公共団体の能力向上支援の両面からのアプローチが必要である。特に、計画期間中の進捗管理体制の強化と、計画終了時の詳細な要因分析に基づく改善サイクルの確立を検討してみてはいかがでしょうか。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・目標達成度については、低下傾向にある原因について究明してまいりたい。なお、レビューシート記載の数値は、記載時点で提出のあった事後評価を集計した数値であり、特に2024年度終了の計画については、数値の計測や学識経験者等の意見を求めること等に時間を要しているものと思われ、大半が未提出となっていることから、今後大幅に変動する可能性がある。・計画策定支援については、不適切な定量的指標例・望ましい定量的指標例を示した「定量的指標のガイドライン」を作成し、状況に応じて再整理しており、直近では令和6年に更新したところである。計画の目標や定量的指標については、地方公共団体が主体的に定めているところであるが、ガイドラインに照らし、疑義がある場合には問合せ等を行うほか、令和4年度以降は、適切な定量的指標が設定されていない場合には、重点配分の対象外としており、引き続き、地方公共団体に対して適切な定量的指標の設定を周知してまいりたい。・中間評価については、必要に応じて行い、ホームページでの公表と国土交通大臣への報告を行うこととなっているところ、地方公共団体に対し、実施を呼びかけてまいりたい。
成果指標・目標値・実績値
全ての社会資本総合整備計画において、計画終了時に、各計画で定める成果指標の目標値を達成する※基幹事業ごとに関連する成果指標を記載
測定指標:社会資本総合整備計画中の成果指標の目標値の達成度(%)(全国ベース)[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 100.0 | 63.6 | 63.6 |
| 2022年度 | 100.0 | 68.4 | 68.4 |
| 2023年度 | 100.0 | 67.5 | 67.5 |
| 2024年度 | 100.0 | 57.4 | 57.4 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
政策目的に資する社会資本の整備
測定指標:社会資本総合整備計画数(全国ベース)[単位: 計画]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2476.0 | 2476.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 2405.0 | 2405.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 2293.0 | 2293.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2010.0 | 2010.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2015.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
愛知県
円滑な移動を確保し、モノづくりの産業基盤を支える幹線道路ネットワークの整備
75.5億円4費目 ▾
愛知県
円滑な移動を確保し、モノづくりの産業基盤を支える幹線道路ネットワークの整備
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 本工事費 | 31.8億円 |
| 用地費及補償費 | 28.4億円 |
| 測量設計費 | 15.0億円 |
| 附帯工事費 | 3,200万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。