2025年度当初予算
5,000万円
2024年度執行: 8,890万円
事業の目的
本事業は、人材育成の観点として、観光地の再生・高付加価値化を進め、持続可能な観光地域づくりを実現していくためには、地域を牽引し、観光を通じて地域課題の解決を図ることができる観光人材の育成が必要不可欠であり、稼げる地域・産業の実現に寄与する人材の育成や、地域人材の中から潜在的な観光人材を掘り起こし、多面的な人材育成を目的とする。そして、外国人を含めた多様な人材の確保を図ることで、観光産業の現場の担い手不足という課題解決を目的とする。
現状・課題
国連世界観光機関(UN Tourism)が掲げる「観光と持続可能な開発目標」 のうち、目標 8(「働きがいも経済成長も」)、目標 12(「つくる責任つかう責任」) においては、「雇用を創出し、地域の文化や産品を活かす持続可能な観光」が明示的に取り上げられており、「ポストコロナ時代を支える観光人材育成に向けた産学連携協議会」においては、「持続可能な観光地域づくりを各地域が主体的に進めていくことが重要であり、その実現に必要な人への投資を強化することは喫緊の課題」と指摘されている(なお、同協議会は「ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン」において、観光人材に必要な知識、技能等を整理している)。そのため、同ガイドラインに準拠した観光人材の育成のためのプログラムの受講促進等を通じ、人材への適切かつ継続的な投資を一層促進していく必要がある。 また、人手不足の状況等を踏まえ、令和6年度から5年間の受入れ見込数を23,000人に設定し、外国人材(特定技能外国人)を受入れることとしているが、令和6年12月末時点で宿泊分野の特定技能1号在留者数は671名に留まっている。そのため、外国人材と宿泊施設のマッチング支援を講じ、外国人材の活用を一層促進していく必要がある。
事業の概要
本事業は、①地域を牽引し、観光を通じて地域課題の解決を図ることができる観光人材を育成するため、令和4年度に策定した「ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン」に準拠した教育プログラムの受講促進等に取り組み、また人材確保においては、②外国人材と宿泊施設のマッチング支援等に取り組む。さらに省人化に資する取り組みとして、③人材活用の高度化に向けた設備投資支援に取り組む。/このうち、➀・③は令和5年度から、②は令和元年度から実施している。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 5,000万円 | - |
| 2024年度 | 1.0億円 | 8,890万円 |
| 2023年度 | 1.4億円 | 1.2億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
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支出先詳細
行政事業レビュー推進チームの所見
観光人材の担い手不足の解消、育成などの取組について、これまでの事業内容を精査し、事業効果の検証を行うとともに、より効果的・効率的な執行となるよう改善すべき。
事業所管部局による点検・改善
・観光地の再生・高付加価値化を進め、持続可能な観光地域づくりを実現していくために、地域を牽引し、観光を通じて地域課題の解決を図ることができる観光人材の育成、観光産業の現場の担い手確保が必要不可欠である。・本事業による取組の結果、京都大学及び一橋大学に観光MBAが開設され、教育活動が展開されるとともに、これまでに全国各地の14大学がリカレント教育講座を展開するなど着実に人材育成・強化が図られてきたが、コロナ禍により、これまでの旅行形態や生活様式が様変わりし、観光産業に必要な人材像や人材育成の内容の見直しが必要となってきたことから、観光人材育成に向けた既存の整理・検討を踏まえた上で、教育プログラムを具体化する上で明確にすべき人材像や知識・技能等をまとめた 「ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン」を令和4年度に策定等をしたところ。 本事業は、ガイドラインに準拠した観光人材の育成のためのプログラム開発・受講促進等への支援、人材への適切かつ継続的な投資を一層促進し、また、外国人材の受入れ環境整備を実施する等といった政策目的の達成手段として必要かつ適切な事業である。
改善の方向性
引き続き適切な事業の実施に努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
観光人材の育成・強化等に係る取組について、令和6年度実施事業内容をよく精査した上で、より効果的・効率的な執行となるよう改善策の検討を行う。
ガイドラインに準拠した教育プログラム講座の開講
測定指標:観光人材育成ガイドラインに準拠した教育プログラム講座の開講数[単位: 機関]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 4.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
宿泊施設における業務の洗い出し調査事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 旅費 | 990万円 |
| 人件費 | 240万円 |
| 管理費 | 130万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 1.1億円 | 9,800万円 |
| 2021年度 | 1.2億円 | 9,400万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
東北運輸局ほか
1,650万円国内人材対策事業
東北運輸局
中国運輸局
九州運輸局
北海道運輸局
関東運輸局
近畿運輸局
四国運輸局
中部運輸局
北陸信越運輸局
沖縄総合事務局
(株)JTBコミュニケーションデザインほか
1,280万円運輸局による国内人材確保事業の委託先を担う
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
株式会社JTB
近畿日本ツーリスト株式会社
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
1,500万円宿泊施設における全業務の洗い出し、洗い出された各業務に対応する効率化策の分類及び分類された各種施策の効果についての検証
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
(株)パソナJOB HUB
1,500万円令和5年3月に策定した「ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン」に基づいて令和5年度「ポストコロナ時代における観光人材育成に関する業務」にて開発した観光人材育成プログラムを元に実施される講座の効果等、その検証を行うとともに、次年度以降の人材育成の課題と対応策の検討・提案を行う。
株式会社パソナJOB HUB
Thinking Design Lab
40万円Tricolage株式会社
1,500万円宿泊施設向け持続可能な観光にかかる認証・ラベル取得効果実証事業実施のための対象宿泊施設の提案・決定、研修の実施等
Tricolage株式会社
(株)ダイブ
1,100万円宿泊業の魅力発信や宿泊分野の特定技能制度等の周知を行うことで外国人材の受入を推進し、人材確保を図ることを目的にマッチングイベント等を実施するとともに、今後の宿泊業における外国人材の受入れ促進に係る施策の検討に資するアンケート調査等を行う。
株式会社ダイブ
(株)日本旅行
1,000万円サステナブルな旅アワードに係るアワードの募集等
(株)日本旅行
(株)博展
470万円サステナブルな旅アワード運営業務における表彰式の運営、プロモーション、ナレッジ集の作成
(株)JTB総合研究所
430万円適切かつ迅速な特定技能協議会入会等手続が進められるよう、e-Gov電子申請システムによる協議会入会関係業務と問合せや相談のための窓口(コールセンター)を設置し問合せ対応を担うとともに、申請数、問合せ数、申請の記録、問合せ内容の記録・調査等を行う。
株式会社JTB総合研究所
(株)JTBグローバルアシスタンス
110万円| 2025年度 | 1.0 | - | - |
宿泊業における在留特定技能外国人数の増加
測定指標:入管庁が保有する産業別の特定技能外国人数[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 400.0 | 401.0 | 100.25 |
| 2024年度 | 500.0 | 675.0 | 135.0 |
| 2025年度 | 600.0 | - | - |
省人化に資する設備の導入
測定指標:設備投資支援の説明会への参加者数[単位: 事業者]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 300.0 | - | - |
ガイドラインに準拠した教育プログラムの受講促進を図り、優秀な人材を輩出することで、国際競争力を高め、観光を基幹産業に成長させる
測定指標:観光人材育成ガイドラインに準拠した教育プログラムの受講者数[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 1000.0 | - | - |
宿泊業における欠員率が全産業平均と同程度となる
測定指標:雇用動向調査における、前年度の全産業平均値以上[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 2.8 | 6.1 | 217.85714 |
| 2024年度 | 2.9 | 4.4 | 151.72414 |
| 2030年度 | 0.0 | - | - |
地域を牽引し、観光を通じて地域課題の解決を図ることができる観光人材を育成するため、ガイドラインに準拠した教育プログラムの提供
測定指標:ガイドラインに準拠した教育プログラムのモデル数[単位: 個]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 6.0 | 120.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 4.0 | 80.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
外国人材と宿泊事業者とのマッチングの促進
測定指標:マッチング会の参加者増加[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 120.0 | 306.0 | 255.0 |
| 2024年度 | 400.0 | 1673.0 | 418.25 |
| 2025年度 | 500.0 | - | - |
省人化に資する設備投資の支援
測定指標:設備投資支援の説明会の開催[単位: 地域]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
| 直接経費 |
| 110万円 |
| 諸謝金 | 30万円 |
株式会社パソナJOB HUB
観光人材育成プログラム調査事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 730万円 |
| 外注費 | 480万円 |
| 事業費 | 290万円 |
Tricolage株式会社
宿泊施設向け持続可能な観光にかかる認証・ラベル取得効果実証事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 直接経費 | 860万円 |
| 人件費 | 640万円 |
株式会社ダイブ
国内外における宿泊分野特定技能外国人材の雇用促進に関する業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,060万円 |
| 事業費 | 40万円 |
(株)日本旅行
サステナブルな旅アワード運営業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 530万円 |
| 直接経費 | 470万円 |
(株)博展
サステナブルな旅アワード運営業務(再委託)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 直接経費 | 470万円 |
株式会社JTB総合研究所
宿泊分野特定技能協議会申請処理及び調査業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 270万円 |
| 外注費 | 110万円 |
| 事業費 | 50万円 |
東北運輸局
運輸局へ示達(国内人材確保)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査事業費 | 250万円 |
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
ホテル・旅館における調理部門の人手不足対策事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 250万円 |
株式会社JTBグローバルアシスタンス
宿泊分野特定技能協議会申請処理及び調査業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 110万円 |
※ 上位10グループを表示(残り1グループ)
東武トップツアーズ株式会社
株式会社STU
株式会社一成
株式会社ホテルグランコート名古屋
学校法人中村産業学園
株式会社リクルート
株式会社クリエアナブキ
令和5年3月に策定した「ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン」に基づいて令和5年度「ポストコロナ時代における観光人材育成に関する業務」にて開発した観光人材育成プログラムを元に実施される講座の効果等、その検証を行うとともに、次年度以降の人材育成の課題と対応策の検討・提案を行う。
Thinking Design Lab
(株)博展
適切かつ迅速な特定技能協議会入会等手続が進められるよう、e-Gov電子申請システムによる協議会入会関係業務と問合せや相談のための窓口(コールセンター)を設置し問合せ対応を担うとともに、申請数、問合せ数、申請の記録、問合せ内容の記録・調査等を行う。
株式会社JTBグローバルアシスタンス