2025年度当初予算
890万円
2024年度執行: 480万円
事業の目的・概要
事業の目的
スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードの普及・定着に向けた取組みを着実に進めるとともに、上場企業のコーポレートガバナンスの更なる充実に取り組む。これにより、我が国のコーポレートガバナンスに対する内外の認識の改善及び中長期的な企業価値の向上、ひいては日本経済全体の好循環の確立につなげる。
現状・課題
コーポレートガバナンス改革は、スチュワードシップ・コードやコーポレートガバナンス・コードの策定・改訂等により、この 10 年間で大幅に進展してきた。例えば、東京証券取引所が公表した「東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び指名委員会・報酬委員会の設置状況(2025年7月18日)」によると、2025年7月時点において、プライム市場上場企業の9割超が取締役のうち3分の1以上の独立社外取締役を選任するとともに、指名委員会や報酬委員会(任意のものを含む)を設置するなど、取締役会の独立性の観点等において、進展が見られている。今後は、形式面での対応にとどまらず、企業のガバナンス体制や機関投資家等のスチュワードシップ活動の実態等をよく踏まえ、取締役会の一層の機能発揮、投資家と企業との建設的な対話の実効性向上等により、コーポレートガバナンス改革の実質化に向けて更なる取組みを進める必要がある。
事業の概要
・「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」や「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」、「ジャパン・コーポレート・ガバナンス・フォーラム」等において、両コードの普及・定着状況をフォローアップするとともに、上場企業全体のコーポレートガバナンスや機関投資家等のスチュワードシップ活動の更なる充実に向けて、必要な施策を議論・提言する。/・令和6年度は、「コーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラム2024」(令和6年6月公表)の取組みを進めた。左記の取組みの一環として、企業と投資家の建設的な対話の促進及び資本市場の透明性・公正性の確保に向けて、令和6年5月の通常国会において成立した金融商品取引法の改正の施行(公布後2年以内)に伴う、公開買付・大量保有報告制度の政府令改正の検討を進めた。また、企業と投資家とのさらなる対話促進に向けて、協働エンゲージメントの促進や、実質株主の透明性向上に向けたスチュワードシップ・コードの見直しを検討するとともに、実務への浸透が進んだ箇所などを中心に、プリンシプルベースの趣旨に立ち返り、記載の削除・統合・簡略化を検討した。/・令和7年度は、コーポレートガバナンス改革の着実な実践に向け、コーポレートガバナンス・コードの見直し等を検討する。/・コーポレートガバナンス改革の推進のため、各種セミナーや国際会議等において積極的な対外発信を実施する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 890万円 | - |
| 2024年度 | 700万円 | 480万円 |
| 2023年度 | 490万円 | 170万円 |
| 2022年度 | 1,380万円 | 1,820万円 |
| 2021年度 | 1,320万円 | 730万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック C金融庁職員
190万円
諸外国での日本のコーポレートガバナンスに関する広報活動・意見交換会への出席
金融庁職員
直接ブロック A個人
160万円
スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議等への出席
個人
直接ブロック B民間事業者
130万円
スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議等の運営費
民間事業者
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
○引き続き競争性の確保に留意した調達を行い、適切な予算執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
令和6年度においては、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」や「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」、「ジャパン・コーポレートガバナンス・フォーラム」を計7回実施し、アクション・プログラム2024を踏まえた企業と投資家の自律的な意識改革に基づくコーポレートガバナンス改革の実質化に向け、スチュワードシップ・コードの見直しを行う等必要な環境整備を行った。また、海外投資家を含むステークホルダーから幅広く意見をいただき、コーポレートガバナンス改革を実質面で推し進めるための方策を検討するとともに、講演会への登壇等を通じた広報活動の実施など、コーポレートガバナンス改革の実践に向けて必要な施策は一定程度実施されていると考える。
改善の方向性
本事業においては、コーポレートガバナンス改革の実質化を促進するために必要な施策について議論・検討を行うため、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」や「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」、「ジャパン・コーポレート・ガバナンス・フォーラム」等を開催し、必要な施策を検討・実施する。また、我が国におけるコーポレートガバナンスに関する取組みへの国際的な理解を高めていく観点から、海外に向けて適時かつ効果的に情報発信していく。また、コーポレートガバナンス改革の実質化を促す観点から、アクション・プログラムを令和5年4月、アクション・プログラム2024を令和6年6月に公表し、令和7年6月にはアクション・プログラム2025を公表した。令和8年度にはアクション・プログラムの進捗状況をフォローするため、その会議開催に必要な経費(諸謝金、金融政策業務旅費)の増額要求を行っているが、その必要性・効率性を考えつつ、引き続き要求内容の精査を行っていく。その他の経費についても、効率的な予算執行の観点から執行実績を踏まえた予算要求に努めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
○本経費については、適切な予算執行の観点からコスト削減に努めていくこととするが、令和8年度において、コーポレートガバナンス改革の更なる推進のために必要な対応について議論・検討を行うため、会議開催に必要な経費として、前年比3,527千円の増額となる予算要求を行っていく。
成果指標・目標値・実績値
コーポレートガバナンス改革に関する当庁の取組み、また、アクション・プログラムにおける施策の進捗状況
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」や「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」、「ジャパン・コーポレート・ガバナンス・フォーラム」等において必要な施策を議論・提言する。
測定指標:「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」や「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」、「ジャパン・コーポレート・ガバナンス・フォーラム」等の開催数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 5.0 | - | - |
| 2022年度 | 6.0 | 5.0 | 83.33333 |
| 2023年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 6.0 | 7.0 | 116.66667 |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
金融庁職員
諸外国での日本のコーポレートガバナンスに関する広報活動・意見交換会への出席
190万円1費目 ▾
金融庁職員
諸外国での日本のコーポレートガバナンスに関する広報活動・意見交換会への出席
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 金融政策業務旅費 | 190万円 |
民間事業者
翻訳業務、速記業務
130万円1費目 ▾
民間事業者
翻訳業務、速記業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 金融政策業務庁費 | 130万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。