2025年度当初予算
-
2024年度執行: 3,180万円
事業の目的
国土交通省は、自らが多く保有するデータと民間等のデータを連携し、フィジカル(現実)空間の事象をサイバー空間に再現するデジタルツインにより、業務の効率化やスマートシティ等の国土交通省の施策の高度化、産学官連携によるイノベーションの創出を目指す。
現状・課題
令和2年4月に一般公開を開始し、その後も国土・経済活動・自然現象に関するデータ等の連携や、機能改良を実施し、令和5年4月にはユーザーの意見を踏まえ全面的にリニューアルし、令和5年9月には利用者向けAPIの提供を開始した。/一方で、課題としては、ニーズの高い新たなデータ連携先との連携拡充、具体的なユースケースの拡大等による利活用促進、各種データをデジタル地図化する際のデータ形式の標準化が出来ていない等があり、イノベーションの創出に向け、国土交通データプラットフォームの機能を強化を継続的に実施する必要がある。
事業の概要
各種データの横断的活用に資するデータ連携基盤となるデータプラットフォーム(「国土交通データプラットフォーム」)を整備する。国土交通データプラットフォームは、インフラまわりのデータの種類・内容等を、同一インターフェース上で一覧で把握できる「カタログ機能」、データをダウンロードまたはAPI連携により提供する「提供機能」、様々な条件を指定して検索することを可能にする「検索機能」を有するものを目指し、データ連携のハブとして構築を進める。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 3,180万円 |
| 2023年度 | - | 2,990万円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
近畿地方整備局
3,180万円行政事業レビュー推進チームの所見
執行率が低いので、原因を分析し、改善されたい。
事業所管部局による点検・改善
国土交通データプラットフォームは国土交通省が保有する各データベースの統合運用の基本方針、システムの整備等を行うものであり、国が行う事が適当である。また、民間等のデータも連携することで、産学官連携によるイノベーションを創出し、施策の高度化を目指しており、極めて公益性が高く、国において優先的・先進的に行うべき事業であるため、国費投入の必要性がある。また、業務発注をするにあたっては、あらかじめ検討項目、調査対象範囲等について十分検討を行い、効率的な執行に努めているほか、支出先については、企画競争により競争性の確保に努めており、資格要件の設定にあたっては、テクリス登録等により複数社の応募が可能であることを確認したうえで手続きを行っている。有識者等に進捗状況について意見を諮りながら推進しており、連携データ数・データベース数の拡大、APIによるデータ提供、検索・表示機能の強化により利用者は増加傾向にある。また大阪・関西万博会場を対象に、連携データを活用したシミュレーション事例も創出されていることから、事業の有効性はあると考えられる。
改善の方向性
点検結果を踏まえ、事業を実施するほか、発注にあたっては引き続き競争性の確保を努める。
外部有識者による点検
成果目標の達成状況と評価 まず、本事業の成果目標達成状況は極めて良好です。特に注目すべきは、APIリクエスト件数が2024年度実績で445万件となり、2027年度目標の1.2万件を大幅に上回っている点です。この数値は、国土交通データプラットフォームが実際に民間や研究機関等に活用されていることを示す重要な指標であり、デジタルツインによるイノベーション創出という事業目的に合致した成果と評価できます。目標設定の妥当性について 一方で、APIリクエスト件数の目標値(1.2万件)が実績に比して過小であった点は、目標設定時における需要予測の困難さを示してるように思います。データ連携数についても2024年度実績299万件が2025年度目標150万件を大幅に上回っており、目標の見直しが必要でしょう。事業終了後の継続性への懸念 本事業が2025年度で終了予定である点については、深刻な懸念が残ります。データプラットフォームは継続的な運営・更新が不可欠であり、特に民間利用が拡大している現状を考慮すると、事業終了による影響は甚大です。何らかの形で予算措置の継続や運営体制の確保を検討すべきかと思料します。今後の改善提案 成果目標については、量的指標に加えて質的指標の設定を検討してもよいのではないでしょうか。例えば、連携データの活用による具体的な社会課題解決事例数や、民間企業等による新サービス創出件数などです。また、データの更新頻度や品質指標も重要な評価軸となりえます。 本事業は数値目標を大幅に上回る成果を上げており、国土交通分野のDX推進において重要な役割を果たしているといえます。しかし、事業継続性の確保と、より適切な目標設定による事業評価の精緻化が今後の課題となるのではないでしょうか。
国土交通データプラットフォームと連携するデータ数
測定指標:国土交通データプラットフォームと連携するデータ数[単位: 万件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 170.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
都市丸ごとのシミュレーション技術研究組合
国土交通データプラットフォームにおける災害情報の提供に向けた検討業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 社会資本整備・管理 効率化推進調査費 | 3,180万円 |
国土交通省(近畿地方整備局)
示達
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | - | 2,960万円 |
| 2021年度 | 9,000万円 | 9,000万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
示達
国土交通省(近畿地方整備局)
民間企業等
3,180万円国土交通データプラットフォームにおける災害情報の提供に向けた検討
都市丸ごとのシミュレーション技術研究組合
所見を踏まえた改善点・反映状況
執行率について、原因の分析と改善に努める。
| 2023年度 | - | 254.0 | - |
| 2024年度 | - | 299.0 | - |
| 2025年度 | 150.0 | - | - |
| 2027年度 | 300.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
国土交通データプラットフォームと連携するデータベース数
測定指標:国土交通データプラットフォームと連携するデータベース数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 18.0 | - |
| 2023年度 | - | 21.0 | - |
| 2024年度 | - | 24.0 | - |
| 2027年度 | 30.0 | - | - |
国土交通データプラットフォームのAPIによるデータ提供
測定指標:国土交通データプラットフォームのAPIリクエスト件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 7000.0 | - |
| 2024年度 | - | 4450000.0 | - |
| 2027年度 | 12000.0 | - | - |
データプラットフォームの構築
測定指標:データプラットフォームの構築に関する報告書数[単位: 部]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 示達 | 3,180万円 |