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その他の事項経費事業内容の一部改善事業ID: 4059

「グリーンインフラ」の取組推進による魅力ある地域の創出のための調査・検討経費

国土交通省総合政策局環境政策課開始: 2002年度

2025年度当初予算

2,620万円

2024年度執行: 4,150万円

01

事業の目的・概要

事業の目的

社会資本整備やまちづくり等において多様な効果を発現する「グリーンインフラ」について、分野横断・官民連携での取組や自治体等における先導的な取組を促進すること等により、グリーンインフラの社会実装を進め、これにより、気候変動に伴うリスクや生物多様性損失のリスクを低減することに加え、健康増進、地域コミュニティ醸成、景観形成など国民の暮らしの向上や、地価上昇に代表される地域経済の活性化など、多様な効果の発現を図ることを目的とする。

現状・課題

ネイチャーポジティブやカーボンニュートラルの実現に向けた世界的な潮流、自然災害の激震化や頻発化、魅力とゆとりある都市・生活空間やウェルビーイングの向上等へのニーズの高まり等の中で、グリーンインフラの取組が強く求められているが、グリーンインフラを広く普及していく上では、企業や自治体等によるグリーンインフラの意義や効果、具体的な取組方策等についての認識・理解が不可欠であり、グリーンインフラに関する分野横断・官民連携での取組、自治体等における先導的な取組やその普及等が必要。

事業の概要

本事業は、グリーンインフラを主流化するための環境整備として、産官学の多様な主体の参加する「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」(2020年3月設立)において、「企画・広報部会」、「技術部会」、「金融部会」を設置し、省内で開催する「グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会」と併せて、省内で開催する「グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会」と併せて、グリーンインフラの社会的な普及、活用技術やその効果評価等に関する調査・研究、資金調達手法等の検討を進めるとともに、官民連携によりグリーンインフラに取り組む地域を対象に専門家派遣等の支援を行い、民間投資を呼び込んだ先導的なモデルを形成する取組である。/実施内容は、①会員の優れた取り組み事例の表彰(グリーンインフラ大賞)、②「グリーンインフラ産業展」の開催、③会員向けオンラインセミナー等の開催、④有識者による会員とのパートナーシップ構築、⑤社会的普及に向けた各種資料集の作成、⑥民間資金の取り入れ等の先導的な取組を行う自治体に対する事業化支援、⑦グリーンインフラの効果の把握・整理及びその適切な評価のための仕組みの検討 等である。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)2,620万円-
2024年度2,690万円4,150万円
2023年度3,600万円3,530万円
2022年度3,680万円3,600万円
2021年度5,500万円3,700万円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織国土交通省直接令和6年度グリーンイン…2,590万円直接デロイトトーマツフィナ…1,560万円

支出先詳細

担当組織国土交通省
直接ブロック B

令和6年度グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画運営他業務 創建・パシフィックコンサルタンツ共同提案体

2,590万円

R6年度グリーンンンフラ官民連携プラットフォームの運営、R6年度先導的グリーンインフラモデル形成支援

1

令和6年度グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画運営他業務 創建・パシフィックコンサルタンツ共同提案体

随意契約(企画競争)
2,590万円
直接ブロック A

デロイトトーマツフィナンシャルアドバイザリー合同会社

1,560万円

グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会の運営支援

1

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社

合同会社随意契約(企画競争)
1,560万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

外部有識者の所見も踏まえつつ、認知度の向上も含めた事業化自治体数の向上等に向けて引き続き取り組んでいただきたい。

事業所管部局による点検・改善

気候変動に伴い激甚・頻発化する災害への対応、経済状況への対応、人口減少・少子高齢化等の中長期的な課題への対応が急務となる中、自然環境の持つ多様な機能を利用するグリーンインフラの取組は、複数の地域課題の同時解決にアプローチする手段として有効である。 事業は目的に即したものに限定されている他、価格も加点対象とした企画競争を実施している。企画競争の実施に際しては複数社が参加した。グリーンインフラ官民連携プラットフォームに会員登録した自治体数は目標を達成している他、そのうちグリーンインフラを事業化した自治体数について、低いアンケート回収率を踏まえれば概ね目標達成に向けた実績推移となっている。グリーンインフラの推進を検討する他の自治体等において、本事業の成果が活用され、グリーンインフラの社会実装がさらに進むよう工夫する必要がある。

改善の方向性

グリーンインフラ官民連携プラットフォームにおける専門部会の活動(事例収集、アドバイザー制度の構築、グリーンインフラに係る調査・研究、民間資金を活用した取組事例の紹介等)を通じて情報提供や支援の充実を図るとともに、グリーンインフラの取組主体等に向けたガイダンス作成を進めることにより、プラットフォームに参加する自治体数の拡大及びグリーンインフラの社会実装を進めていく。

外部有識者による点検

本事業は、気候変動対応と地域課題の同時解決を図るグリーンインフラの社会実装を目指す重要な取り組みである。特に、2020年に設立されたグリーンインフラ官民連携プラットフォームを中核とした産官学連携のアプローチは、持続可能な社会基盤整備において先進的な枠組みと評価できる。成果目標の達成状況と課題定量的成果について プラットフォーム会員登録自治体数は、2023年度121件(目標110件)、2024年度134件(目標130件)と目標を上回り、着実な拡大を示しているが、事業化自治体数は2022年度24件(目標35件、達成率68.6%)とやや課題が残る結果となっている。このことが、認知度向上(会員登録)から実装(事業化)への転換率の低さを意味しないでしょうか。つまり、単なる情報提供では限界があり、自治体の実行能力向上と具体的な事業化支援の強化を図ることも必要ではないかと思料します。ご提案1. 事業化支援の質的向上現在のセミナー開催(年3回目標に対し2024年度9回実施)は量的には充実しているが、個別自治体のニーズに対応したテーラーメイド支援の導入もご検討頂きたい。2. 成果指標の再検討アンケート回収率の低さが指摘されているが、これは評価システム自体の問題を示唆している。事業化の定義明確化と、より客観的な測定手法の導入を検討してはいかがでしょうか。3. 民間投資促進メカニズムの強化金融部会の活動成果が見えにくい。民間資金調達の具体的成功事例の創出と横展開が、2025年度最終目標(事業化70自治体)達成の鍵となるように思います。総合所見 事業の方向性は適切であり、プラットフォーム構築による基盤整備は評価できる。2025年度の最終年度においては、「認知から実装」への橋渡し機能の強化及び量的拡大から質的転換への政策重点の移行を目指して頂きたい。

所見を踏まえた改善点・反映状況

認知度向上から実装への転換に向け、次年度以降は、地域ニーズをふまえた自治体支援の取組(令和2年度より実施)を一層充実させていくとともに、民間資金を活用したモデル事例の創出及び横展開を重点的に実施していく。その際、多様な主体を巻き込んだ先進的な事例構築等の、頂を高める取組だけでなく、市民活動の後押し等、裾野を広げる活動の双方を実施する。また、今後より適切な指標設定・測定を行うために、グリーンインフラに関する様々なデータ・研究の収集・分析や多様な効果の見える化を図っていくとともに、グリーンインフラそのものの定義の明確化・周知等も実施していく。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

令和5年度(2023年度)までに、グリーンインフラ官民連携プラットフォームに会員登録した自治体の数を110件に拡大する。

測定指標:グリーンインフラ官民連携プラットフォームに会員登録した自治体の数(累計)[単位: 自治体]

年度別データを表示(20232027年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度110.0121.0110.0
2024年度130.0134.0103.07692
2025年度150.0--
2026年度170.0--
2027年度190.0--

20202027年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

令和7年度までに、グリーンインフラ官民連携プラットフォーム登録自治体のうち、グリーンインフラの取組を事業化した自治体の数を70に拡大する。

測定指標:グリーンインフラ官民連携プラットフォーム登録自治体のうち、グリーンインフラの取組を事業化した自治体の数[単位: 自治体]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度25.016.064.0
2022年度35.024.068.57143
2023年度45.047.0104.44444
2024年度55.051.092.72727
2025年度70.0--
アウトプット

グリーンインフラに関わる動向や事例を自治体に周知するセミナーを毎年3回実施する。

測定指標:環境政策課開催のグリーンインフラに関する対自治体セミナー開催回数[単位: ]

年度別データを表示(20232025年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度3.04.0133.33333
2024年度3.09.0300.0
2025年度3.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

令和6年度グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画運営他業務 創建・パシフィックコンサルタンツ共同提案体

令和6年度グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画運営他業務

2,590万円1費目 ▾
費目金額
調査費2,590万円

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社

グリーンインフラの市場における経済価値等に係る調査検討業務

1,560万円1費目 ▾
費目金額
調査費1,560万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。