2025年度当初予算
16.0億円
2024年度執行: 18.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
整備新幹線の未着工区間において、環境影響評価、設計施工法等調査、経済設計調査を実施することにより、着工後の新幹線建設の円滑な進捗やコスト縮減などを図る。また、青函共用走行区間に関する新幹線列車と貨物列車に必要な安全確保等に係る手法の技術的検証を行い、速度向上の実現を目指す。
現状・課題
整備新幹線の新たな区間の着工に当たっては、政府・与党において着工5条件を確認したうえ、工事実施計画を認可することが必要となる。他方、それらの前段階として、環境影響評価が必要であるほか、事業費等の着工5条件の確認の際に必要な情報を算出するためには、設計・施工法等調査、経済設計調査を事前に実施し、必要な調査検討を行う必要がある。
事業の概要
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が行う以下の調査に対し、助成を行う。/・環境影響評価/ 環境影響評価法に基づき、環境影響評価項目の選定及び対象に関する調査を行う。/・設計施工法等調査 / 新幹線ルート上の地質の分布状況や性状等を把握し、長大トンネル等の適切な構造物の設計施工法の検討等を行うため、地質調査等を事前に行う。/・経済設計調査/ 建設コストの縮減等を図るため、設計施工法等の開発を行う。/・共用走行に関する調査/ 新幹線列車と貨物列車が共用走行する青函共用走行区間において、 /安全性を確保しつつ、新幹線列車を高速走行させるため、時間帯区分方式の段階的拡大の可能性に係る調査・開発等を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 16.0億円 | - |
| 2024年度 | 16.0億円 | 18.6億円 |
| 2023年度 | 15.4億円 | 14.1億円 |
| 2022年度 | 14.3億円 | 15.1億円 |
| 2021年度 | 14.0億円 | 14.9億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
18.6億円
環境影響評価、設計施工法等調査、経済設計調査及び共用走行に関する調査を行う。
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
配分先ブロック Bパシフィックコンサルタンツ株式会社ほか
15.1億円
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から委託を受け、環境影響評価、設計施工法等調査、経済設計調査及び共用走行に関する調査を行う。
パシフィックコンサルタンツ株式会社
日本物理探鑛株式会社
株式会社復建エンジニヤリング
川崎地質株式会社
一般財団法人GRI財団
ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社
公益財団法人鉄道総合技術研究所
サンコーコンサルタント株式会社
応用地質株式会社
株式会社三菱総合研究所
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)4.7億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き契約方式の競争性に配慮しつつ、適正な事業の執行に努めるべきである。
事業所管部局による点検・改善
・国費投入の必要性 新幹線建設の円滑な進捗やコスト縮減を図るための調査等であり、国民や社会のニーズを的確に反映しており、政策目的の達成手段として極めて優先順位が高い事業である。また、新幹線建設は複数の地方公共団体にまたがって計画するものであり、当該団体が個別に立案し実施することは非効率であるため、国において実施する必要がある。 ・事業の効率性 業務委託にあたっては、真にやむを得ないものを除き、競争性のある契約方式により支出先を選定しており、競争性及び透明性は確保されている。また、補助対象者である独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構において、「調達等合理化計画」を作成し、当該計画に基づき点検を実施するとともに、公告期間の拡大など一層の競争性の確保に努めている。 ・事業の有効性 前回の長期アウトカムに関する指標については、目標最終年度(令和5年度)の目標を達成したところ。
改善の方向性
調査の執行状況を確認するなど繰越しの縮減を行えるように、適切な予算の執行に努める。
外部有識者による点検
アウトカムの設定は適切と考えます。短期アウトカムについては、「土木経済調査のうち、調査終了から5年を経過した時点での実用化率を50%とする。」とされていますが、環境影響評価、設計施工法等調査については、短期アウトカムの設定が困難でしょうか。
所見を踏まえた改善点・反映状況
整備新幹線建設推進高度化等事業の事業目的は「着工後の新幹線建設の円滑な進捗やコスト縮減などを図る」ことであるため、プロジェクトの進捗に伴い実施する環境影響評価・設計施工法等調査について、個別具体のプロジェクトの進捗によらない一般的な目標としての短期アウトカムの設定は困難と考える。また、契約方式の競争性については、引き続き、競争性などに配慮しながら、適正な事業の執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
本事業で実施された土木経済調査のうち、調査終了から5年を経過した時点での実用化率を50%とする。
測定指標:実用化された調査課題数の割合[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 50.0 | 57.0 | 114.0 |
| 2024年度 | 50.0 | 57.0 | 114.0 |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
令和6年度に目標値設定を行い、令和16年度までに、鉄道整備等により5大都市からの鉄道利用所要時間が新たに3時間以内となる地域の人口数を120万人まで引き上げる。
測定指標:鉄道整備等により5大都市からの鉄道利用所要時間が新たに3時間以内となる地域の人口数[単位: 万人]
年度別データを表示(2034〜2034年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2034年度 | 120.0 | - | - |
整備新幹線の未着工区間における調査等を着実に実施する。
測定指標:本事業で調査を行った件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 38.0 | 38.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 48.0 | 48.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 32.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
・環境影響評価/ 本調査は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、環境影響評価法に基づき、環境影響評価項目の選定及び対象に関する調査を行う。//・設計施工法等調査、経済設計調査/ 本調査は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、整備新幹線の未着工区間に関して技術的な検討や地方公共団体等の関係機関との協議を実施し、総合的な検討に基づきルートを選定したうえで、当該ルートにおける橋梁やトンネルなどの構造物の設計施工法等について調査・検討を行う。//・共用走行に関する調査/ 本調査は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、新幹線列車と貨物列車が共用走行区間において、安全性を確保しつつ、新幹線列車を高速走行させるため、時間帯区分方式の段階的拡大の可能性に係る調査・開発等を行う。
18.6億円5費目 ▾
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
・環境影響評価/ 本調査は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、環境影響評価法に基づき、環境影響評価項目の選定及び対象に関する調査を行う。//・設計施工法等調査、経済設計調査/ 本調査は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、整備新幹線の未着工区間に関して技術的な検討や地方公共団体等の関係機関との協議を実施し、総合的な検討に基づきルートを選定したうえで、当該ルートにおける橋梁やトンネルなどの構造物の設計施工法等について調査・検討を行う。//・共用走行に関する調査/ 本調査は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、新幹線列車と貨物列車が共用走行区間において、安全性を確保しつつ、新幹線列車を高速走行させるため、時間帯区分方式の段階的拡大の可能性に係る調査・開発等を行う。
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 設計施工法等調査 | 10.6億円 |
| 管理費 | 3.5億円 |
| 環境影響評価 | 2.6億円 |
| 経済設計調査 | 1.1億円 |
| 貨物列車走行調査 | 7,810万円 |
パシフィックコンサルタンツ株式会社
設計施工法等調査
9,640万円1費目 ▾
パシフィックコンサルタンツ株式会社
設計施工法等調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 設計施工法等調査 | 9,640万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。