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その他の事項経費科学技術振興費事業内容の一部改善事業ID: 4085

地震津波観測

国土交通省 気象庁管理課開始: 1956年度

2025年度当初予算

10.7億円

2024年度執行: 15.6億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

国内外の地震・津波を観測・監視し、最新の地震学的知見に基づく解析を行い、適時的確に緊急地震速報、津波警報、震度に関する情報や北海道・三陸沖後発地震注意情報等を発表することにより、また、南海トラフ地震の想定震源域におけるプレート境界の固着状態の変化を観測・監視し、最新の科学的知見に基づく解析を行い、適時適切に南海トラフ沿いの地震に関連する情報を発表することにより、地震や津波による災害の防止・軽減を図る。

現状・課題

我が国は世界の中でも地震活動が活発であり、甚大な被害が想定されている南海トラフ地震、日本海溝・千島海溝沿いの地震、首都直下地震等の大規模地震への備えは喫緊の課題である。気象庁は、「地震津波観測」において 地震観測施設や情報システムの更新・強化を行い大規模地震発生時に住民避難等に必要な津波警報、緊急地震速報や地震情報等を適切に発表している。また「地殻観測」において、地殻変動観測施設により南海トラフ沿いの地殻変動を24時間体制で観測・監視し南海トラフ地震に関連する情報を適切に発表している。平成29年、中央防災会議において「確度の高い地震予測は困難」であり、観測・評価体制のあり方として「南海トラフ地震想定震源域近傍の地殻変動と地震活動の重点的なモニタリングが重要」と整理され、南海トラフ地震に対する国の防災対策が大きく変更されたことに伴い、東海地震の確度の高い地震予測を前提とした観測体制から南海トラフ想定震源域周辺の地震活動・地殻変動のモニタリングを目的とした観測体制への転換が必要となっている。

事業の概要

気象庁が整備した地震計等に加え、関係機関が整備した地震計等も活用し、24時間体制で地震の観測・監視を行う。これらのデータを地震活動等総合監視システム(EPOS)により集約・解析し、緊急地震速報、津波警報、震度に関する情報や北海道・三陸沖後発地震注意情報等を発表する。また、気象庁が東海地域に整備した地殻変動観測施設(ひずみ計等)に加え、関係機関が整備した観測施設も活用し、南海トラフ沿いの大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる異常な現象を24時間体制で観測・監視し、最新の科学的知見に基づく解析を行うとともに、観測データに異常が検出された場合には、その原因について「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」等により総合的な評価を行い、南海トラフ地震に関連する情報を発表する。これらの情報は、防災関係機関や報道機関を通じて国民に伝達され、地震や津波による災害の防止・軽減に貢献している。さらに、地震活動等総合監視システムを気象庁本庁・大阪管区気象台の2中枢に集約し、災害時の業務継続を可能にしている。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)10.7億円-
2024年度10.2億円15.6億円
2023年度10.2億円22.4億円
2022年度11.3億円20.9億円
2021年度24.2億円25.0億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織国土交通省 気象庁直接エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社ほか(…8.2億円直接株式会社高見沢サイバネティックスほか(一般競争)4.0億円直接東京管区気象台ほか3.2億円直接長野市ほか(地方公共団体等)-配分先明星電気株式会社ほか(随意契約)2.5億円配分先有限会社安藤建設ほか(一般競争)6,270万円配分先江戸川区ほか(地方公共団体等)580万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織国土交通省 気象庁
直接ブロック B

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社ほか(随意契約)

8.2億円

計画に基づく全国規模の観測施設改修契約等の実施

1

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

株式会社随意契約(その他)
5.0億円
2

明星電気株式会社

株式会社随意契約(公募)
1.3億円
3

株式会社高見沢サイバネティックス

株式会社随意契約(公募)
7,850万円
4

株式会社NTTドコモ

株式会社随意契約(その他)
4,610万円
5

日本電気株式会社

株式会社随意契約(公募)
3,030万円
6

NECネッツエスアイ株式会社

株式会社随意契約(公募)
1,160万円
7

ソフトバンク株式会社

株式会社随意契約(その他)
460万円
8

KDDI株式会社

株式会社随意契約(その他)
400万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1,850万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック A

株式会社高見沢サイバネティックスほか(一般競争)

4.0億円

計画に基づく全国規模の観測機器製作契約等の実施

1

株式会社高見沢サイバネティックス

株式会社一般競争契約(最低価格)
3.0億円
2

明星電気株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
8,880万円
3

株式会社ケー・デー・シー

株式会社一般競争契約(最低価格)
960万円
4

一般社団法人ダンボール集客

その他法人一般競争契約(最低価格)
50万円
直接ブロック D

東京管区気象台ほか

3.2億円

計画に基づく各保守契約等の実施

1

東京管区気象台

その他
1.2億円
2

福岡管区気象台

その他
7,110万円
3

大阪管区気象台

その他
3,710万円
4

仙台管区気象台

その他
3,340万円
5

札幌管区気象台

その他
3,110万円
6

沖縄気象台

その他
2,380万円
配分・再委託東京管区気象台ほか より)
配分先ブロック F

明星電気株式会社ほか(随意契約)

2.5億円

計画に基づく観測施設保守契約等の実施(各管区気象台所管分)

1

明星電気株式会社

株式会社随意契約(公募)
1.3億円
2

株式会社高見沢サイバネティックス

株式会社随意契約(公募)
6,200万円
3

応用地質株式会社

株式会社随意契約(公募)
900万円
4

NECネッツエスアイ株式会社

株式会社随意契約(公募)
850万円
5

イチコーエンジニアリング株式会社

株式会社随意契約(公募)
720万円
6

住鉱資源開発株式会社

株式会社随意契約(公募)
660万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)3,060万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託東京管区気象台ほか より)
配分先ブロック E

有限会社安藤建設ほか(一般競争)

6,270万円

計画に基づく観測施設設置工事契約等の実施(各管区気象台所管分)

1

有限会社安藤建設

有限会社一般競争契約(最低価格)
1,520万円
2

株式会社川口サービス

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,020万円
3

株式会社九州山光社

株式会社一般競争契約(最低価格)
900万円
4

株式会社琉電コントロール

株式会社一般競争契約(最低価格)
850万円
5

株式会社サンコーシヤ

株式会社一般競争契約(最低価格)
720万円
6

株式会社高木

株式会社一般競争契約(最低価格)
530万円
7

宮澤電池産業株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
260万円
8

株式会社広栄建設産業

株式会社一般競争契約(最低価格)
250万円
9

デレーコ・ジャパン株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
220万円
配分・再委託東京管区気象台ほか より)
配分先ブロック G

江戸川区ほか(地方公共団体等)

580万円

観測敷地提供(各管区気象台所管分)

1

江戸川区

地方公共団体随意契約(少額)
20万円
2

熱海市

地方公共団体随意契約(少額)
20万円
3

国分寺市

地方公共団体随意契約(少額)
20万円
4

川崎市

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
5

香川県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
6

個人A

随意契約(少額)
10万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)490万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック C

長野市ほか(地方公共団体等)

-

観測敷地提供(本庁所管分)

1

個人A

随意契約(少額)
-
2

個人B

随意契約(少額)
-
3

個人C

随意契約(少額)
-
4

個人D

随意契約(少額)
-
5

個人E

随意契約(少額)
-
6

個人F

随意契約(少額)
-
7

個人G

随意契約(少額)
-
8

個人H

随意契約(少額)
-
9

長野市

地方公共団体随意契約(少額)
-
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

地震津波による災害の防止・軽減には必要不可欠な事業であり、継続して実施していく必要がある。ついては、技術進歩に応じて随時見直しを行いながら今後も着実に事業を実施するとともに、引き続き、調達の競争性を確保しつつ、調達方法の改善を図り、コストの縮減に努めるべき。

事業所管部局による点検・改善

地震津波は地域を問わず発生し、また南海トラフ地震等は広範囲に影響を及ぼすため、南海トラフ地震を含む地震津波による災害の防止・軽減を図る事業は政策優先度が高く、広く国民のニーズもある事業である。本事業の成果実績である緊急地震速報の精度向上や南海トラフ沿いの地殻変動の監視における検知能力の維持改善については、確実に成果目標に向かい改善している。事業の実施に当たっては、原則として一般競争入札とするなど、競争性を確保しながら選定しているが、一者応札となった契約においては調達内容や方法を見直すなどで競争機会を増やし、コスト削減を促している。

改善の方向性

本事業の実施に関し、一者応札案件を減らすことを留意した調達方法の改善として、仕様書作成等を出来るだけ早期に確定し、公告及び契約履行期間に余裕を持たせ、競争性を高めるよう努力してきたところであるが、整備機器について、出来るだけ汎用性の高い部品を選定することで、より一層の競争性確保や保守性を高めるよう、努力したい。

所見を踏まえた改善点・反映状況

チームの所見を踏まえ、引き続き、調達の競争性を確保しつつ、調達方法の改善を図り、コストの縮減に努める。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

緊急地震速報の予測震度を大きくはずす地域の割合を、平成28年度~令和2年度までの5年間の平均値(10.7%)から8.0%に改善する。

測定指標:当該年度内に発生した地震により震度4以上を観測した地域または緊急地震速報で震度4以上を予想した地域について、震度の予測誤差が±3階級以上の割合。[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度-3.1-
2022年度-1.8-
2023年度-2.1-
2024年度-14.6-
2025年度8.0--
アウトカム

南海トラフ沿いの地殻変動の監視に基づいて的確な情報を発表することを目指し、日常的に発生している短期的ゆっくりすべりを検知する能力を維持・改善する。

測定指標:南海トラフ地震に関する地殻変動の監視において、一定規模以上(Mw6.0以上)のゆっくりすべりを検知できる領域。(約5km間隔の格子点の数)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度2797.02797.0100.0
2022年度2797.02797.0100.0
2023年度2797.02797.0100.0
2024年度2797.02797.0100.0
2025年度2797.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

地震観測により緊急地震速報や津波警報を発表するため、地震計や震度計を設置

測定指標:各種の観測地点数(気象庁の地震計、震度計等)[単位: 箇所]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度959.0959.0100.0
2022年度960.0960.0100.0
2023年度960.0960.0100.0
2024年度960.0960.0100.0
2025年度960.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

観測・解析結果等をもとに、緊急地震速報(警報)や津波注警報を発表

測定指標:注意報・警報の発表回数(緊急地震速報(警報)、津波注警報)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度0.019.0-
2022年度0.010.0-
2023年度0.043.0-
2024年度0.015.0-
2025年度0.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

観測・解析結果等をもとに、地震情報等を発表

測定指標:その他の地震情報の発表回数(緊急地震速報(予報)、地震情報等)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度0.03922.0-
2022年度0.02864.0-
2023年度0.05263.0-
2024年度0.02402.0-
2025年度0.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

地殻変動観測により南海トラフ地震に関する情報を発表するため、東海地域に多成分ひずみ計や体積ひずみ計を設置し、関係機関が整備した観測施設も活用

測定指標:南海トラフ地震に関連する情報の発表に用いる観測地点数(気象庁及び関係機関の多成分ひずみ計、体積ひずみ計)[単位: 箇所]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度39.039.0100.0
2022年度39.039.0100.0
2023年度39.039.0100.0
2024年度39.039.0100.0
2025年度41.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

南海トラフ沿いの地殻変動を定常的に監視・評価し、南海トラフ沿いの大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる異常な現象の発生の有無について情報を発表する。

測定指標:「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」において、ひずみ計等の観測データの活用による評価を実施し、情報を発表する回数。[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度12.012.0100.0
2022年度12.012.0100.0
2023年度12.012.0100.0
2024年度12.014.0116.66667
2025年度12.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)5件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

電信回線専用料

5.0億円1費目 ▾
費目金額
通信運搬費5.0億円

株式会社高見沢サイバネティックス

多機能型地震観測装置の製作及び取付調整

3.0億円1費目 ▾
費目金額
製作費3.0億円

東京管区気象台

計画に基づく各保守契約等の実施

1.2億円1費目 ▾
費目金額
役務費1.2億円

明星電気株式会社

DCP装置、計測震度計及び多機能型地震観測装置の点検調整

2,350万円1費目 ▾
費目金額
役務費2,350万円

有限会社安藤建設

国分寺市戸倉震度観測装置基礎造成工事

860万円1費目 ▾
費目金額
工事費860万円

江戸川区

江戸川計測震度観測装置敷地借用

20万円1費目 ▾
費目金額
借料及び損料20万円

個人A

入軽井沢群列地震観測施設敷地借料

-1費目 ▾
費目金額
借料及び損料-

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。