2025年度当初予算
15.7億円
2024年度執行: 21.4億円
事業の目的
東京電力福島第一原子力発電所の事故で得られた教訓を踏まえ、今後も更なる安全性向上に向けた取組を加速させていくことが必要である。/第7次エネルギー基本計画(2025年2月閣議決定)では「原子力については、いかなる事情よりも安全性を全てに優先させ、国民の懸念の解消に全力を挙げる必要がある」とされているところ、原子力の安全対策高度化に資する技術開発を支援し、安全技術の水準向上を図る。
現状・課題
2050年のカーボンニュートラルの達成には確立した脱炭素のエネルギー源である原子力を持続的に活用していくことが必要。そのためには、最も技術熟度が高く、世界各国で脱炭素電源として活用されている軽水炉について一層の安全性向上を図るとともに長期運転の取組みを進めることが必要である。/現在、原子力産業界においては、安全性を向上させるための技術開発や、原子力発電所の安全対策強化に取り組んでいるが、特に喫緊の課題である新規制基準対応や、短期的に成果を見出しやすい安全性向上技術の開発に投資が偏りがちであり、国として、現状では原子力産業界が投資配分しにくい、中長期的に成果を見出す安全性向上技術への投資を行うことが重要である。特に、原子力安全技術の向上は、我が国原子力産業界共通の課題であり、国として、業界に共通的な技術基盤を整備することは、産業技術の底上げの観点からも有益である。
事業の概要
軽水炉安全技術・人材ロードマップ(2017年3月改訂)において、当省が取り組むべきであり、かつ優先度が高いとされた課題の解決等に向けて、研究機関やメーカー等が実施する原子力安全の高度化に資する技術基盤の整備、技術開発を支援する。/2025年度は、過酷事故時に損傷しにくい新型燃料の部材開発と照射試験、高経年化対策に必要なコンクリート照射劣化に係る評価等、既存軽水炉の更なる安全性向上に資する技術開発を13件程度実施予定である。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 15.7億円 | - |
| 2024年度 | 25.0億円 | 21.4億円 |
| 2023年度 | 24.8億円 | 27.6億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
本事業は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で得られた教訓を踏まえ、原子力発電所の安全対策高度化に資する重要度の高い技術開発を支援するものである。本事業により創出した成果数は目標値を以上であり、技術開発支援の継続や技術開発の発展性があると評価される。
改善の方向性
軽水炉安全技術・人材ロードマップ(平成27年6月総合資源エネルギー調査会自主的安全性向上・技術・人材WG策定、平成29年3月改訂)等を踏まえ、事業の必要性、優先度、資源配分を適宜見直す。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、適切に予算を執行していく。
原子力の安全対策高度化に資する成果の数について、2017年度までに10件を目指す。
測定指標:原子力の安全対策高度化に資する成果(論文、標準化や原子炉等への適用に直結するような、軽水炉安全に係るシミュレーション手法やデータベース等)の件数の累計[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2017年度 | 10.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金
令和6年度原子力の安全性向上に資する技術開発費補助金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 11.7億円 |
| 管理費 | 1,670万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 23.3億円 | 18.8億円 |
| 2021年度 | 25.0億円 | 16.0億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 15.7億円 |
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金
11.9億円令和6年度原子力の安全性向上に資する技術開発費補助金の管理執行
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金
三菱重工業株式会社 ほか
10.0億円令和6年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業(補助事業)
三菱重工業株式会社
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
東芝エネルギーシステムズ株式会社
株式会社アトックス
三菱電機株式会社
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構ほか
8.7億円令和6年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
一般財団法人電力中央研究所
株式会社三菱総合研究所
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金
4,950万円令和5年度原子力の安全性向上に資する技術開発費補助金の管理執行
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
4,920万円国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
2,830万円令和5年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
| 100.0 |
原子力の安全対策高度化に資する成果の数について、2022年度までに20件を目指す。
測定指標:原子力の安全対策高度化に資する成果(論文、標準化や原子炉等への適用に直結するような、軽水炉安全に係るシミュレーション手法やデータベース等)の件数の累計[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 20.0 | 22.0 | 110.0 |
原子力の安全対策高度化に資する成果の数について、2027年度までに30件を目指す。
測定指標:原子力の安全対策高度化に資する成果(論文、標準化や原子炉等への適用に直結するような、軽水炉安全に係るシミュレーション手法やデータベース等)の件数の累計[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 30.0 | - | - |
原子力の安全対策高度化に資する技術開発テーマの数
測定指標:実施したテーマの数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 28.0 | 28.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 26.0 | 26.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 21.0 | 24.0 | 114.28571 |
| 2024年度 | 22.0 | 22.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 13.0 | - | - |
※ 2012〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
令和6年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業(安全性向上に資する新型燃料の既存軽水炉への導入に向けた技術基盤整備)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託・外注費 | 3.5億円 |
| 研究費 | 6,340万円 |
| 補助人件費 | 1,230万円 |
| 一般管理費 | 820万円 |
| 旅費 | 700万円 |
| 備品費 | 420万円 |
| その他諸経費 | 60万円 |
| 借料及び損料 | 40万円 |
三菱重工業株式会社
革新的軽水炉の炉内流動試験(プレナム)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費等 | 1.4億円 |
| 事業費 | 3,040万円 |
| 事業費 | 2,120万円 |
| 事業費 | 550万円 |
| 事業費 | 520万円 |
| 事業費 | - |
マサチューセッツ工科大学
MIT試験炉における軽水炉燃料被覆管材料試験に伴う支払い
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 試験費 | 9,830万円 |
| 間接費 | 6,900万円 |
| 人件費 | 2,180万円 |
| 材料費 | 510万円 |
| 設備費 | 460万円 |
特定非営利活動法人地球と未来の環境基金
令和5年度原子力の安全性向上に資する技術開発費補助金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 4,920万円 |
| 管理費 | 30万円 |
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
沸騰水型原子炉に用いる炭化珪素及び改良ステンレス鋼燃料被覆管の開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費等 | 4,490万円 |
| 事業費 | 410万円 |
| 事業費 | 20万円 |
| 事業費 | - |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
令和5年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業(安全性向上に資する新型燃料の既存軽水炉への導入に向けた技術基盤整備)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 研究費 | 2,940万円 |
| 研究費 | 360万円 |
| 研究費 | 310万円 |
| 精算費 | -780万円 |
バテル・エナジー・アライアンス社 ほか
6.6億円再委託・外注(令和6年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業)
マサチューセッツ工科大学
三菱重工業株式会社
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
バテル・エナジー・アライアンス社
鹿島建設株式会社
株式会社テプコシステムズ
国立大学法人東京大学
国立大学法人東北大学
国立大学法人千葉大学
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
一般財団法人電力中央研究所
株式会社電力テクノシステムズ
学校法人早稲田大学
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
令和5年度原子力の安全性向上に資する技術開発事業(補助事業)
日立GEニュークリア・エナジー株式会社