2025年度当初予算
24.5億円
2024年度執行: 11.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
航空機騒音については、環境基本法に基づき「航空機騒音に係る環境基準」が定められており、当該基準の達成が航空機騒音対策の目的である。基準を達成していない空港については、関係住民の生活に障害が生じていることから、防音工事等を推進することにより、住民の生活環境を改善することが必要である。騒音対策は、騒防法による特定飛行場の設置者の責務として定められた措置であり、空港周辺環境対策事業が十分に実施されることにより、空港の円滑な運営が担保される。
現状・課題
航空機騒音に係る環境基準を満たしていない空港については、家屋の防音工事等を実施しているが、申請に基づくこともあり、予算額に対する執行額の割合に大きな乖離が生じている。
事業の概要
本事業は、航空機騒音被害を受けている空港周辺住民の生活環境を改善させるのため、以下の対策を実施する事業である。/・住宅防音工事補助:第1種区域に所在する住宅において、航空機騒音による障害を軽減するための防音工事に対し助成を行う。(昭和49年度より開始)/・教育施設等防音工事補助(学校・病院等):教育、診療活動等に必要な静穏性を確保するため、学校・病院等の防音工事に対し助成を行う。(昭和42年度より開始)/・移転補償事業:第2種区域に所在する建物等の所有者が、区域外に移転又は除去する場合の損失の補償又は土地の所有者からの申し出に対して土地の買い入れを行う。(昭和42年度より開始)/・緩衝緑地帯等整備事業:第3種区域において、緑地帯その他の緩衝地帯を整備し、騒音を軽減する。(昭和49年度より開始)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 24.5億円 | - |
| 2024年度 | 25.3億円 | 11.9億円 |
| 2023年度 | 10.6億円 | 7.2億円 |
| 2022年度 | 15.0億円 | 10.9億円 |
| 2021年度 | 12.9億円 | 10.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 24.5億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック D大阪航空局ほか
9.8億円
工事の実施及び工事に係る調査、設計、移転補償等の実施
大阪航空局
東京航空局
配分先ブロック H独立行政法人空港周辺整備機構ほか
8.0億円
移転補償等事業
独立行政法人空港周辺整備機構
応用地質株式会社
明治コンサルタント株式会社
公益社団法人宮崎県公共嘱託登記土地家屋調査士協会
株式会社東光コンサルタンツ
能登屋土地家屋調査士事務所能登屋嘉秀
株式会社トーニチコンサルタント
株式会社増田地質工業
日章造園株式会社
配分先ブロック E日本音響エンジニアリング株式会社ほか
1.2億円
環境整備事業測量設計費
日本音響エンジニアリング株式会社
グリーンブルー株式会社
株式会社建設技術研究所
一般財団法人空港振興・環境整備支援機構
株式会社ニューズ環境設計
配分先ブロック G独立行政法人空港周辺整備機構
3,450万円
緩衝緑地帯等整備事業
独立行政法人空港周辺整備機構
配分先ブロック F日本音響エンジニアリング株式会社ほか
3,220万円
騒音監視装置整備
日本音響エンジニアリング株式会社
株式会社伸和総合設計
株式会社ジェイ・ティー・エヌ
直接ブロック A独立行政法人空港周辺整備機構ほか
1.1億円
住宅騒音防止対策事業補助金等交付
独立行政法人空港周辺整備機構
大田区
宮崎市
那覇市
新潟市
松山市
霧島市
直接ブロック B学校法人大野山学園ほか
7,290万円
教育施設等騒音防止対策事業補助金等交付
学校法人大野山学園
福岡市
直接ブロック C一般財団法人空港振興・環境整備支援機構
2,830万円
環境整備事業測量設計費
一般財団法人空港振興・環境整備支援機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
予算額と執行実績の乖離について、乖離を少なくするため精査を行い予算に反映されているが、申請予定であった家屋について所有者が入居者の同意を得ることができなかったことや空室となった等の理由から申請の取り下げが生じたため、乖離が生じている。引き続き、事業対象の適確な把握、関係自治体との連携強化等により、効率的・効果的な予算執行を行うべき。
事業所管部局による点検・改善
住宅騒音防音工事補助の予定申請件数と実績との乖離について、近年、関係自治体等との連携強化、住民への周知活動等の取り組みにより執行率は改善傾向にあったものの、申請予定であった家屋について所有者が入居者の同意を得ることができなかったことや空室となった等の理由から申請の取り下げが生じた。引き続き執行率の改善に向けた取り組みを強化する必要がある。
改善の方向性
住宅騒音防音工事補助の予定申請件数と実績との乖離については、引き続き関係自治体等と連携し、住民等への周知活動の徹底や申請にかかる意向調査を事前に行い、申請予定数把握の精度を上げていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
長年の対策により防音工事の実施件数は着実に積み上がっているが、全ての対象住宅の防音工事を実施するために、住民からの申請があれば確実に補助することができるよう適切な予算要求を行う必要がある。本事業は対象世帯の住民の申請に基づいて進めざるを得ないことから実施予定数を計画することができないが、過大な見込み数とならないよう引き続き関係自治体等と連携した住民への周知活動に加え、入居者の同意を得ることができなかったことから申請の取り下げが生じたケースがあったため、希望調査の際に突然の辞退とならないよう住民に同意を得ておく等の対策を実施し、要求数の精査を行った。
成果指標・目標値・実績値
防音工事対象世帯に対する航空機騒音に係る環境基準の屋内達成家屋率※目標値の設定において、適切なアウトカムとしての最終目標値は100%であるが、右記理由により最終目標年度は設定できない。
測定指標:航空機騒音に係る環境基準の屋内達成家屋率(最終目標については、住宅所有者等の希望時期により変動することから設定できない)[単位: %]
年度別データを表示(2030〜2034年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 100.0 | - | - |
| 2031年度 | 100.0 | - | - |
| 2032年度 | 100.0 | - | - |
| 2033年度 | 100.0 | - | - |
| 2034年度 | 100.0 | - | - |
※ 2021〜2034年度のデータあり(直近5年度を表示)
家屋の防音工事の実施
測定指標:防音工事の実施家屋数[単位: 戸]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 53.0 | 13.0 | 24.5283 |
| 2022年度 | 37.0 | 6.0 | 16.21622 |
| 2023年度 | 18.0 | 4.0 | 22.22222 |
| 2024年度 | 10.0 | 4.0 | 40.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
大阪航空局
調査、設計、工事、移転補償等の実施
9.2億円1費目 ▾
大阪航空局
調査、設計、工事、移転補償等の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 9.2億円 |
独立行政法人空港周辺整備機構
移転補償事務等委託契約(令和6年度現年分)
6.9億円1費目 ▾
独立行政法人空港周辺整備機構
移転補償事務等委託契約(令和6年度現年分)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6.9億円 |
独立行政法人空港周辺整備機構
住宅騒音防止対策事業
8,850万円1費目 ▾
独立行政法人空港周辺整備機構
住宅騒音防止対策事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 8,850万円 |
学校法人大野山学園
教育施設等騒音防止対策事業
5,960万円1費目 ▾
学校法人大野山学園
教育施設等騒音防止対策事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 5,960万円 |
日本音響エンジニアリング株式会社
令和6年度 福岡空港航空機騒音・飛行経路・地上運用実態調査
3,550万円1費目 ▾
日本音響エンジニアリング株式会社
令和6年度 福岡空港航空機騒音・飛行経路・地上運用実態調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 3,550万円 |
独立行政法人空港周辺整備機構
緩衝緑地帯等整備事務委託契約(令和6年度現年分)(4月1日適用)
3,450万円1費目 ▾
独立行政法人空港周辺整備機構
緩衝緑地帯等整備事務委託契約(令和6年度現年分)(4月1日適用)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 3,450万円 |
一般財団法人空港振興・環境整備支援機構
航空機騒音基礎データ作成作業
2,830万円1費目 ▾
一般財団法人空港振興・環境整備支援機構
航空機騒音基礎データ作成作業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2,830万円 |
日本音響エンジニアリング株式会社
航空機騒音測定局1式及びその他機器の製造
1,500万円1費目 ▾
日本音響エンジニアリング株式会社
航空機騒音測定局1式及びその他機器の製造
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,500万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。