2025年度当初予算
1.3億円
2024年度執行: 1.1億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、権利者である日本企業等と協働して、侵害発生国・地域の現地政府機関等に対し、知的財産権に関する制度面・運用面の改善要請や取締り能力向上等エンフォースメント能力強化に係る支援を行うことにより、侵害発生国・地域の状況改善を促進し、知的財産権保護の強化を図ること、そして我が国企業が抱える模倣品・海賊版被害を減少させることを目的とする。
現状・課題
OECDの推計によると、2021年の世界の模倣品の流通額は、約4,670億ドル。これはグローバルな輸入額の2.3%に相当する(OECD「Mapping Global Trade in Fakes 2025」(2025年5月))。/また、OECDの別の調査によると、インターネット上での模倣品販売の割合が増加しているとの定量分析結果が出ている(OECD「E-Commerce Challenges in Illicit Trade in Fakes」(2021年)。/これらを踏まえ、インターネット上の模倣品対策を含め、我が国企業の海外における知的財産権侵害問題解決を目指して、侵害発生国・地域の現地政府機関等への働きかけを一層進める必要がある。
事業の概要
本事業は、侵害発生国・地域の現地政府機関に対し、知的財産権に関する制度面・運用面の改善要請、取締り能力向上等エンフォースメント能力強化に係る支援をする事業である。/実施内容は、①模倣品・海賊版などの海外における知的財産権侵害問題の解決をめざす企業・団体の集まりである国際知的財産保護フォーラム( IIPPF )の活動に係る支援、②日中知財ワーキング・グループを始めとする侵害発生国と共同で行う事業に係る支援、及び、③侵害発生国の知財権所管官庁、税関、警察、裁判所等の政府機関職員等を対象としたセミナーの開催等である。//IIPPFは2022年に設立から20年を迎え、模倣品対策の官民連携の拠点として今後も継続して活動することが見込まれる。また、日中知財ワーキング・グループは2009年に交換された覚書に基づき現在まで11回開催されており、次回会合を今年度開催することも日中関係省庁で合意済みであるなど、今後も継続して開催することが見込まれる。これらの実績及び事業継続が課題解決に与える効果を踏まえ、事業終了年度は設定しないことが適切と考えられる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.3億円 | - |
| 2024年度 | 1.3億円 | 1.1億円 |
| 2023年度 | 1.3億円 | 9,420万円 |
| 2022年度 | 1.3億円 | 1.1億円 |
| 2021年度 | 1.3億円 | 8,500万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 1.3億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A独立行政法人 日本貿易振興機構
1.1億円
①模倣品・海賊版などの海外における知的財産権侵害問題の解決を目指す企業・団体の集まりである国際知的財産保護フォーラム(IIPPF)の活動に係る支援/②日中知財ワーキング・グループを始めとする侵害発生国と共同で行う事業に係る支援/③侵害発生国の知財権所管官庁、税関、警察、裁判所等の政府機関職員等を対象としたセミナーの開催等
独立行政法人日本貿易振興機構
配分先ブロック B西村あさひ法律事務所 ほか
2,020万円
諸外国の被害実態・制度運用等調査 他
西村あさひ法律事務所(シンガポール)
IP FORWARD株式会社
Vector Group Ltd.
Be One Production
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)450万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
令和6年度の予算執行率は前年度比11.9%増加し、IIPPFとベトナム市場管理総局(現ベトナム国内市場管理・開発庁)との協力覚書等の成果につながった。【短期アウトカムについて】政府模倣品・海賊版対策総合窓口に寄せられた令和6年度の相談件数は前年度を上回り、模倣品・海賊版被害は継続していることが分かる。引き続き当該アウトカムを掲げ、事業を実施すべきと考える。【長期アウトカムについて】急激な円安を背景に、侵害対策セミナー等当初予定していたとおりの事業実施はできなかったものの、「模倣被害が無かった」と回答した企業の割合は令和5年度の42.7%から令和6年度は43.2%へ増加。令和7年度は、執行管理をより一層強化し、円滑かつ確実に事業を実施していく。
改善の方向性
確実かつ効果的に事業を執行できるように年間計画を策定し執行管理の強化を図るとともに、委託事業者と連携して各事業及び本事業全体の予算実績管理を徹底することでより多くの成果を引き出すことに引き続き取り組む。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き事業の効果検証を実施し、必要に応じて事業内容を見直すことにより、効果的、効率的な予算執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
日本企業等の模倣品対策に係る相談数を300件とする
測定指標:日本企業等が模倣品対策をするべく相談した年間件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 300.0 | 277.0 | 92.33333 |
| 2022年度 | 300.0 | 300.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 300.0 | 200.0 | 66.66667 |
| 2024年度 | 300.0 | 209.0 | 69.66667 |
| 2025年度 | 300.0 | - | - |
我が国企業の模倣品被害の減少
測定指標:「知的財産活動調査報告書」における「模倣被害の有無」の問いに対し「被害が無かった」と回答する者の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2033年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 50.0 | 41.3 | 82.6 |
| 2023年度 | 50.0 | 42.7 | 85.4 |
| 2024年度 | 50.0 | 43.2 | 86.4 |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
| 2033年度 | 50.0 | - | - |
※ 2021〜2033年度のデータあり(直近5年度を表示)
執行機関等向け侵害対策セミナー等の実施
測定指標:執行機関向け侵害対策セミナー開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 10.0 | 7.0 | 70.0 |
| 2022年度 | 10.0 | 7.0 | 70.0 |
| 2023年度 | 8.0 | 9.0 | 112.5 |
| 2024年度 | 10.0 | 8.0 | 80.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
独立行政法人日本貿易振興機構
侵害発生国の取締執行機関向けのセミナー等を開催
1.1億円4費目 ▾
独立行政法人日本貿易振興機構
侵害発生国の取締執行機関向けのセミナー等を開催
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 5,090万円 |
| 事業費 | 3,410万円 |
| 再委託費・外注費 | 1,690万円 |
| 一般管理費 | 770万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。