2025年度当初予算
3.3億円
2024年度執行: 3.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
第11次交通安全基本計画において掲げられている目標「令和7年までに交通事故死者数を2,000人以下」を実現するため、自動車の安全基準の拡充・強化を行う。
現状・課題
自動車の技術革新について、いわゆる CASEと呼ばれる大きな潮流が生まれ、世界的な開発競争を通じ、自動車は従来の概念を超えた進化を遂げている。また、技術革新は、自動車の安全性の向上にも大きく寄与しており、衝突被害軽減ブレーキなどの安全運転を支援する装置の性能向上と普及拡大、更には自動運転車の実用化促進などを後押しし、交通事故の削減という社会的課題の解決を早期に図る鍵となっている。これらの高度な技術に対する期待は高まる一方、その技術に対する過信・誤解などによる新たな事故も報告されつつある。また、これまで以上に使用過程時における機能の適切な維持が重要視されてきている。このような背景を踏まえ、交通事故削減に向けた歩みを加速するため、交通事故削減に資する車両の安全対策を検討する必要がある。
事業の概要
日本は、自動車の安全確保に関する国際的な整合性を図るため、国連の「車両等の型式認定相互承認協定」に加入し、自動車の安全・環境基準について国際調和を推進しており、自動車の安全基準の拡充・強化に必要な技術評価等の調査を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.3億円 | - |
| 2024年度 | 4.4億円 | 3.8億円 |
| 2023年度 | 4.0億円 | 3.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 3.3億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック B一般財団法人日本自動車研究所
5,980万円
高圧水素タンクを搭載する自動車の安全確保に関する調査を行う。
一般財団法人日本自動車研究所
直接ブロック E独立行政法人自動車技術総合機構
5,050万円
先進安全自動車(ASV)の開発・実用化・普及の促進に関する調査を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック C独立行政法人自動車技術総合機構
3,950万円
衝突時の乗員保護に係る検討・調査を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック A独立行政法人自動車技術総合機構
3,840万円
電気自動車の安全性に関する検討・調査を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック D一般社団法人日本自動車研究所
3,510万円
車両安全対策の総合的な推進に関する調査を行う。
一般財団法人日本自動車研究所
直接ブロック H公益財団法人交通事故総合分析センター
3,000万円
車両安全対策に資する事故情報記録装置データ等の利活用に関する調査を行う。
公益財団法人交通事故総合分析センター
直接ブロック J一般財団法人日本自動車研究所
2,770万円
V2X歩行者支援に関する実験を行う。
一般財団法人日本自動車研究所
直接ブロック L独立行政法人自動車技術総合機構
1,990万円
多様な乗車姿勢における安全性の検討・調査を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック F独立行政法人自動車技術総合機構
1,850万円
ペダル踏み間違い時加速抑制装置等の国際基準策定等に関する調査を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック K独立行政法人自動車技術総合機構
1,780万円
出会頭事故に対する協調型支援のDS効果検証用DSシナリオ作成業務を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック G独立行政法人自動車技術総合機構
1,610万円
自動運転車に備える外向けHMIの要件に関する調査を行う。
独立行政法人自動車技術総合機構
直接ブロック I学校法人芝浦工業大学
1,000万円
ペダル踏み間違い時加速制御装置の海外技術動向及びアクセルペダル踏み込み速度に関する調査を行う。
学校法人芝浦工業大学
直接ブロック Mみずほリサーチ&テクノロジーズ(株)
1,000万円
高齢運転者の運転データに関する調査を行う。
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
交通事故死者数の削減目標の達成に向けて、検討会での結果を踏まえつつ、執行方法等の改善を行い、より効率的、効果的な事業の実施を図るべき。
事業所管部局による点検・改善
・第11次交通安全基本計画(令和3年度~令和7年度)が策定され、「令和7年までに交通事故死者数を2,000人以下とする」との目標が掲げられた。これを受け、令和3年6月にとりまとめられた交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会報告書において、今後の車両安全対策の方向性が示された。これを受け、本事業については、内容の見直しを行いながら、対策の実施に必要な交通事故の調査・分析及び安全基準・指針等の策定を、引き続き効率的に実施していく必要がある。・事業の特殊性から、一者応札が多数生じているが、事後的な原価計算モニタリングを行うなど、事後統制の手法を検討する。
改善の方向性
更なる死傷者数の削減に向けた車両安全対策を推進するため、今後実施する調査・分析については、「車両安全対策検討会」における対策の事前効果予測及び事後効果評価等の結果を踏まえ、より効率的・効果的かつ必要不可欠な車両安全対策に限って実施していくこととするとともに、事後的な原価計算モニタリングを行うなど、事後統制の手法を検討する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
車両安全対策検討会における審議結果を踏まえて、効果的な安全基準の策定が効率的に実施できるよう努める。
成果指標・目標値・実績値
車両安全対策検討会の審議において、保安基準、アセスメントやASVの検討状況について審議されているところ。本検討会の開催・審議は車両の安全性の向上に資するものである。
測定指標:1年間に開催された車両安全対策検討会の回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
令和12年までに、車両安全対策により、30日以内交通事故死者数を1,200人削減する(令和2年比)。
測定指標:車両安全対策による交通事故死者数削減効果[単位: 人]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 1200.0 | - | - |
車両安全対策に関する基準の追加・見直し等
測定指標:車両安全対策に関する基準の追加・見直し等を行うための情報収集・検討を行う調査研究の件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 10.0 | 9.0 | 90.0 |
| 2022年度 | 10.0 | 9.0 | 90.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 12.0 | 120.0 |
| 2024年度 | 10.0 | 13.0 | 130.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般財団法人日本自動車研究所
高圧水素タンクを搭載する自動車の安全確保に関する調査
5,980万円1費目 ▾
一般財団法人日本自動車研究所
高圧水素タンクを搭載する自動車の安全確保に関する調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 5,980万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
先進安全自動車(ASV)の開発・実用化・普及の促進に関する調査
5,050万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
先進安全自動車(ASV)の開発・実用化・普及の促進に関する調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 5,050万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 衝突時の乗員保護に係る検討・調査
3,950万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 衝突時の乗員保護に係る検討・調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 3,950万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 電気自動車の安全性に関する検討・調査
3,840万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 電気自動車の安全性に関する検討・調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 3,840万円 |
一般財団法人日本自動車研究所
車両安全対策の総合的な推進に関する調査
3,510万円1費目 ▾
一般財団法人日本自動車研究所
車両安全対策の総合的な推進に関する調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 3,510万円 |
公益財団法人交通事故総合分析センター
車両安全対策に資する事故情報記録装置データ等の利活用に関する調査【業務委託】
3,000万円1費目 ▾
公益財団法人交通事故総合分析センター
車両安全対策に資する事故情報記録装置データ等の利活用に関する調査【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 3,000万円 |
一般財団法人日本自動車研究所
V2X歩行者支援に関する実験【業務委託】
2,770万円1費目 ▾
一般財団法人日本自動車研究所
V2X歩行者支援に関する実験【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 2,770万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 多様な乗車姿勢における安全性の検討・調査【業務委託】
1,990万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 多様な乗車姿勢における安全性の検討・調査【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,990万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 ペダル踏み間違い時加速抑制装置等の国際基準策定等に関する調査【業務委託】
1,850万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 ペダル踏み間違い時加速抑制装置等の国際基準策定等に関する調査【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,850万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
出会頭事故に対する協調型支援のDS効果検証用DSシナリオ作成業務【業務委託】
1,780万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
出会頭事故に対する協調型支援のDS効果検証用DSシナリオ作成業務【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,780万円 |
※ 上位10グループを表示(残り3グループ)
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。