2025年度当初予算
7,300万円
2024年度執行: 6,030万円
事業の目的・概要
事業の目的
気候変動に関する国際的なルールは、国連気候変動枠組条約(以下、「UNFCCC」という。)やパリ協定等に基づいて実施されているが、その着実で効果的な実施の重要性はますます増しており、今後、更なる野心の向上や、資金等の実施の手段に関する議論が本格化する。拠出金を通して国際交渉に貢献するとともに、専門的な知見や各国の交渉動向を収集し、我が国にとって有利な気候変動交渉を進めるため、技術メカニズムへの拠出、交渉専門家事業を実施する。
現状・課題
【技術メカニズム拠出金】/2010年、COP16における決定にもとづき、UNFCCCの下での気候変動に係る技術移転のためのメカニズムとして、技術執行委員会(以下、「TEC」という。)及び気候技術センター及びネットワーク(以下、「CTCN」という。)が設置された。我が国は、UNFCCC外で既に様々な技術移転に取り組んできているが、UNFCCCの枠組みの中でもその貢献が求められており、拠出によって、技術メカニズムの交渉における我が国の影響力を確保することができる。CTCNにおいて我が国企業・技術の具体的プロジェクトを実施することによって、我が国企業・技術の海外展開を後押しすることができる。/【交渉専門家事業】/2023年にUAEで行われたCOP28では、パリ協定の目標達成に向けた世界全体の進捗状況を評価するグローバル・ストックテイクが初めて実施され、決定文書では、世界全体で再エネ発電容量3倍・省エネ改善率2倍、化石燃料からの移行等が盛り込まれた。COP30(2025年)では、2025年2月までに提出が推奨されている各国の次期NDCについて、各国の提出を受けて更なる野心の向上について議論される見込みであり、我が国としては、各国が能力に応じた排出削減を進めていくよう、COPを中心としたUNFCCC関連会合において働きかけていくことが重要である。UNFCCCの交渉においては、長年交渉に従事している各国の交渉官と渡り合うため、気候変動問題に対する深い知見、長きにわたる交渉経緯に対する十分な理解、実際に現場で交渉をこなしてきた経験等の高い専門性を兼ね備えることが不可欠である。
事業の概要
【技術メカニズム拠出金】/気候変動枠組条約における技術メカニズムの機関であるTEC及びCTCNの運営等に係る費用として、拠出をし、技術メカニズムの交渉における我が国の影響力を確保するとともに、我が国企業・技術の海外展開を後押しする。/【京都メカニズム拠出金】/「京都議定書」に基づく京都メカニズムクレジットについて、日本の国別登録簿を国連の国際取引ログ(ITL)に接続するための運営資金を国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に対して拠出する。/【交渉専門家事業】/気候変動問題に対する深い知見、長きにわたる交渉経緯に対する十分な理解、実際に現場で交渉をこなしてきた経験等、高い専門性を兼ね備える人材を確保し、交渉状況や世界情勢等の調査・分析を行うとともに、日本政府代表団としてUNFCCC関連会合での交渉の対応を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 7,300万円 | - |
| 2024年度 | 7,100万円 | 6,030万円 |
| 2023年度 | 7,000万円 | 6,830万円 |
| 2022年度 | 5,000万円 | 5,000万円 |
| 2021年度 | 4,900万円 | 4,900万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 7,300万円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック C国連工業開発機関(UNIDO)
2,500万円
「気候技術センター・ネットワーク(CTCN)」及び「技術執行委員会(TEC)」の運営等
国連工業開発機関(UNIDO)
直接ブロック A一般財団法人電力中央研究所
2,340万円
地球温暖化問題を巡る国際動向調査
一般財団法人電力中央研究所
配分先ブロック DClimate Advisers Inc
1,190万円
地球温暖化問題を巡る国際動向調査
Climate Advisers Inc.
直接ブロック B公益財団法人地球環境産業技術研究機構
1,200万円
技術メカニズムに関する分析等事業
公益財団法人地球環境産業技術研究機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
国際機関への拠出金については、日本から毎年継続して拠出していることによりも国際機関への貢献が継続してできていると考えられる。技術メカニズム拠出金を通じて、日本の貢献を会合等で紹介することができ、それを通じて、日本の国際交渉におけルプレゼンスを高めることに繋がっている。 交渉事業への委託費については、委託先と定期的に打ち合わせを実施することにより、交渉事業における効率的な執行に努めている。また、情報交換・助言を通じてより効果的な交渉を進めることが出来ている。
改善の方向性
効果的な拠出金とするべく、拠出先の国際機関と打ち合わせ等を実施する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切に執行していく。
成果指標・目標値・実績値
拠出金を使ってTECレポートを執筆する。
測定指標:拠出金を使って執筆されたTECのレポートの本数(累計)[単位: 本]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
日本のネットワークメンバーが関与する技術支援を組成する。
測定指標:日本のネットワークメンバーが関与する技術支援の件数(累計)[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
| 2032年度 | 15.0 | - | - |
※ 2021〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
事業者におけるクレジットの円滑なやりとりや、確実な管理を担保する。
測定指標:事業者におけるクレジットの円滑なやりとりや、確実な管理を担保する。
定量的な目標値・実績値は確認できません
経済産業省が関与する議題において、積極的にサブミッションを提出する。
測定指標:経済産業省が関与する議題における、サブミッションの提出割合(提出数/招聘数)[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2030年度 | 100.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
TEC及びCTCNの会合の開催回数
測定指標:TEC及びCTCNの会合の開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
国別登録簿システム稼働率
測定指標:年間実稼働日数/休日等のサービス休止日やメンテナンス日を除いた年間稼働予定日数(%)[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
UNFCCC関連会合に出席して、高い専門性に基づく有益な助言を政府交渉団に還元し、交渉を支援する。
測定指標:各年度におけるUNFCCC会合への専門家の参加回数[単位: 回]
年度別データを表示(2020〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 4.0 | - |
| 2021年度 | - | 2.0 | - |
| 2022年度 | - | 5.0 | - |
| 2023年度 | - | 9.0 | - |
| 2024年度 | 6.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国連工業開発機関(UNIDO)
令和6年度国連気候変動枠組条約技術メカニズム拠出金
2,500万円1費目 ▾
国連工業開発機関(UNIDO)
令和6年度国連気候変動枠組条約技術メカニズム拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費等 | 2,500万円 |
一般財団法人電力中央研究所
令和6年度国連気候変動枠組条約交渉事業(地球温暖化問題を巡る国際動向調査(気候変動枠組条約(UNFCCC)))
2,340万円4費目 ▾
一般財団法人電力中央研究所
令和6年度国連気候変動枠組条約交渉事業(地球温暖化問題を巡る国際動向調査(気候変動枠組条約(UNFCCC)))
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 外注費 | 1,190万円 |
| 人件費 | 790万円 |
| 事業費 | 250万円 |
| 一般管理費 | 110万円 |
公益財団法人地球環境産業技術研究機構
令和6年度国連気候変動枠組条約交渉事業(技術メカニズムに関する分析等事業)
1,200万円3費目 ▾
公益財団法人地球環境産業技術研究機構
令和6年度国連気候変動枠組条約交渉事業(技術メカニズムに関する分析等事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 640万円 |
| 事業費 | 410万円 |
| 一般管理費 | 150万円 |
Climate Advisers Inc.
地球温暖化問題を巡る国際動向調査
1,190万円2費目 ▾
Climate Advisers Inc.
地球温暖化問題を巡る国際動向調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,080万円 |
| 消費税 | 110万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。