2025年度当初予算
6,400万円
2024年度執行: 5,600万円
事業の目的・概要
事業の目的
農業者の所得確保及び稲作農業の体質強化を図るためには、生産コスト低減意識の醸成を基調としながら米の多収品種の導入やスマート農業技術の導入などにより生産コストを低減しつつ生産力を強化する必要があることから、産地における米の超低コスト生産モデルの確立に向けた取組を支援する。
現状・課題
米の超低コスト生産支援/ 令和5年産の農産物生産費統計によると、個別経営(認定農業者・15ha以上)は11,350円/60kgとなっており、食料・農業・農村基本計画の目標の9,500円/60kgには達していない。米生産費のうち労働費や農機具費、肥料・農薬費が大部分を占めており、これらをはじめとする生産コストの現状分析や課題抽出は喫緊の課題となっている。そのため、生産コスト分析やコスト低減対策の検討や実証、普及の取組を一層推進していく必要がある。
事業の概要
米の超低コスト生産支援/ 米の輸出拡大等に向けて、農業者や地方自治体、農業団体など地域の関係者が連携して、大幅なコスト低減を目指す産地に対して、コスト分析やコスト低減に係る取組状況の把握、課題抽出、必要となる技術・多収品種の導入実証、人材育成等の取組を総合的に支援。(補助率:定額(上限1,000万円/コンソーシアム))
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 6,400万円 | - |
| 2024年度 | 5,900万円 | 5,600万円 |
| 2023年度 | 7,300万円 | 6,830万円 |
| 2022年度 | 5,000万円 | 1,300万円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A地方農政局等
3,200万円
管内の都道府県再生協議会に対する補助金の交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督
東海農政局
北陸農政局
関東農政局
東北農政局
配分先ブロック B都道府県農業再生協議会
3,200万円
都道府県下のコンソーシアムに対する補助金の交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督
愛知県農業再生協議会
福井県農業再生協議会
茨城県農業再生協議会
山形県農業再生協議会
配分先ブロック C地域農業再生協議会
コンソーシアムに対する補助金の交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督
支出先名の記載なし
配分先ブロック Dコンソーシアム
3,200万円
生産コストの現状分析、課題抽出、低減対策の検討や実証、普及等の取組
愛知県米トータル生産コスト低減対策協議会
小浜市低コスト米生産実証コンソーシアム
龍ヶ崎市稲作低コスト化検討協議会
持続可能な地域農業実践隊
直接ブロック E公益財団法人流通経済研究所
2,390万円
スマート・オコメ・チェーンを活用した米の付加価値向上・流通合理化モデル創出に向けた取組
公益財団法人流通経済研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
米需要減による米価低迷、生産資材価格の高騰等に対応しうるには、稲作農業の体質強化を行う必要がある。しかしながら、生産コストを把握し、その課題や改善策を実施している経営体は限定的である。そこで、生産コスト分析やコスト低減に資する技術実証、普及等に関する経費について国が支援を行うことにより、米の超低コスト生産のモデルとなる産地の創出、展開が期待できる。また、米の生産から消費に至る過程における品質情報等を共有する効率的な仕組み(スマート・オコメ・チェーン)を構築することで、流通合理化や付加価値の向上、ひいては米の消費拡大や農業者の所得向上にも寄与することが期待できるものであり、政策目的の達成手段として、国費を投入して優先的に進める必要のある事業である。
改善の方向性
本事業により、生産コストの低減が図られている事例を、低減できていない産地に対して周知・指導することで、生産コスト低減を図る。なお、米の付加価値向上・流通合理化支援は2024年度で終了とする。また、スマート・オコメ・チェーンに係るJAS規格の普及については、引き続き周知を図る。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き事業の効果的・効率的な実施に努める。
成果指標・目標値・実績値
本事業の事業実施主体における米の生産コストを事業実施時点から20%低減する
測定指標:事業実施主体における米の生産コストの削減率[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 20.0 | 9.0 | 45.0 |
| 2023年度 | 20.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 20.0 | - | - |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
スマート・オコメ・チェーンに係るJAS規格の制定
測定指標:JAS規格における米の流通行程管理基準の制定[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2023年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
本事業の事業実施主体における米の生産コストを9,500円/60kgに低減する
測定指標:事業実施主体における米の生産コスト[単位: 円/60kg]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 9600.0 | 12061.0 | 125.63542 |
| 2023年度 | 9600.0 | 13515.0 | 140.78125 |
| 2025年度 | 9500.0 | - | - |
スマート・オコメ・チェーンに係るJAS規格の普及
測定指標:スマート・オコメ・チェーンに係るJAS規格に則った行程管理実施者数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
超低コスト生産に取り組むコンソーシアム以外の担い手も含めたコメの生産コストを9,500円/60kgに低減する
測定指標:担い手の米の生産コスト[単位: 円/60kg]
年度別データを表示(2022〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 9600.0 | 10807.0 | 112.57292 |
| 2023年度 | 9600.0 | 11350.0 | 118.22917 |
| 2024年度 | 9600.0 | - | - |
| 2025年度 | 9500.0 | - | - |
| 2030年度 | 9500.0 | - | - |
米の1人当たり消費量の減少傾向に歯止めをかける
測定指標:米(米粉用米・飼料用米)の1人当たりの消費量[単位: ㎏/人/年]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 51.0 | - | - |
| 2027年度 | 50.0 | - | - |
| 2028年度 | 50.0 | - | - |
| 2029年度 | 50.0 | - | - |
| 2030年度 | 50.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
モデル的取組の育成
測定指標:コメの超低コスト産地化に係る取組件数[単位: コンソーシアム]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 5.0 | 2.0 | 40.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 4.0 | 66.66667 |
| 2024年度 | 10.0 | 4.0 | 40.0 |
| 2025年度 | 10.0 | 3.0 | 30.0 |
| 2026年度 | 10.0 | - | - |
スマート・オコメ・チェーンを活用した米流通の検討
測定指標:規格制定等の検討グループの設置数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
公益財団法人流通経済研究所
スマート・オコメ・チェーンを活用した米の付加価値向上・流通合理化モデル創出に向けた取組
2,390万円4費目 ▾
公益財団法人流通経済研究所
スマート・オコメ・チェーンを活用した米の付加価値向上・流通合理化モデル創出に向けた取組
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 970万円 |
| 委託費 | 920万円 |
| 役務費 | 430万円 |
| その他 | 70万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。