2025年度当初予算
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2024年度執行: 1.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
本拠出金を原資に活動が行われている「アジア太平洋経済協力(以下、APEC)」は、先進エコノミー(※)のみならず、途上エコノミーの貿易・投資の環境整備や経済技術協力を通じて、地域の持続的な経済成長を図ることを目的としており、APEC事務局やAPEC関連機関が行う活動にかかる資金を拠出するものです(APECメンバーの半数以上が途上エコノミーで構成)。/※APECでは「国」とは呼ばず、地域も含まれているため、「エコノミー」と呼ぶ。
現状・課題
アジア太平洋の主要21エコノミーが参加する地域協力の枠組として1989年に創設。世界のGDP、貿易、人口の約半分を占め、世界経済の成長を牽引する地域をカバー。自主的、非拘束的な精神の下、アジア太平洋地域における、貿易投資の自由化・円滑化、イノベーション・デジタル化の推進、持続可能かつ包摂的な成長に関して、先進的・野心的な議論を実施。能力構築事業も数多く実施。
事業の概要
(1)APEC拠出金: APEC事務局の官房・事業経費等に充当される「通常拠出金」(全参加エコノミーが予め定められた一定の比率にしたがって拠出)と貿易投資の活性化に資するキャパビル等のプロジェクト実施に充当される「TILF基金(Trade and Investment Liberalization and Facilitation Fund)」を拠出。/(2)APECビジネス諮問委員会(ABAC)拠出金: ABACはAPEC唯一の公式民間諮問機関として、平成7年のAPEC大阪会議において設立が決定し、翌8年より活動を開始。産業界を代表して、首脳や閣僚に対して助言・提言を行っている。我が国からABAC国際事務局(フィリピン・マニラ)に対し、事務局の運営費等の必要な経費を拠出。/(3)APECポリシーサポートユニット(PSU)拠出金: APEC事務局内に設置されたポリシー・サポート・ユニット(PSU)に対して、APECでの計画策定やキャパビル実施に向けた調査事業やその政策評価及び政策提言等に係る資金を拠出。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 1.2億円 | 1.2億円 |
| 2023年度 | 1.2億円 | 1.2億円 |
| 2022年度 | 1.1億円 | 1.1億円 |
| 2021年度 | 1.1億円 | 1.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
直接ブロック AAPEC事務局
6,540万円
APEC事務局経費、プロジェクトの実施
APEC事務局
直接ブロック CAPECポリシー・サポート・ユニット(PSU)
3,500万円
PSUが行う政策提言、政策評価、調査研究にかかる支援、APEC成長戦略や首脳宣言を対象にしたプロジェクトに係る資金
APECポリシー・サポート・ユニット(PSU)
直接ブロック BABAC国際事務局
690万円
ABAC関連会議運営支援、各種プロジェクトの実施
ABAC国際事務局
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業を総括し、その後の事業に活用すること。
事業所管部局による点検・改善
APEC拠出金:APECの組織及び財政に係る課題は主に財政管理委員会(BMC)の場で議論されており,APEC事務局改革等の取組を通じて効率的なマネジメントに努めている。現在、APECは委員会や部会の数が膨大になっていると指摘されており、役割を終えた部会等の解散規定を設けるなど、APEC全体の効率運営が図られている。また,財務についても,加盟国・地域に対する説明責任を果たすために,毎年,外部監査法人に委託する形で,会計監査を実施し,その結果はBMCに報告されるとともに,加盟国・地域にも共有されている。また、我が国は、APEC予算を活用した貿易投資の促進に資する日本プロジェクトの実施を着実に進めている。引き続き、同予算の有効活用と我が国利益の実現に努めていく。 ABAC拠出金:APECにおいては,これまでABACからの提言に基づき,2015年末までに環境物品の実行税率の5%以下への削減等が実現した他、2018年には、国際的なデジタル貿易のルールメイキングの必要性に鑑み、デジタル・イノベーションに関する作業部会(DIWG)を新たに設置し集中的な議論を行うなど、APECの取組に大きく貢献している。ABAC拠出金は,国際事務局維持運営費の他,ABAC総会開催経費,ABAC各作業部会活動連絡・調整に付随する経費にも当てられ,ABACの活動が安定的かつ着実に行われることに貢献している。 PSU拠出金:PSUの活動については、拠出国の代表から成るPSU理事会を複数回開催し、事業内容、予算執行のあり方等を精査している。APECにおけるPSUによる政策提言等の重要性は増しており、プロジェクト数が増加し、内容も複雑化する中で、限られた人員で高いパフォーマンスを上げることが課題。
改善の方向性
APEC拠出金:APECの予算・支出を管理するBMC委員会に出席し,APEC事務局による効率的な組織運営がなされているか確認。また、APEC予算を活用して日本プロジェクトを着実に実施し,我が国の利益の推進に努める。 ABAC拠出金:多様性に富むアジア太平洋地域は,様々なレベルで協力関係を構築する必要があり,特にビジネス界の協力が経済発展に必要不可欠である。ABACはAPECの唯一の公式民間諮問機関であり,APEC首脳に対して重要且つ有益な提言を行う。日本を含めたビジネス界の声をAPECの活動に反映させるためにも,我が国として引き続きABAC国際事務局への資金拠出を行っていくことは極めて重要であり必要不可欠である。 本拠出金は,予め定められた分担率に基づき各メンバーエコノミーが負担する義務的なものであり,引き続き拠出することが必要である。PSU拠出金:PSUは、APECにおけるプロジェクト検討や政策提言に向けた「頭脳」の役割を担っておりその重要性は高い。PSU理事会に参加し,プロジェクトの実施状況等をチェックするとともに,PSUを活用した調査分析を着実に実施し,我が国の政策・産業利益に叶う政策提言やプロジェクトの実施の推進を図る。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業を総括し、その後の事業に活用していく。
成果指標・目標値・実績値
全会一致のボトムアップ形式でのプロジェクト生成において、日本が重視する政策のプロジェクト採択を年間5件目指し、日本の影響力を保持する。
測定指標:採択プロジェクト件数[単位: 回]
年度別データを表示(2020〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2021年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 5.0 | 4.0 | 80.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
日本が実現したい政策を訴求するために、各分科会のうち長期的に分科会議長・副議長を担い一定の影響力を保持。
測定指標:分科会議長・副議長[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
ABACにおける各分科会が、毎年プロジェクトベースにて議論を積み上げ、参加エコノミーとコンセンサスを得た上でAPECへの政策提案を行う。
測定指標:分科会からの提案数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
APECにおける日本政策を反映するために、APECのフォーラ及びサブフォーラにおいて一定の影響力を保持するため、長期的に議長・副議長を選出する
測定指標:議長・副議長数[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
APEC高級実務者会合(SOM)の開催。(首脳会議・閣僚会議は主に主催国の準備によって行われるため、対象外。)
測定指標:開催数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 5.0 | 2.0 | 40.0 |
| 2022年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
産業界を代表するAPEC唯一の公式民間諮問機関として、ABACはAPEC高級実務者との政策実現のための対話を行う。
測定指標:ABACと高級実務者との意見交換数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
APEC事務局
事務局経費やプロジェクトの実施
6,540万円1費目 ▾
APEC事務局
事務局経費やプロジェクトの実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 6,540万円 |
APECポリシー・サポート・ユニット(PSU)
PSUが行う政策提言、政策評価、調査研究に係る支援、APEC成長戦略や首脳宣言を対象にしたプロジェクトに係る資金
3,500万円1費目 ▾
APECポリシー・サポート・ユニット(PSU)
PSUが行う政策提言、政策評価、調査研究に係る支援、APEC成長戦略や首脳宣言を対象にしたプロジェクトに係る資金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 3,500万円 |
ABAC国際事務局
ABAC関連会議運営支援、各種プロジェクトの実施に関する支援
690万円1費目 ▾
ABAC国際事務局
ABAC関連会議運営支援、各種プロジェクトの実施に関する支援
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 690万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。