2025年度当初予算
39.0億円
2024年度執行: 44.9億円
事業の目的
洋上風力発電は、大量導入の可能性、コスト低減余地、経済波及効果の大きさの3つの観点から「再生可能エネルギー主力電源化の切り札」と期待されており、2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、洋上風力発電の案件形成を促進していくことが重要である。/本事業では、我が国の気象・海象条件に適した洋上特有の技術課題や洋上風力発電所に係る技術的・社会的な課題を解決し、我が国の洋上風力発電の導入促進、発電コストの低減、洋上風力関連産業の競争力強化等を目的とする。
現状・課題
洋上⾵⼒発電は、第7次エネルギー基本計画において、①再エネ海域利用法に基づく公募制度等を通じて、2030年までに10GW、2040年までに浮体式も含む30~45GWの案件形成を目指すこと、②産業界において、国内調達比率を2040年までに60%とする目標を掲げている。これに対して、2024年度末時点で、約4.6GWの案件形成が進捗。洋上風力は諸外国と比べ高い発電コスト、風況などの自然条件に関する情報の不足、日本の気象・海象条件に適した洋上特有の技術課題等があり、これらを克服する必要がある。
事業の概要
我が国の洋上風力発電の更なる導入拡大、低コストかつ安定的な再エネ電気の供給や次世代の浮体式洋上風力に関する産業競争力強化等を図るため、以下の事業を行う。/①洋上ウィンドファーム開発支援事業(委託)/②次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(委託)
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 39.0億円 | - |
| 2024年度 | 45.0億円 | 44.9億円 |
| 2023年度 | 44.8億円 | 11.1億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
低コスト施工技術の開発支援やウインドファームの設計において最適な発電量の確保の観点から重要となるウエイク調査の事業が着実に成果が見え終了する見込みであるなど、各研究開発項目が短期アウトカムに向けて着実に実施されており、中期アウトカムに向けても年間1GWの案件形成に寄与している。企業の低コスト技術開発への支援やウインドファーム設計に係る技術開発事業は、国内洋上風力全体の導入拡大・電力のコスト低減に裨益することから国費投入の意義が大きい。
改善の方向性
事業額の適正化を図りながら、現状を着実に実施。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切に執行していく
洋上風力発電事業の実施のために必要な基礎調査等や洋上ウィンドファーム開発計画について風況調査・海象調査・設計等を17件実施することにより、洋上ウィンドファームの開発に資する基礎データを取りまとめる。
測定指標:洋上風力発電事業の実施のために必要な基礎調査等や洋上ウィンドファーム開発計画について風況調査・海象調査・設計等を実施した件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
プロジェクトマネジメント業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 繰越 | 32.0億円 |
| 委託費 | 12.5億円 |
| 研究開発管理費 | 4,350万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 66.0億円 | 89.7億円 |
| 2021年度 | 82.8億円 | 62.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 39.0億円 |
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
44.9億円プロジェクトマネジメント業務
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
一般財団法人日本気象協会ほか
6.5億円洋上ウィンドファーム開発支援事業を実施。
一般財団法人日本気象協会
東芝エネルギーシステムズ株式会社
国立研究開発法人産業技術総合研究所
株式会社大林組ほか
4.6億円次世代浮体式洋上風力発電システム実証に資する研究を実施。
株式会社大林組
東京電力ホールディングス株式会社
株式会社熊谷組
東亜建設工業株式会社ほか
1.4億円洋上風力発電低コスト施工技術開発を実施。
東亜建設工業株式会社
東洋建設株式会社
株式会社関海事工業所
| 7.0 |
| 87.5 |
| 2024年度 | 9.0 | 8.0 | 88.88889 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
| 2026年度 | 11.0 | - | - |
| 2027年度 | 17.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
2030年までに10GWの洋上風力発電の案件形成を達成するとともに、建設される風力発電の着実な導入を実現する。
測定指標:風力発電案件形成・導入量[単位: GW]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 460.0 | - |
| 2023年度 | - | 520.0 | - |
| 2024年度 | - | 584.0 | - |
| 2030年度 | 1000.0 | - | - |
2040年までに30~45GWの洋上風力発電の案件形成を達成するとともに、建設される風力発電の着実な導入を実現する。
測定指標:風力発電案件形成・導入量[単位: GW]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2040年度 | 30.0 | - | - |
当該事業の実証・開発等により洋上風力発電に関する技術・システムを9件確立する。
測定指標:当該事業の実証・開発等により確立された洋上風力発電に関する技術・システムの数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
| 2026年度 | 7.0 | - | - |
| 2027年度 | 9.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
洋上風力発電事業の実施のために必要な基礎調査等を実施する。
測定指標:事業実施件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
| 2026年度 | 8.0 | - | - |
| 2027年度 | 7.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
洋上風力発電のコスト低減、設備利用率の向上、日本の気象・海象条件に起因する課題の解決に寄与する技術の研究開発を行う。
測定指標:事業実施件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
| 2026年度 | 3.0 | - | - |
| 2027年度 | 3.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
洋上風力発電等の導入拡大に寄与する、低コスト技術研究開発事業を実施する。
測定指標:技術研究開発事業数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
| 2026年度 | 0.0 | - | - |
| 2027年度 | 0.0 | - | - |
※ 2020〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
一般財団法人日本気象協会
「風車ウェイクの観測および評価手法の検討に関する研究開発」に係る委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 諸経費 | 2.2億円 |
| 消費税 | 2,870万円 |
| 間接経費 | 2,610万円 |
| その他経費 | 2,090万円 |
| 研究員費 | 1,910万円 |
| 旅費 | 270万円 |
| 消耗品費 | 80万円 |
株式会社大林組
「次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発)/TLP型ハイブリッド浮体式洋上風車支持構造物の開発」にかかる委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 7,460万円 |
| 研究員費 | 2,660万円 |
| 再委託費 | 2,130万円 |
| 消費税 | 1,130万円 |
| 間接経費 | 1,020万円 |
| その他 | 120万円 |
東亜建設工業株式会社
「洋上風力発電低コスト施工技術開発(着床式基礎における洗掘防止工の低コスト構造及び施工方法の技術開発)」に係る補助業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 6,110万円 |
| 機械装置等費 | 1,650万円 |
| 委託費 | 950万円 |
| 研究員費 | 550万円 |
| 諸経費 | 190万円 |
| その他 | 40万円 |
国立大学法人長崎大学
「次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発)/TLP型ハイブリッド浮体式洋上風車支持構造物の開発」に係る再委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 諸経費 | 1,090万円 |
| 間接経費 | 460万円 |
| 物品費 | 250万円 |
| 旅費 | 140万円 |
| 研究員費 | 60万円 |
前田工繊株式会社
「洋上風力発電低コスト施工技術開発(着床式基礎における洗掘防止工の低コスト構造及び施工方法の技術開発)」に係る再委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 研究員費 | 380万円 |
| 機械装置等費 | 290万円 |
| 旅費 | 140万円 |
| その他経費 | 90万円 |
| 消耗品費 | 50万円 |
学校法人中部大学
「風車故障事故の実態と原因解明・早期復旧に関する国内外の動向調査」に係る再委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 旅費 | 110万円 |
| 間接経費 | 60万円 |
| 諸経費 | 60万円 |
| 研究員費 | 20万円 |
| 物品費 | 20万円 |
株式会社風力エネルギー研究所
国立大学法人東京大学
株式会社ウインドエナジーコンサルティング
一般財団法人日本海事協会
学校法人中部大学
260万円風車故障事故の実態と原因解明・早期復旧に関する国内外の動向調査を実施。
学校法人中部大学
株式会社長大
大成建設株式会社
株式会社アルバトロス・テクノロジー
国立大学法人横浜国立大学
戸田建設株式会社
川崎汽船株式会社
北海道電力株式会社
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
国立大学法人長崎大学ほか
4,760万円次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究を実施。
国立大学法人長崎大学
福井ファイバーテック株式会社
国立大学法人東京大学
国立大学法人広島大学
ケイライン・ウインド・サービス株式会社
株式会社ジーエイチクラフト
学校法人金沢工業大学
学校法人中部大学
国立大学法人香川大学
国立大学法人大阪大学
前田工繊株式会社
950万円洋上風力発電低コスト施工技術開発を実施。
前田工繊株式会社