2025年度当初予算
3.0億円
2024年度執行: 2.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、起業や事業拡大を目指す個人又はスタートアップによる、情報通信技術 (ICT) に関する研究開発に対する研究開発費の支援と伴走支援を通じて、先端的な ICT の創出・活用によるICT分野における次世代の産業を育成することを目的とする。/なお、本事業における「スタートアップ」とは、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律(平成20年法律第63号)第2条第14項に規定する中小企業者等であって、日本において登記されており、その事業活動に係る主たる技術開発及び意思決定のための拠点を日本国内に有し、原則設立15年以内であることとする。
現状・課題
我が国のスタートアップ市場は、海外との比較において大きく立ち後れており、例として米国との比較においては、投資額・件数ともに小さく、その差が拡大しつつある。このような状況を受け、政府は「スタートアップ育成5か年計画」において、官民で一致協力してスタートアップの担い手を多数育成し、その起業を加速するため、スタートアップ創出に向けた人材・ネットワークの構築に取り組むこととしている。こうした政府全体の取組の一環として、情報通信の所管省庁である総務省において、ICT の研究開発を伴うスタートアップを創出・育成する必要がある。
事業の概要
起業又は事業拡大を目指すスタートアップ等に対し、ICT分野における研究開発の支援や、官民一体の伴走支援を強化することで、研究開発成果に基づくICTスタートアップのさらなる創出・育成を促進する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.0億円 | - |
| 2024年度 | 3.0億円 | 2.7億円 |
| 2023年度 | 3.0億円 | 2.7億円 |
| 2022年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A株式会社角川アスキー総合研究所
1.8億円
研究管理機関としての、間接補助事業者(D)への補助金交付に係る執行管理等
株式会社角川アスキー総合研究所
配分先ブロック D株式会社岩谷技研ほか
1.6億円
情報通信技術(ICT)分野の研究開発
株式会社岩谷技研
株式会社fcuro
AironWorks株式会社
株式会社ハイパーデジタルツイン
株式会社Nocnum
株式会社Blocq,Inc.
株式会社SAZO
株式会社Nefront
株式会社トレポータル
個人A
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2,260万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック Bデロイト トーマツ テレワークセンター株式会社
7,450万円
業務実施機関としての、事業の推進、支援機関ネットワークの構成、伴走支援
デロイトトーマツテレワークセンター株式会社
配分先ブロック E株式会社角川アスキー総合研究所ほか
3,850万円
スタートアップを創出するための萌芽的な研究開発支援の調査・研究の補助業務
株式会社角川アスキー総合研究所
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
直接ブロック Cデロイト トーマツ テレワークセンター株式会社ほか
660万円
スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業の運営等
デロイトトーマツテレワークセンター株式会社
株式会社ユーザベース
株式会社ビジョン
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・公開プロセスの結果を踏まえて修正や見直しの検討を行い、引き続き検討を要する場合は、来年度のシートにて反映できるよう検討を進めること。
事業所管部局による点検・改善
我が国ではスタートアップの創出・育成が不十分な状態であり、政府全体の政策方針 (スタートアップ育成 5 か年計画等) において、スタートアップの創出・育成が、重要施策として位置付けられ、日本全体の課題として取り組む必要があることから、本事業は政策体系の中で優先度が高く、かつ社会的ニーズを反映している。また、民間の取組だけでは不十分であり、同計画においては、官民で一致協力して取り組んでいくことが求められている。本事業は、国として最低限の研究開発部分を支援しつつ、「異能vationプログラム」の成果を活用しながら、官民の適切な役割分担の下に支援を行うものであり、有効性・効率性が高い。令和6年度は研究開発期間を十分に確保するとともに、短期アウトカムの成果目標を見直し、より採択者の実態に即した評価を行ったことで、短期アウトカムの達成率は改善された。
改善の方向性
令和7年度以降も早期公募をすることで、研究開発期間を可能な限り確保する。短期アウトカムの成果指標を、本事業を通じた活動の成果が測れるよう、「採択者の事業継続性」「研究開発課題の技術性」「ビジネスの有望性」の観点で評価する方法に変更した。さらに、外部有識者による点検における所見を踏まえ、短期、中期、長期のバランスを考慮し、中期アウトカムを「本事業の採択者および卒業者のうち投資を受けたスタートアップの件数」、長期アウトカムを「本事業により、投資を受け企業評価額を高めたスタートアップの件数」に設定した。 次年度以降も、目的の達成に向けて適切に事業を推進するとともに、適正な予算執行となるよう努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・アウトカム指標については、本事業の目的を踏まえ次のとおり修正した。短期アウトカム指標については技術開発の成果に着目した指標へ修正し、外部有識者における終了評価の評価基準において「事業性」と「技術性」を別々に評価するよう検討を行う。中期アウトカム指標については全体の規模(母数)がわかるよう、これまでの卒業者及び該当年度の採択者の総数に対する割合に目標値を再設定した。長期アウトカム指標については、卒業者の追跡調査の結果も加味し、企業評価額5億円を大きく超えた企業が出た場合や、企業評価額の上昇がなくとも、社会的インパクトを生み出した卒業者を有望なICTスタートアップと判断するような成果指標を再設定した。・支援金額を含めた全体的な制度設計の見直しについては、スタートアップへのヒアリング及び他省庁の支援金額の設定を踏まえ、支援金額の増額やスタートアップのニーズを捉えた新たな枠組みの創設など、より充実した事業とするための制度設計の検討を行う。また伴走支援における他府省庁等のスタートアップ事業と更なる連携・協力の強化について、既に一部省庁連携及び協力の検討を進めているところ、本取組を継続・強化して実施していく。
成果指標・目標値・実績値
多くの採択課題について、優れた研究開発成果を上げる。
測定指標:外部有識者による終了評価において、優れた技術開発の成果が見られた研究開発課題の件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 32.0 | 5.0 | 15.625 |
| 2024年度 | 32.0 | 19.0 | 59.375 |
| 2025年度 | 22.0 | - | - |
| 2026年度 | 22.0 | - | - |
| 2027年度 | 22.0 | - | - |
採択課題への支援を通じ、新たな投資を受けるスタートアップ数の増加に寄与する。
測定指標:事業開始から3年後(R8)における、本事業の採択者及び卒業者のうち、VC等から投資を受けた企業数の割合[単位: %]
年度別データを表示(2026〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 30.0 | - | - |
多くの卒業者の輩出を通じて、国内発の有望なICTスタートアップを創出する。
測定指標:事業終了の翌年度(R10年度)において、調達後企業評価額や社会的インパクトの創出等の観点から優れた成果を得た卒業者の割合[単位: %]
年度別データを表示(2028〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 25.0 | - | - |
スタートアップとしての民間投資の対象となり得るICTの研究開発課題を各年度において継続的に採択する。
測定指標:研究開発課題の採択数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 35.0 | 40.0 | 114.28571 |
| 2024年度 | 35.0 | 22.0 | 62.85714 |
| 2025年度 | 25.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社角川アスキー総合研究所
令和6年度情報通信技術研究開発推進事業費補助金(スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業)
1.8億円2費目 ▾
株式会社角川アスキー総合研究所
令和6年度情報通信技術研究開発推進事業費補助金(スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1.6億円 |
| 業務管理費 | 2,700万円 |
デロイトトーマツテレワークセンター株式会社
令和6年度スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援に関する調査・検討業務の請負
7,450万円3費目 ▾
デロイトトーマツテレワークセンター株式会社
令和6年度スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援に関する調査・検討業務の請負
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 3,300万円 |
| 委託費 | 2,750万円 |
| 業務請負費 | 1,400万円 |
株式会社角川アスキー総合研究所
スタートアップを創出するための萌芽的な研究開発支援の調査・研究の補助業務
2,760万円2費目 ▾
株式会社角川アスキー総合研究所
スタートアップを創出するための萌芽的な研究開発支援の調査・研究の補助業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,150万円 |
| 物品購入費 | 610万円 |
株式会社岩谷技研
気球を用いた宇宙遊覧サービスの実現
2,000万円1費目 ▾
株式会社岩谷技研
気球を用いた宇宙遊覧サービスの実現
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費等 | 2,000万円 |
デロイトトーマツテレワークセンター株式会社
「ICTスタートアップリーグ」の国際的な周知及び成果の海外展開のための支援業務等の調査研究
640万円3費目 ▾
デロイトトーマツテレワークセンター株式会社
「ICTスタートアップリーグ」の国際的な周知及び成果の海外展開のための支援業務等の調査研究
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 旅費交通費 | 340万円 |
| 人件費 | 290万円 |
| その他 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。