2025年度当初予算
7.1億円
2024年度執行: 7.4億円
事業の目的・概要
事業の目的
科学警察研究所は、法科学等に関する総合的な研究機関であり、科学捜査についての研究・実験及びこれらを応用する鑑定・検査、犯罪及び少年非行の防止についての研究・実験並びに交通事故の防止その他交通警察についての研究・実験を行うことによって、警察活動における科学技術の効果的な応用に貢献する。
現状・課題
科学警察研究所の業務の一つに、鑑定技術の開発があるが、様々な犯罪において新たな手口が日々現れ、それらに適切に対処するために、常に新しい鑑定技術の開発を進めていく必要がある。また、科学警察研究所において都道府県警察に対して、鑑定技術の指導を統一的に行っているが、都道府県警察ごとに鑑定技術に差があってはならないため、常に一定の研修受け入れ体制を保つ必要がある。
事業の概要
本研究所の主な事業概要は、「研究・実験」、「鑑定・検査」等である。/ 「研究・実験」については、各年度ごとに研究計画を定め、鑑定技術の確立、鑑定機材の開発、犯罪・非行原因の解明、防犯対策、交通の安全・円滑に関する研究を行っている。/ 「鑑定・検査」については、科学捜査の推進という観点から、都道府県警察、裁判所、検察庁等から鑑定委託を受けたもののほか、犯罪捜査で押収した偽造通貨及び銃器、弾丸類については、全国的観点から全て鑑定を行っている。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 7.1億円 | - |
| 2024年度 | 7.2億円 | 7.4億円 |
| 2023年度 | 7.7億円 | 7.9億円 |
| 2022年度 | 7.2億円 | 10.3億円 |
| 2021年度 | 8.3億円 | 7.6億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A株式会社システムブレインほか
3.5億円
高周波超音波測定装置等を購入
株式会社システムブレイン
理科研株式会社
加賀ソルネット株式会社
株式会社紀伊國屋書店
サン株式会社
丸文株式会社
丸善雄松堂株式会社
株式会社エス・ティ・ジャパン
アズサイエンス株式会社
株式会社ジャスティ
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)8,050万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック Cバンプーパワートレーディング合同会社ほか
2.8億円
電気の供給等の役務を提供
バンプーパワートレーディング合同会社
京葉瓦斯株式会社
理科研株式会社
柏市
中部科学機器株式会社
日本電子株式会社
株式会社RJCリサーチ
株式会社建文
アジレント・テクノロジー株式会社
株式会社インフォマティクス
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)5,920万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B株式会社JECCほか
9,130万円
音声自動識別装置の研究・鑑定用機器を借上
株式会社JECC
三菱HCキャピタル株式会社
オリックス・レンテック株式会社
株式会社オリジナル・テクノロジー・カンパニー
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社
直接ブロック D職員Fほか
1,600万円
職員に対する旅費、外部委員に対する謝金等を支出
職員F
職員G
職員H
職員I
職員J
職員K
職員L
職員M
職員N
職員O
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)940万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き、適正かつ効率的な事業の実施に努めること。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、科学捜査についての研究・実験及びこれらを応用する鑑定・検査、犯罪及び少年非行の防止についての研究・実験並びに交通事故の防止その他交通警察についての研究・実験を行うことによって、警察活動における科学技術の効果的な応用に貢献するものであることから、継続して実施する必要がある。また、契約案件については一般競争入札を基本とし、一者随意契約が予想される場合にあっても公募を実施した上で契約をしている。また、令和3年度からはオープンカウンター方式を導入し、一層の競争性の確保に努めている。
改善の方向性
科学技術の進展に伴う新たな科学捜査。鑑定等の手法の確立に応じて所要の機器整備を推進していく必要がある一方で、今後一層の資機材等の重点化・効率化を図る必要がある。契約に際しては、今後も過去の調達実績を反映し、業者への声かけ、より競争性を高める仕様への見直しを図るなど、引き続き予算の適正な執行に努める。
外部有識者による点検
本事業は、研究・実験や鑑定・検査を行うことによる、科学技術の効果的な警察活動への応用の観点から、継続して実施する必要があるものと思われる。さらに、客観的証拠に基づく立証が重要となっている近時の刑事裁判において、本事業の役割は今後も増大が見込まれるという観点からも、適切な予算額が計上され、執行される必要がある。 この点、2024年の執行率が84%弱にとどまっていることについては、令和6年度に契約済みの資機材について、半導体不足により令和6年度中に納品されず、したがって、執行(業者への支払い)がなされなかったことによるものとのことであり、当該資機材に係る費用(128,619千円)については、今後、納品され次第執行するべく、令和7年度に繰り越されており、この資機材に係る費用(128,619千円)について、令和6年度に納品・支払いが完了していたと仮定した場合には、令和6年度の執行率は約98.4パーセントとなっていたとのことであり、2024年の執行は適切な執行であったものと考える。 なお、本事業については、客観的証拠に基づく立証方法の拡充が、国民の生活の安全を守ること及び冤罪の防止の観点から極めて有用であるという重要性に鑑み、さらに適切な執行と事業の成果の十分な活用に努めていただくとともに、予算の大幅な増額を検討すべきと考える。
所見を踏まえた改善点・反映状況
近年の犯罪情勢等の変化に応じた研究、鑑定等の新規実施や見直しを行っており、成果を高める工夫を行っている。
成果指標・目標値・実績値
警察活動における科学技術の効果的な応用に貢献
測定指標:警察活動における科学技術の効果的な応用に貢献[単位: 件]
定量的な目標値・実績値は確認できません
警察活動における科学技術の効果的な応用に貢献
測定指標:警察活動応用や研究活動への評価[単位: 件]
定量的な目標値・実績値は確認できません
科学捜査の推進
測定指標:科学警察研究所で処理した鑑定件数※統計値は暦歴[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1143.0 | 915.0 | 80.05249 |
| 2023年度 | 957.0 | 873.0 | 91.22257 |
| 2024年度 | 907.0 | 1318.0 | 145.31422 |
| 2025年度 | 1035.0 | - | - |
鑑定技術の確立、鑑定機材の開発等
測定指標:科学警察研究所からの発表・論文数※統計値は暦歴[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 60.0 | 56.0 | 93.33333 |
| 2023年度 | 56.0 | 60.0 | 107.14286 |
| 2024年度 | 57.0 | 53.0 | 92.98246 |
| 2025年度 | 56.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
バンプーパワートレーディング合同会社
庁舎等で使用する電気の供給
9,370万円1費目 ▾
バンプーパワートレーディング合同会社
庁舎等で使用する電気の供給
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 光熱水料 | 9,370万円 |
株式会社JECC
音声自動識別装置借上
3,200万円1費目 ▾
株式会社JECC
音声自動識別装置借上
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品借上 | 3,200万円 |
株式会社システムブレイン
高周波超音波測定装置
2,770万円1費目 ▾
株式会社システムブレイン
高周波超音波測定装置
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品購入 | 2,770万円 |
職員F
出張旅費
130万円1費目 ▾
職員F
出張旅費
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 旅費 | 130万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。