2025年度当初予算
2,000万円
2024年度執行: 1,400万円
事業の目的・概要
事業の目的
企業が資本市場参加者に対してサステナビリティ情報を開示する際に用いる基準設定及びサステナビリティ情報の信頼性を確保するための第三者による保証に関する基準設定に貢献し、日本からの意見発信の影響力を向上させるとともに、人的資本をはじめとするサステナビリティ情報の開示の充実に向け、日本が国際的な基準設定をリードすること。/上記の施策を踏まえ、サステナビリティ開示基準の設定やその法令上の位置づけ、サステナビリティ情報に対する保証のあり方等の議論を進め、日本のサステナビリティ情報開示の充実を推進すること。
現状・課題
国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が設定する国際基準が我が国のステークホルダーが受け入れられないものとなってしまうと、国内制度を混乱させるため、ISSBが行う国際基準設定に対して効果的な意見発信を行うことが重要。 /また、監査・保証を実施する際に用いられる監査・保証・倫理の国際基準は、国際倫理・監査財団(IFEA)の下で、国際監査・保証基準審議会(IAASB)及び国際会計士倫理基準審議会(IESBA)によって設定されている。IAASBやIESBAの基準設定におけるデュープロセスの監視等を行う公益監視委員会(PIOB)の資金源の多様化が、PIOBの監視機関であるモニタリング・グループ(MG)により求められることとなり、MGのメンバー機関に所属する各当局からの資金拠出が求められている状況であり、日本の影響力を確保する観点から対応を行う必要がある。
事業の概要
○国際的なサステナビリティ開示基準の設定に関する議論の動向等を把握し、国際的なサステナビリティ開示基準についての日本の考え方についての意見発信を強化するため、国際的なサステナビリティ開示基準の設定に関する質の高い情報の収集、日本として効果的な意見発信等に係る事務を、サステナビリティ報告に関する高度な専門知識を有する者に委託する。/○サステナビリティ情報の信頼性を確保するための第三者による保証に関する国際的な基準設定に貢献するため、国際監査・保証基準審議会(IAASB)及び国際会計士倫理基準審議会(IESBA)を監視する公益監視委員会(PIOB)の活動に対して、日本から必要な資金を拠出する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2,000万円 | - |
| 2024年度 | 2,000万円 | 1,400万円 |
| 2023年度 | 2,000万円 | 1.1億円 |
| 2022年度 | 2,000万円 | 1.1億円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック Bボストン・コンサルティング・グループ
1,180万円
海外における人的資本の優良開示例に関する調査
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
直接ブロック A公益財団法人財務会計基準機構
220万円
国際サステナビリティ基準審議会等の議論に関する意見発信等に係る事務
公益財団法人財務会計基準機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
○引き続き競争性の確保に留意した調達を行い、適切な予算執行に努めること。○外部有識者の所見を踏まえ、適切な目標設定を検討していくこと。
事業所管部局による点検・改善
アクティビティ1について、サステナビリティ報告に関する高度な専門知識を有する者において、ISSBによる国際会議に出席・発言し、ISSBにおける議論の情報を収集するとともに、国内外のISSB関係者等との意見交換を通じて、ISSB公開草案等に対する意見発信を実施した。こうした働きかけ等を受けて、ISSBの今後の方向性に日本の関係者からの意見が取り入れられる見込みが高くなった。アクティビティ2について、PIOBに対する資金拠出は、IAASB及びIESBAの基準設定プロセスにおける日本の影響力確保に寄与した。拠出先(PIOB)の日本人メンバーのIAASB及びIESBAの基準設定におけるデュープロセス監視プロセスへの貢献、日本からの資金拠出、基準設定プロセスにおける日本からの有益な意見発信といった、IAASB及びIESBAの基準設定プロセスへの貢献により、2024年11月のIAASBメンバー選定において、日本人メンバーが選任されることとなった。これにより、今後も継続的にIAASB及びIESBAの基準設定に対して影響力のある意見発信を行っていくことが可能となった。
改善の方向性
アクティビティ1について、令和6年度の事務委託において、契約金額と執行額の一定程度の乖離が生じてしまった。国際会議への参加形式をやむを得ず対面からオンラインに変更したため渡航費等が発生しなかったことが理由ではあるが、契約後に不測の事態が起こった際にも柔軟な対応をできるよう、入札説明会を開催する場合は委託内容の丁寧な説明を行うとともに、仕様書の記載を工夫する等の対応を行いたい。
外部有識者による点検
今後の動向が不透明な現状では、アウトカムを複数設定することが難しいことは理解できますが、今後の動向に応じできるだけ具体的なアウトカムの設定を行うよう努力していただきたい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
○引き続き、国際的なサステナビリティ開示基準の設定に関する議論の動向等を把握し、日本の考え方についての意見発信を強化するため、令和8年度において、前年度と同規模の予算要求を行う。○アウトカムについてはより適切な目標設定ができるか検討する。
成果指標・目標値・実績値
国際会議への参加等を通じ、国際的なサステナビリティ開示基準の設定に関する質の高い情報を収集し、国際的なサステナビリティ開示基準の設定への貢献及び日本からの意見発信を強化する。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
PIOBが国際監査・倫理基準設定主体のデュープロセス監視のために必要となる資金を、政府からPIOBに拠出することを通じ、日本の国際的な基準設定に対する影響力を確保・向上する。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
国際的なサステナビリティ開示基準の策定に関する議論に積極的に参画する。
測定指標:国際会議等への参加回数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 9.0 | 4.0 | 44.44444 |
| 2023年度 | 9.0 | 9.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
PIOBへの資金拠出
測定指標:拠出金[単位: 千円]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 10000.0 | 10000.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 10000.0 | 10000.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 10000.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
海外における人的資本の優良開示例に関する調査
1,180万円1費目 ▾
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
海外における人的資本の優良開示例に関する調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,180万円 |
公益財団法人財務会計基準機構
国際サステナビリティ基準審議会等の議論に関する意見発信等に係る事務
220万円1費目 ▾
公益財団法人財務会計基準機構
国際サステナビリティ基準審議会等の議論に関する意見発信等に係る事務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 220万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。