2025年度当初予算
8.6億円
2024年度執行: 7.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
国際民間航空が安全にかつ整然と発達するように、また、国際航空運送業務が機会均等主義に基づいて確立され、健全かつ経済的に運営されるように一定の原則及び取極を規定することにより、世界各国の協力を図ることを目的としている、国際民間航空機関(ICAO)に係る我が国分担金の支出である。なお、ICAOの設置根拠条約である国際民間航空条約において、ICAO加盟国の分担金支払い義務が定められている。また、「航空保安行動計画」に対し、一定の拠出を行う。
現状・課題
令和4年9月27日~10月7日に、国際民間航空機関(ICAO)総会が開催され、国際航空分野における脱炭素化の長期目標として、「2050年までのカーボンニュートラル」を目指すこととする長期目標が採択されるとともに、航空安全、航空保安、航空管制などの分野における次期3か年の活動方針・計画等が承認された。また、日本は理事国に再選した。/今後、これらの方針・計画等に基づき活動する。/航空局からICAOに派遣する職員数が、ICAOから我が国に望まれる職員数に達していないこと、また上級ポストに日本人が不在となっていることが課題となっている。
事業の概要
【ICAOの事業】/①航空技術部門に関する事業(国際航空の安全、保安、正確及び能率化のために望ましい国際標準及び勧告方式の採択)/②航空運送に関する事業(国際航空運送の経済面での発展を支援するための出入国の簡易化、空港及び航空路航行援助施設に関する経済的問題、航空保安に関すること等)/③法律問題に関する事業/④地域活動に関する事業/⑤技術援助に関する事業/⑥航空保安施設の共同維持に関する事業 などを実施。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 8.6億円 | - |
| 2024年度 | 7.7億円 | 7.7億円 |
| 2023年度 | 7.6億円 | 7.6億円 |
| 2022年度 | 6.4億円 | 6.3億円 |
| 2021年度 | 5.8億円 | 5.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国際民間航空機関
7.6億円
航空技術部門に関する国際標準の策定、航空運送に関する事業(出入国円滑化、航空保安等)等、国際民間航空に係る事業の実施
国際民間航空機関
直接ブロック B国際民間航空機関
1,130万円
航空保安行動計画に基づく国際保安監査の実施
国際民間航空機関
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
ICAOにおける日本人職員数は、資金負担に見合った人数には未だ至っていない。派遣する人材や、派遣元人事のタイミング等との兼ね合いもあるものの、航空業界全体から広く人材確保に努めることを継続しながら、ICAOにおける発言力の強化を図っていくべき。
事業所管部局による点検・改善
2025年3月28日でJPO職員1名の派遣が終了したが、民間企業から派遣されているセコンドメント1名の期間延長や人事院留学中の省庁職員によるインターン等、日本からICAO事務局への職員派遣を継続し、ICAOにおける我が国のプレゼンス向上に務めている。ICAOの活動状況については、毎年3会期行われているICAO理事会及び3年に一度の総会への報告書などを通して、その活動状況の確認を行っている。国際民間航空の発展に資するため、また民間航空における国際標準を制定するに際し、我が国の見解を反映させるためにも我が国がICAOから脱退する選択肢はない。上述のとおり、ICAO加盟国は国際民間航空条約によって分担金の拠出が義務づけられており、必ず支出しなければならない。
改善の方向性
任期付きの場合の延長や後任の派遣など、現に派遣している日本人職員の維持・継続に努め、日本の航空業界全体からの人材確保を引き続き行っていく。ICAOの予算は理事会及びその下部機関である財政委員会で審議される。我が国は理事国かつ財政委員会構成国として、ICAOの効率化や無駄な事業の削減など、予算額抑制に向け積極的に審議に関わってきた。この方針は今後も継続していく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
今後も継続してJPO制度やセコンドメント派遣等活用できるものは活用し、さらなる日本人職員数の増加に努めるとともに、ポスト数の増加以上にICAOにおける我が国の発言力が向上するような取り組みを行っていく。
成果指標・目標値・実績値
ICAOにおける意見反映に資するため、ICAOから示されている日本に望まれる職員数を達成
測定指標:ICAOから示されている日本に望まれる日本人職員数[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 11.0 | 8.0 | 72.72727 |
ICAOにおける意見反映に資するため、我が国の分担率から算出した幹部職員数の達成
測定指標:我が国の分担率から算出した幹部職員数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 2.0 | 1.0 | 50.0 |
| 2023年度 | 2.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 2.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
ICAO理事国part1(航空運送において最も重要な国)での活動にあたり、ICAOでの発言力を高めるため日本人職員数を増加する。
測定指標:アウトカム1及び2の目標人数の達成[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 13.0 | - | - |
国際民間航空機関が正常に運営され、同機関で開催される理事会・常設委員会に我が国が参加
測定指標:理事会・常設委員会参加数[単位: 回]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 18.0 | 18.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 18.0 | 18.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 18.0 | 18.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 18.0 | - | - |
| 2026年度 | 18.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国際民間航空機関
国際民間航空機関分担金
7.6億円1費目 ▾
国際民間航空機関
国際民間航空機関分担金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 分担金 | 7.6億円 |
国際民間航空機関
国際民間航空機関拠出金
1,130万円1費目 ▾
国際民間航空機関
国際民間航空機関拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 1,130万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。